ラストタンゴ・イン・パリ | あの時の映画日記~黄昏映画館

あの時の映画日記~黄昏映画館

あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます



ラストタンゴ・イン・パリ』原題:Ultimo tango a Parigi
1972年(伊)ベルナルド・ベルトルッチ監督作品

うらびれた中年男マーロン・ブランドと、
現代風な若い娘マリア・シュナイダーの無軌道な性生活を描いた作品。

一部で評判を呼んだらしい本作品だが、
僕には何がいいのか全く分からなかった。

性描写が話題になったようですが、
確かに熱のこもった熱い演出なんだが、
主人公のマーロン・ブランド以上に観ているこちらが空虚な気分になる。

それが狙いだとしたら、
ベルトルッチ監督凄いわけですが、
どうも描こうとしているテーマは違うようだ。

話題になった性描写よりも、
時折はさまれるパリの風景のほうが美しく、
息をのむほど素晴らしいシーンもあった。

ヒロインのマリア・シュナイダーは魅力あり。
でも美人薄命、
2011年に58歳で亡くなられました。
『portami il burro, voglio farti un discorso sulla famiglia』

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