ターゲットのイメージに合わせるには(トーンの種類)
配色計画に重要なトーンだが、その種類は以下の11種類に分類される。
①鮮やかなトーン
最も鮮やかな色。
活動的なイメージがあり、色のイメージを強く出したい時に効果的。
また、子供は鮮やかな色を好む傾向にあるので、幼児向けコンテンツなどにも向いている。
②明るいトーン
明るく華やかな色。
容器で健康的なイメージ、若々しいイメージがあるので、楽しさを演出するコンテンツに最適。
③深いトーン
深く、濃い色。
鮮やかさを抑えた大人っぽい雰囲気がある。
和テイストの演出にも向く。
④軽いトーン
浅く、澄んだ色。ある種の女性らしさや、子供っぽい表現に使える場合もある。
⑤柔らかいトーン
柔らかい色。
比較的中途半端に感じやすいトーンのため、ぼんやりしたイメージにもなりやすい。
⑥鈍いトーン
鈍く、くすんだ色。
ソフトトーン同様中途半端に感じやすいので、使いどころを間違えないようにしたい。
⑦暗いトーン
暗い色。
重く、堅いイメージ、男性的な力強いイメージなどを作りやすい。
暗く単調になりやすいが、鮮やかな色と組み合わせて使うとアクセントになり、効果的な演出ができる。
⑧淡いトーン
薄く、弱い色。
淡く、優しいイメージで、医療系、健康系に使われやすい。
メリハリに欠けるため、ダークトーン同様アクセントカラーの使い方が重要になる。
⑨ライトグレイトーン
グレーに近い色。
渋さや落ち着き、大人しいイメージがある。
ニュートラグレーでは冷たすぎる場合などに、色味をつける目的で使われやすい。
⑩グレイトーン
グレーに近く、暗めの色。
濁った感じや地味なイメージなので、使いどころは限定される。
⑪ダークグレイトーン
ほぼ黒に近い色。
黒に若干色味をつけたい場合に使う。
Webブラウザでは環境によって色がぶれるため、黒との違いがわからない場合もある。
使用はできるだけ避けたほうが良い。
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ターゲットのイメージに合わせるには(色相とトーン)
色はサイト全体のイメージに大きく影響するので、配色計画はとても重要だ。
配色の経験が少ない人ほど、赤、青などの色相に重点を置いて考える傾向にあるが、配色計画は初めにトーンを決定してから色相を調整するとよい。
色相・彩度・明度
色の3属性は色相(色味)・彩度(鮮やかさ)・明度(明るさ)である。
このうち、彩度と明度を組み合わせて分類したものをトーンと呼ぶ。
1つの色相にも様々なイメージ
例えば、赤という色。唇の色でもあり、女性的な配色によく使われる。
しかし時に血の色でもあるため、男性的な力強さを表現する場面でも非常によく使われる。
赤を基調とした配色は、女性的にも男性的にもなりうるわけだ。
色相から配色計画を立てていくと、初心者ほど特にこういった罠に陥りやすいだろう。
トーンは感情に直結する
同じ色相でも周囲との関係や場面で感じ取るイメージが変わってくるが、同じトーンであれば、色相が変わっても共通した感情効果を演出できる。
トーンが決定されれば、どんな色相を使ってもちぐはぐなイメージになりにくいので、まず初めにトーンから検討していくと効率がよいだろう。
共通要素とコントラスト
色を調和されるためには、必ず共通要素が必要だ。
トーンも色相もバラバラだと、調和させるのはかなり難しいと思った方がよい。
また、退屈な印象を与えないためには、コントラストも必要である。
トーンを共通要素として調和をとり、色相でコントラストをつけるのが、配色計画において最も失敗しにくい方法である。
いずれにせよ、常に調和とメリハリを心がけて配色計画をたてることが大切だ。
そのために、トーンを意識しておくことは非常に重要である。
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色相環をベースにした色相選択
トーンを決めた後は、色相の選択だ。
ここでは、色相環(しきそうかん)をベースにした調和配色を紹介する。
①ダイアード
色相環の対極にある2色の組み合わせをダイアードと呼ぶ。
古くは、ゲータが推奨した配色で、混合するとほぼ無彩色になることから、バランスがよいと考えられている。
②スプリット・コンプリメンタリー
ダイアードの片側を両隣の色相に分裂させた配色。
色数が増えながら、お互いのグループは補色関係(色相環の対極)にあるため、調和とコントラストが両立できる配列だ。
③トライアド
3色配色。色相環を3等分し、正三角形を描いた頂点の色によるもので、語源は音楽の三和音に由来する。
④テトラード
4色配色。色相環を4等分し、正方形を描いた頂点の色によるもの。長方形や平行四辺形というバリエーションもある。
⑤ペンタード
5色配色。色相環を5等分し、正五角形を描いた頂点の色にとるもの。トライアード+白+黒というバリエーションも存在する。
⑥ヘクサード
6色配色。色相環を6等分し、正六角形を描いた頂点の色によるもの。ペンターと同様、テトラード+白+黒というバリエーションもある。
曖昧さを避けることが重要
微妙な色の差は曖昧な印象を与えるので、色に変化をつけるならある程度、差をつけた方が良い場合の方が多い。
色相環を意識して色相選択をすれば、色相差を自在にコントロールできる。
トーンと色相環を意識して配色計画を立てれば、目的のイメージに最短距離でたどり着けるはずだ。
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