「カクテルブルースin N.Y.」は1986年から3年間、フランスの週刊誌「レヴェヌマン・ドゥ・ジュディ」に好評連載されたショートショートの中から42話を抜粋して1冊にまとめた本です。内容はニューヨークの場末のバー「ジェイズ」で起きるエピソードをユーモアたっぷりに描いたショートストーリー集で、全ての物語にその話の内容にあったカクテルとそのレシピが紹介されています。これだけでも酒好きにとっては興味をそそられるのですが、この本のイラストがまたおしゃれなんです。品のいい配色と、大人の雰囲気たっぷりのタッチが、物語に出てくるキャラクターのイメージとぴったりあっています。
登場人物はバーテンダーでマスターの「ジェイ」と黒人のピアニスト、それからいろいろなシチュエーションで現れる客たちです。まさにカクテルブルース。思わず好きなお酒を片手に、ジャズを聞きながら読みたくなります。

著者: エルベ ルテリエ, Herv´e Le Tellier, 植田 洋子
タイトル: カクテルブルースin N.Y.