グレーゾーン発達障害を疑う5歳の凸凹っ娘うーちゃんについてを綴っています。
2020.7 発達検査(田中ビネー)
2020.9〜 幼稚園での加配サポート・発達指導OT開始
現在 療育機関探し中
年中さんの保育参観日。
怖いもの見たさ、という表現がしっくりくるほど
ドキドキしながら迎えた当日。
うーちゃんには朝食時に
「ちょっとあとで見に行くわ」と最大限軽く伝え、
「え?!何?!くるの?ママが?本当に?」
という興奮気味のうーちゃんの質問も
「アイタタタタたっ!!なんか歯が痛い!虫歯かな!!見てみよ〜っと」
と華麗に(笑)かわし
いざ送り出してからしれ〜っと教室へ向かいました
*
おはようの会では、
全体的にどの子もよく先生のお話を聞いているなと言う印象だった。
これが5歳児の姿かぁ・・・と妙に感心。
うーちゃんは当番の係で
小さな小さな消え入るような声だったけどちゃんとご挨拶できていて、
あんなに大勢に見られている中、きっとものすごい緊張の中だったろうに、よく頑張ったなぁと思いました。
個性豊かな出し方をしつつも“ちゃんと座って”“先生を見て”“話が聞けている”子どもたちの姿がある中で、
うーちゃんは後ろの方で立ち歩いたり、周りのお母さんに喋りかけたり、席を移動したり、落ち着かない様子もあって、やっぱり少し目立っていた。
それでも、周りを気にしつつも最後まで興味と集中がプツンとは途切れないままいられた姿には、年少の頃からの成長を感じ嬉しくなった。
(年少の参観日の時の様子はこちら→★)
会の後は展覧会に向けての作品作りを観賞。
苦手な共同作業でどうなることかと冷や冷や見守っていたけれど
そこでのうーちゃんも、なんと
ズドーンと落ち込むこともなく、
固まることもなく、
逃げ出すこともなく、
それなりに自分を出しながら周りとコミュニケーションも取りつつ
なんだかんだうまくやっていた。
もう私釘付け
途中、思い通りに行かない時に、表情がみるみる暗くなった時があり、
あ〜気持ち崩れてしまうかな、もうダメかな
と思った瞬間もあったけど、ちゃんと気持ちを立て直し、
最後まで意欲的に取り組めていたのには本当に驚いた!
ものすごい成長を感じた。
年少の時の経験もあり、いろんな姿を想像してたし覚悟してたんだよね
どうなってもいい、さぁこい!!受け止めろ自分!!
(フーーッフーッ)
と戦闘態勢バッチりで当日を迎えていた部分が大きかったから
ある意味拍子抜けだったし、我が子のうまくやる姿を見たいという期待感や願いとは裏腹に“もっと思いを出して欲しい、出していたらどうなっていたんだろう?”なんて気持ちも多少残ったけれど、、、
てゆーーのは、いや、やっぱりキレイゴトかも
わかんない
明らかに集団の中でつまづいている我が子がいたら直視できていただろうか。
年少の時と同じように落ち込んでいたのかな、ともやっぱり思う。
ただ、今回私の中で変化があった部分として
我が子と他の子の育ちを比較しようと思えばそんな立ち振る舞いはたくさんあったけど、
今回の私はそこに対しては意識を向けなかったこと。
他の子との比較ではなく、年少の頃や運動会の時など過去の姿からの成長が
感じられたこと、そしてそれがとても嬉しかったこと。
があげられる。
見つめようとしなければ見えてこない成長ってあるなぁと改めて感じた参観日でした。
今回の参観を通して、
保育参観に対する親の気持ちの持ち用、子供への目の向け方を考えた時、
『参観日とは、我が子の育ちを確認する機会。それは他の子と比べるためのものではなく、過去のその子自身の姿と比べて成長を見つめる機会』
そんな目でいることをこれからも忘れたくないなと思った。
ちょっと前の姿と比べてあるいは一年前の姿と比べて
どこらへんが変化していて、どこらへんがまだ難しい部分なのかを知る
参観とはそんな気持ちで挑むものなのだと考えれば、
子の姿に凹みすぎることもなく、できないことを責めるでもなく
焦る必要もなくなるんだなと思う。
ゆっくりでもうーちゃんがちゃんと前に進んでる姿を見つけられたこと、
大きな大きな収穫でした。
そしてもう一つ、
今回、“集団の中でもやれた”“切り替えられた”という成功体験をつめた事ってうーちゃんにとってはとても貴重な体験で、
それがこの先の自信や意欲という形で彼女の中で力になっていってくれたらなと願っています。
もちろん良い状態で活動に入れるよう、リソースルームの活用も含めて本人状態を調整してくれていたことが園のサポート体制が功をなした部分は大きい。
でもやっぱりうーちゃん本人がまずは頑張ったよなぁ、
と心から思えることにホッとしたりしています。
「参観で見た今の姿はあくまでも過程、そこで落ち込んだり嘆いたりするのではなく
これから一年後、二年後、小学校へ入ってから、その先へ・・
我が子のこの先の成長を見つめていくための1つのきっかけになったらいいよね」
昔言われたこの言葉を胸に、今後の参観も向き合っていきたいなと思います。