白と黒のコントラストが気持ちいい全編モノクロの映画「コーヒー&シガレッツ
」。この映画はキャッチコピーにあるように、コーヒーとたばこにまつわる、至福のリラックスムービー?で、11のショートストーリーでできている。なにがリラックスムービーなのか、今ひとつわからなかったが、思ったのは、これらの話全てにおいてシチュエーションが同じであるということだ。すなわち、(1)白と黒を基調としたテーブルといすに二人の人間が相対する(つまり差し)
(2)コーヒーとたばこが登場する(一話をのぞく)
(3)必ずコーヒーで乾杯する(チアーズ)
(4)そしてこの二人の関係性がそれぞれのストーリーのタイトルになっている。
話の内容はありそうで、なさそうなたわいもないやりとりなのだが、その中で二人の駆け引きが見られる。このへんがこの映画の見所だと思うのだが、私は少し退屈だった。西洋のスタイル、価値観が今ひとつ心にこなかったのである。アイデアはおもしろいが、どうも私の中では咀嚼しきれない部分があった。
もし、これと同じシチュエーションで日本版があったらまったく別の世界感になっているのではないかと思う。きっとその時、その場所の世相が反映されるだろうから。
(おしゃれはオシャレなんだけどね。)(★★☆☆☆)