エデンの海【1976年版】 | あの時の映画日記~黄昏映画館

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あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます

エデンの海

1976年(日) 西河克己監督作品

 

山口百恵文芸シリーズ第4弾ということで制作された本作。

過去、2度にわたって映画化されている。

 

海岸沿いの田舎町に赴任してきた若い高校教師南條(南條豊)。

問題児の多い2年生のあるクラスを担任することになった。

 

そのクラスの中で、

一人不思議な存在感を持つ無口な女生徒清水巴(山口百恵)。

小指に包帯を巻いていたことから、

クラスの中ではレズビアン疑惑をもたれていた。

 

ある日体育祭が行われる。

南條は巴と組んで競争に出るのだが、

その際巴が柱に激突して失神。

保健室に運ばれるのだが、

そのときに巴はおしっこを漏らしてしまう。

 

恥ずかしくて動けない巴に代わり、

女性用の下着を買いに出かける南條。

これがトラブルの始まりだった・・・

 

文芸作品ということですが原作は未読です。

それにしてもここまであらすじを書いていて、

なんてトンデモ展開なんだと思ってしまいます。

本当に百恵ちゃん作品???となってしまいます。

 

さらにこの南條なる教師、

女生徒の巴に水着やネックレスまでプレゼントしちゃいます。

さらに馬に相乗りして学校に乗り込んだり国道を爆走したり。

劇中のPTAだけじゃなく、

観ている僕らも問題だと思いましたよ。

 

クラスの中で、

やけに目力が強く山口百恵に難癖つける女性がいたんですが、

あとで調べてびっくり。

浅野温子だったんですね。

彼女のデビュー作ということです。

てっきり彼女のデビュー作は、

高校大パニック』だと思っていました。

 

そして、

百恵ちゃん主演作にもかかわらず、

三浦友和は共演していません。

何か思惑があったんでしょうか。

 

作品の出来はともかく、

百恵ちゃんはやっぱ特別なオーラを発していますね。

唯一無二の女優さんだったんだなあと思います。

 

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