某共産国が、
強大な軍事力を駆使してアメリカ本土に侵略してくる。
核兵器も使用し、
アラスカ等周辺から、
次第にニューヨーク、ワシントンなど主要都市へ。
共産国軍は、
米国軍の軍服を着て侵入してくるために、
主要軍施設もあっさりと陥落。
さあ、どうするアメリカ!
ということで、
世界の警察を自認するアメリカのプロバガンダ映画です。
原爆が次々と落とされます。
が、
やはりアメリカは原爆の本当の恐怖をわかっていないのだなと思います。
あれだけ原爆が落ちてるのに、
被害はそんなものなの???
間近に原爆が落ちたのに、
いちゃいちゃしている場合か!
まあ、
本気で怒ってはいけない。
オチが、
まさかまさかのオチですからね。
ブラックコメディにでもしたかったのかな。
そうだとしたら、
センスが悪すぎるね。
制作から50年以上の年月がたっているけど、
米国民の核兵器への意識は多少なりともかわっているのだろうか・・・
日本ではこの作品が制作された僅か2年後に、
本当の放射能の恐怖を描いた、
『ゴジラ』が制作され、
米国では1959年に『渚にて』(スタンリー・クレイマー監督)などが制作されるのだが・・・
原爆下のアメリカ(1952) Invasion U.S.A.
アルフレッド E グリーン監督
74分