最近娘から

真顔“お悩み相談室開いて!”

とよく言われるようになった


相談内容は、行き渋りの原因になってるような複雑な感情から体育でやる鬼ごっこの際の愚痴まで幅広いものだけど、

小さなことでも“話を聞いてもらいたい”と思ってくれていることが嬉しい


そんな今日は、先日のブログにも書いた件で娘の担任と面談してきた。


▼行き渋りのある娘のモヤモヤ話



私の仕事上がりに合わせて1時間ほど時間をとってもらい、

ゆっくり話を聞いてもらうことができた。


忙しい中対応してくれた先生には感謝!


私が伝えたこととそれに対する担任からの返答をざっくりまとめると


⚫︎まだ行き渋る状況は続いている

⚫︎学校が嫌だな、と思う理由を家庭ではこんな風に話している

→家でそれだけ母に話せていることがまず安心。この先もそういう関係でいられるといいね

電話で聞くより面談でこうして直接お話しできると状況がよくわかっていい


⚫︎娘曰く“頭が混乱する”状況の際、娘としてはどんな対応が希望か

(①気持ちの切り替えやマイペースでいられるリソースルームのような場所があれば行きたい

②耳を塞ぎたくなる状況になった時イヤーマフを使用してみたい

③最近ハマってる消しゴムハンコのように自分のペースで取り組める時間があれば気持ちの切り替えはできそう)



娘に購入したイヤーマフ

↓↓




それに対して、学校でできる対応は何かあるか?


→リソースルームなるものはおそらく現状どの学校にもない。しかし、保健室や、教室の隅にスペースを作ってそこで過ごすことをOKとしている子も中にはいる。本人が皆の中でそう過ごすことに抵抗がないなら考えてもいい。

イヤーマフに関してはOK。


→消しゴムハンコは、カッターナイフを使うからそれはNG。だけど他の形で癒しになるグッズを持参する、こんな形で過ごしてみたいなどあればその都度相談してトライしていきましょう。他の皆の集中力が大きく削がれるものや、危険なものはOKできないが、必要であれば娘と話し合っていい案を探してみて。


→イヤーマフに関して聴覚過敏ではなさそうだし、長くは続かない&あまり意味がないかもしれないが、本人が伝えてきたことを受け止めてチャレンジしてみることを積極的に応援していきたい

→確かにそれで心が落ち着くかもしれない、本人がやってみたいと思うことならトライする価値はあると自分も思う


⚫︎カウンセリングルームに行ってもいい日を先生からも声掛けしてもらえないか(本人任せだと流されてしまう&忘れてしまうこともあるので)

→今も声はかけている。

先日は声かけたところ“今日はいいや”と行かなかったことがあった。本人のここで過ごしたいという気持ちとでも結局そこで頑張りすぎて疲れてしまう、というバランスがまだ本人自身わかっていないかもしれないね


→カウンセリングルームだったり、授業の合間の保健室滞在だったり、少し積極的に休息を取り入れるよう促すことも効果的かもしれないので引き続き声をかけて促してほしい

→OKです


⚫︎周りが気にならない後ろの席にしてもらうことは可能か

→ちょうど11月に席替えを予定している。本人には裏工作については言わずにいてほしいが、試しに後ろの席にしてみましょう


⚫︎保健室に行く=体の不調がないとダメと感じている節があるが、心の不調でも気軽に行くことはできないか

→できる。

授業中も、休み時間も本人が伝えてくれたら行っていいよと言ってあげられる。

それが言いやすぐなるよう担任からも娘に直接伝えてみようと思う。



また、先生から

ここまで周りの目が気になっている様子の娘さんだが、こうした特別対応をしていくことは本人はOKだろうか?

と聞かれたので


⚫︎イヤーマフをつけるなど特別な対応ができるとしたら、そのことを娘の困り感の話と共に娘不在の際にクラス全体で共有してもらえないか?

というお願いをしてみた。


これが娘本人からの希望であること、

また家庭においても、“学校に行きたくないんだね”を家族間が共有していることが娘にとっても少し気が楽に感じているように見えることを伝え、周りにも理解してもらいながら娘本人が良い折り合いの付け方を探し見つけていってほしいと思っていることを伝えた


→ 明日にでも朝学習の時間でクラスで共有して、娘の感じてることを話し、皆にもそういうことあるよね


という話と共に、

娘の場合は家族と学校で話してあってこんな風にしてみようかと出た案だから見守ってほしいと伝えると、


→娘さんとお母さんは少し遅れて1限に間に合うよう登校すればOKです


そんなやりとりをさせてもらった。


担任の先生は支援コーディネーターの役割も担っている先生なので理解があり、話が早いし、対応も素晴らしく迅速で温かく、とても心強いと思った。


大きな改善に直接つながるものではないかもしれないけれど、娘と話したことを学校と連携しながら対応していけること、娘発信の事柄が形になっていくことで少しでも“願って動けば叶うことがあるんだ”

という経験につながってくれたらいいなと思う。


明日、イヤーマフを持って付き添い登校する予定です{emoji:590_char4.png.ニコニコ}