地の群れ | あの時の映画日記~黄昏映画館

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あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます

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地の群れ
1970年(日)熊井啓監督作品

かつて炭鉱で朝鮮人を強姦した医師。
無責任にも彼は
『俺は知らんよ』といって炭鉱を出る。

月日がたって彼は長崎県佐世保で、
診療所を営んでいる。

そこにやってくる、
明らかに原爆症と思われる少女がいた。

少女の母親は、
原爆症だという差別を恐れ、
娘が原爆症だということを認めはしない。

そこには、
被差別部落と、
被爆者部落が隣接しており、
ある日、
被差別部落の少女が被爆者部落の少年に暴行される。

お互いに、
日頃からよくない感情を持っていた両方の部落は、
その事件を知って騒然となり、
暴行された少女の母親は単身で被爆者部落に抗議に行くが、
大勢の姿の見えない村民たちからの投石によって命を絶つ。

そして・・・

なんともやりきれない気分になる作品です。
たくさんの鼠が猛火に焼かれて殺されるシーンが時折はさまれるが、
これは、原爆の猛火を比喩したものなのか、
それとも忌み嫌い合う人間たちの業火なのか。

問題作であることには違いないでしょう。
監督は社会派の熊井啓。
予告編










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