今年は、本ブログの更新回数が後半になって大きく落ちていきました。
映画に関しては、Filmmarksにレビューの場を移そうとしているからです。
あと、映画専門のホームページを作成して、
来年からはもっと個性的に映画の魅力を発信していきたいと思っています。
でも、本ブログも、来年で15周年となりますので、
なくしてしまうのは勿体ない。
各媒体とうまくリンクさせながら、本ブログも続けていきます。
さて、今年は、アメリカの映画業界のストライキの影響もあって、
ハリウッドの盛り上がりはいま一つの印象でした。
様々な思惑が絡み合って、話題作『オッペンハイマー』の上映も、日本では延期されてしまいました。
また、入場料金の値上げも痛かったですね。
あと、作品パンフレットの値段もどうにかならないものでしょうかね。
日本の映画界といえば、相変わらずアニメやゲームとゴジラなどの使いまわしコンテンツが大ヒットし、
ますますテーマパークのアトラクションのようになっていき、
映画自体の幼稚化を考えざるを得ませんでした。
北野武や是枝裕和など、作家気質の高い監督も作品を発表したりしましたが、
若年層には受けなかったようです。
また、Amazon PrimeやNetfilix,U-Nextなどの配信系サービスの充実が一層進んだ年でもありました。
過去の名作や劇場未公開作品などが配信されてとても重宝するサービスですが、
倍速で観賞したりする輩まで出てきたのは由々しき問題です。
でも、こればっかりは規制をかけるわけにはいかないので、どうしようもないのですかね。
倍速で観賞している方々は、感動が反比例して低下していることに気付いてほしい。
せっかく課金しているのに、結局は(心の満足)損をしているのですよ。
がっちりした脚本と、堂々とした演出で魅せる作品が激減しましたが、
来年はこれらの事項が振り子のようになって、
映画らしい映画がたくさん公開されることを期待します。
1月には、敬愛するウディ・アレン監督(88歳)の新作も公開されることですし!
製作は2020年でしたが、ようやく公開。
それでは、1年間お付き合いいただいた皆様、
よいお年を!
たくさん映画館で映画を観ましょう!