野郎どもと女たち | あの時の映画日記~黄昏映画館

あの時の映画日記~黄昏映画館

あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます

野郎どもと女たち』 原題:Guys and Dolls

1955年(米) ジョセフ・L・マンキウィツ監督作品

 

ハリウッドの主力がミュージカルだったことを実感させてくれる作品。

セットも豪華、マーロン・ブランドもノリノリで歌って踊る。

 

違法賭博の胴元ネイサン(フランク・シナトラ)は、

資金不足のため大きな賭場を開けずにいた。

 

そこに大博打打ちのスカイ(マーロン・ブランド)が街に戻っていて、

ネイサンは、

堅物の伝道女のサラ(ジーン・シモンズ)を口説くことができたら、

1000ドルという賭けをスカイに持ち掛ける。

 

図々しいぐらいの態度で迫ってくるスカイを最初は毛嫌いしていたサラだったが、

次第に惹かれキューバでディナーをすることに。

 

賭けはスカイの勝ちだと思われたが、

あろうことか、

サラたち伝道師がいない間に、

ネイサンは伝道所を賭場にしてしまう。

 

利用されたと誤解するサラだったが・・・

 

少々長い(147分)ですが、

退屈することなく一気に観ることができます。

 

要因はマーロン・ブランドの魅力。

ピシッとスーツ、ハットを斜にかぶり、

しびれるセリフが速射砲のように出てきます。

 

普通の俳優がやると気障にしか見えないのだが、

ブランドがやるとビシビシ決まるから不思議。

 

キューバのレストランでディナーのシーン。

あんな店があったら行ってみたいと思った。

 

14年間も婚約を伸ばされているネイサンの彼女アデレイドはショーガールで、

彼女らのレビュー場面も挟まれたりしますが、

圧巻は下水道での賭場の群舞シーン。

米国のダンサーの身体能力の高さを感じます。

 

監督は『イヴの総て』のマンキウィッツだが、

ミュージカル監督じゃないなと感じた部分もあった。

ワクワクするようなミュージカルの間が少しちぐはぐに感じたところもあったから。

 

でも、

ミュージカル全盛期の作品ですので、

くすぐったいようなハッピーエンドで物語は終わります。

いい気持ちになれますよ!

 

 

 

懐かしい楽曲がいっぱい!

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