マックイーンの絶対の危機 | あの時の映画日記~黄昏映画館

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あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます

マックイーンの絶対の危機(ピンチ)』 原題:The Blob

1958年(米) アーヴィン・S・イヤワース・ジュニア監督作品

 

作りはチープでも愛すべき作品は多いですが、

本作もその一本。

 

宇宙から飛来したスライムみたいなネバネバした物体が、

次々と人を飲み込んで巨大化していく。

 

老人がその物体にとりつかれるのをみたスティーブ(スティーヴ・マックイーン)は警察に通報するが、そんなばかげた話とだれも信用してくれない。

 

どんどん大きくなっていくその物体に、

建物ごと飲み込まれていくスティーブたちだったが・・・

 

このネバネバした物体が、

窓の隙間やら扉の隙間やら、

どんな狭いところからでもドクンドクンと脈打ちながら迫ってくるシーンは、

この作品の見せ場であり頑張っているところ。

なんだかよくわからないが気持ち悪い。

警察に届けても説明しようがないのがよくわかる。

 

マックイーンの警告を最初はだれも信用せず、

そうしているうちに被害が拡大していく王道のパターンを堂々と使っている。

ジョーズなんかもこのパターンね。)

 

得体のしれない物体が老人の手について取れなくなるところから始まるんですが、

エイリアン』でジョン・ハートの顔にエイリアンがとりついて取れなくなるのと同じパターンだと感じた。

 

この物体がだんだん手に負えなくなる恐怖も、

エイリアン』によく似ている。

もちろん『エイリアン』のほうが後発なのだが。

 

物体が巨大化して街がパニックになり、

映画館にも出没して観客が逃げ出すシーンがあるんですけど、

女の子がこけて頭を踏まれていた。

 

どう見てもティーンエイジャーには見えなかったマックイーンたちだったが、

マックイーンにとっては初主演作だったとのこと。

遺作になった『ハンター』と顔つきが変わっていない。

驚きです。

 

現在のCG技術と比較して観るのは酷です。

?マークで終わるエンディングもちょっと洒落てて好きだな。

アナログな手作り感満載の迫りくる恐怖を感じてください。

 

 

 

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