『アーラ』。可児市文化創造センターが発行している情報誌である。この情報誌と出会ったのは先述の『サクソフォンの生い立ち』のレクチャーコンサートでセンターに行った時の事だ。私はこの情報誌をみてちょっとした感動を覚えた。A4、16ページの小冊子だが、芸術がテーマになっている事もさることながら、その記事ひとつひとつの内容がとても興味深く、とても簡潔なのである。
ことテーマが芸術の話になると、解釈のしかたや、ものの見方のちがいなどで話が長くなってしまったり、何を言いたいのか結局わからなかったりする事が多いのだが編集の妙なのだろうか、とても理解しやすい編集内容なのである。また、レイアウトデザインにおいても美しいグリッドデザインが施されており、文字が行間などの文字組も美しい。最近はパソコンの弊害ともいえるひどいデザインが横行してるから、久々に納得のいくデザインを見たという感じでとてもうれしかった。
可児市文化創造センターの愛称「ala(アーラ)」は、イタリア語で「翼」の意味。 21世紀に大きく羽ばたく文化創造の場でありたい、という願いが込められているそうです。