美術館でアートを鑑賞する際に大切な事は、展示会のテーマが何なのかをできるだけ把握する事だと思います。それぞれ展示会には主催者側の考えたテーマがあるはずなので、それを事前にチラシやホームページである程度把握しておくと、理解が高まります。
また、より深く鑑賞したいと思うなら展示される作家の人となりを知る事をおすすめします。
個展の場合などは、必ず年表が入り口付近にあるので、それを見て創作活動の転機と思われる人生のポイントをいくつかおさえると良いです。例えば、その作家に恋人ができた。とか、他の芸術家との出会いがあった。最愛の人をなくした。などです。作品は芸術家の人生観や精神状態を表現したものなので、「こういう心境の時だからこの作品ができた」という事がわかりますし、そのときの感情をよりその作品から受ける事ができます。

芸術はそれを見る人がいて初めて成り立つものだと常々思います。見る側が、その芸術家の価値をきめるのです。だから、美術館でより感動を得たいのなら、できるだけその作家の情報を事前に調査し、そして美術館の展示プランを現地でいち早く理解することが大切だと私は思います。