髪結いの亭主 | あの時の映画日記~黄昏映画館

あの時の映画日記~黄昏映画館

あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます

髪結いの亭主』 原題:Le Mari de la coiffeuse

1990年(仏) パトリス・ルコント監督作品

 

毎日WBCを楽しんで観戦していると、

どうしても映画ブログは滞ってしまいます。

試合開始が7時ってちょっと遅いですよね。

 

今日は試合がないので久々にアップです・

1990年のフランス映画『髪結いの亭主』。

 

少年のころ、

グラマスな女性が営んでいる床屋に通ううち、

彼女にとても性的なものを感じ、

将来は床屋の女の亭主になると誓ったアントワーヌ。

 

大人になって、

念願通り、

街の床屋の女性マチルドと結婚することになった。

 

二人はとても愛し合っており、

幸せは永遠に続くように思われたのだが・・・

 

子供のころの場面で、

ノルマンディの海岸で友達と遊んだりするシーンが楽しい。

アントワーヌだけが母親の手作りの毛糸の水着で、

サクランボのようなアクセサリーがついている。

 

マチルドの床屋にはいろんな人がやってくる。

そこで交わされる何でもない日常会話が穏やかな人生模様を描く。

 

アントワーヌは、

アラブ風の音楽に乗って、

へんてこな踊りをするのが得意。

微笑みながらマチルドはそれを見ている。

 

時には、

オーデコロンを使って妙なお酒を飲んで二人は泥酔・・・

なんて場面も楽しい。

 

官能的な場面の盛り上げ方も大したもので、

マチルダの裸を見せるわけじゃないのに、

(相当きわどいところまではいきますが)

とても色っぽい画面に仕上がっている。

 

アントワーヌ演じるジャン・ロシュフォールはもちろん好演だが、

いつも微笑みを浮かべているマチルド演じるアンナ・ガリエナが素晴らしい。

 

ラストでは、

アントワーヌは趣味のクロスワードパズルを続けている。

待っている客に対して、

『しばらくしたら、妻は戻ってきますので』

 

このセリフの意味は、

本編をご覧になってください。

 

 

 

 

懐かしい楽曲がいっぱい!

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