ポップアートの手法でフォトモザイクと言われるものがある。これは、小さな写真をモザイク状に貼り合わせて一つの写真や絵を作り上げるものである。有名なものでは、モナリザやダイアナ妃の肖像などがある。以前は苦労して写真を貼り合わせていたが、最近ではモザイクのピースとなる画像の色調を数値的に解析し、自動的にフォトモザイクを作ってくれるソフトも出ている。この手法は、モザイクのピースとなる写真にテーマ性を持たせることで、作品自体に付加価値を付けられる点が特徴であり、コンセプチュアルアート的な要素も含んでいる。写真のダイアナ妃の切手は彼女が「英国のバラ」と呼ばれているということからバラの写真1,107枚でできている。哀悼の意を表現したすばらしい例である。