『魚からダイオキシン』
1992年(日)宇崎竜童監督作品
都知事選に立候補するが、
あえなく落選した内田裕也は、
ニューヨークに渡り、
そこでクルド人音楽に感化されて数年後日本に戻ってくる。
クルド人の魂の叫びともいえるこの音楽で、
裕也はクルド人救済コンサートを開こうとするが、
かつてのバンドの仲間はロックから離れ、
職人や実業家などになっていた。
中でも中根という男は、
芸能プロモーターとしてのし上がっており、
彼の力を借りてコンサートを実現させようとするのだが・・・
内田裕也の半分いっちゃってる演技が見どころ。
さらに、
いまのrock 'n' rollが、
反逆や反体制だった時代を忘れ、
まさに産業ロック化しているのを痛烈に皮肉っているのも心地いい。
安岡力也や横山やすし、
景山民夫など、
懐かしい面々の姿も見える。
田代まさしも出演している。
都知事選のシーンは、
実際自身が立候補した時の映像を使っている。
楽屋内で暴れるミュージシャンが、
大体誰だか想像できるのも面白い。
内田裕也にボコられる。
クライマックスの爆破のシーンは、
ハリウッド映画並みの迫力。
よく日本で許可が下りたものだ。
本木雅弘の中性的な演技も見もの。
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