ダンサー・イン・ザ・ダーク | あの時の映画日記~黄昏映画館

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あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます

ダンサー・イン・ザ・ダーク』 原題:Dancer in the Dark

2000年(デンマーク=独) ラース・フォン・トリアー監督作品

 

後味の悪い映画といえば、

この作品を挙げられる方も多いのではないか。

 

チラシで見せる主演のビョークの笑顔とは裏腹な、

とても悲しい悲劇です。

 

アメリカのとある町で、

トレーラーハウスで息子のジーンと二人で暮らすセルマ。

 

工場で働く彼女には友達もいて、

セルマに思いを寄せる男性もいる。

 

セルマは先天性の弱視で、

いずれ盲目になるという。

 

そして、

セルマの息子も遺伝で盲目になることがわかっていたため、

彼女は息子の目の手術費用のため倹約しながらお金を貯めていた。

 

そんなある日、

トレーラーハウスの大家で警官であるビルから、

秘密にすることを前提にある相談を受ける。

 

そして、

その秘密を守りつづけたがために、

セルマの人生は大きく狂っていく・・・

 

冒頭にも書きましたが、

これは本当にやるせない物語です。

そして、

大いなる母の愛の映画でもあります。

 

セルマの日常は、

手持ちカメラを使用しての不安定な画面で物語にリアリティを持たせ、

夢の部分は華やかなミュージカルとなる。

 

この場面の対比が、

悲劇を一層引き立たせる。

 

物語は実に衝撃的なラストで終わります。

その内容については、

ここでは書かないでおきましょう。

悲しすぎますから・・・

 

遊びに来てね! 

昭和音楽祭

チームは低迷してますが・・・ 

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