みなとみらいにある横浜美術館に初めて行った。外観は石づくりで横浜みなとみらいの景観に大変マッチしている。中にはいると空が見える吹き抜けの屋根になっていて、ところどころに、オブジェが置いてある。私が行った時はちょうどそこでフルートの生演奏が催されており、ラフマニノフなどの楽曲を演奏していた。企画展示は「マルセル・デュシャンと20世紀美術」であった。そこで気を引いたのが「チェックシートプログラム」なるものだ。これはデュシャンの作品と、他の作家がデュシャンに刺激を受けて制作した作品が16組のペア毎に比較できるようになっており、それらを比較しながらチェックシートを使いそれぞれの作品を評価するというものだった。デュシャンは、美術は作品と見る人との両方がそろってはじめて成り立つと考えており、作品の評価は作者の意図とは無関係に、見る人が決めるものだとも語っていたそうだ。このプログラムはそれをライブ感覚で実践したものと言えよう。個人的には作品が作品だっただけにかなりチェックシートの記入に苦労した。