フライングハイ | あの時の映画日記~黄昏映画館

あの時の映画日記~黄昏映画館

あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます

フライングハイ [DVD]/パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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フライングハイ』原題:Airplane
1980年(米)ジム・エイブラムス監督作品

全編パロディだらけの、
ナンセンスコメディ。

冒頭から、
『ジョーズ』のパロディーで始まり、
構成はエアポート・シリーズのパロディ。

途中、
地上より永遠に』や『サタデーナイトフィーバー』、
はたまた、
大陸横断超特急』のクライマックスを模した、
大がかりなパロディーシーンもある。

あと、
細かいギャグを隅々に散りばめてあるのだが、
僕にはピンとこないギャグが多くて困った。

機内食が原因で、
パイロットをはじめ、
乗務員が食中毒となり、
戦争時の出来事が原因で、
飛行機恐怖症になってしまった元空軍のパイロットが、
悪戦苦闘しながら操縦を試みるのだが、
この展開も案外定石的すぎて面白くない。

お決まりの日本人の描写は、
前近代的というか、
差別的で不快。

米国では好評で、
アメリカ映画協会の、
喜劇映画BEST100の第10位という高評価を得ている。
アメリカ喜劇映画ベスト100

かなり泥臭い映画なのだが、
米国民はお好きなんですね。
続編まで作られることになる。
僕はもうお腹いっぱい。

いろいろ盛り込まれているパロディの原典を、
おそらく僕は全部は知らないと思うが、
仮に知っていたとしても、
苦手なタイプのコメディかな。

『ケンタッキーフライドムービー』を作った脚本家たちが集まって作ったそうであるが、と、いうことは『サタデーナイトライブ』組ということか。

もし、そうならば、
アニマルハウス』や『ブルース・ブラザース』のほうが、
断然面白い。

唯一笑えたのは、
主人公(?)の空軍パイロットが、
酒場で乱闘となりジュークボックスに突っ込んだら、
『ステイン・アライブ』が鳴りだし、
ジョン・トラボルタのように踊りだすところ。

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