ライジング・サン | あの時の映画日記~黄昏映画館

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あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます


ライジング・サン』原題:Rising Sun
1993年(日)フィリップ・カウフマン監督作品

バブルはすでにはじけたていたとはいえ、
まだ日本企業がアメリカに攻勢をかけていたころのトンデモ作品。

いまだに米国人の、
日本文化に対する理解はこんなものかと脱力してしまう。
半世紀ほど時代が遡ったようだ。

L.Aでの日本企業ナカモトビルの落成記念パーティー。
その会場内の奥の秘密の部屋らしいところで、
金髪の女性がセックスのあと絞殺される。

ショーン・コネリー扮する日本通の刑事と、
その部下ウェズリー・スナイプスがその犯人を追う・・・

この単純な物語の中に、
珍妙な日本の風俗描写と片言のおかしな日本語が飛び交う。
犯人は誰かというよりも、
この日本風俗の描写が見せ場のように作ってある。

ビルの受付嬢が舞妓さん。
よくわからない東洋哲学。
極めつけは、
ふんどし一丁で女体盛りの寿司をほおばる日本人。

殺人の証拠となるディスクの偽造を、
当時最先端の技術を駆使して暴いていくシーンが少し面白いくらい。

会社の上司と部下の関係が、
滅私奉公的に誇張して描かれるのは、
米国人の興味深いところだからだろう。

ご丁寧に、
日本名物の接待ゴルフまで描写してくれています。

緊迫した場面で、
おかしな日本語がでてくるのでどうしても噴出してしまう。

どうしても西洋人の日本語のアクセントは違和感があるのだ。

この手の作品にはよく出てくる日本人、
マコ・岩松の腹芸だけは認めていい。

『先輩、後輩などという日本語のやりとりが入ってます』
Rising Sun (1993) official trailer HD

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