69歳だったそうです。
映画の影響もあったかもしれませんが、
永遠に年を取らない印象がある人でした。
映画にも造詣の深い方で、
『2001年宇宙の旅』をモチーフにした、
『オデッセイ』というアルバムを作成したりしてました。
音楽的には、
常に黒人音楽を追及していました。
『ジギー・スターダスト』のイメージと、
本当に自分のやりたいことの解離に悩んでいた時期もあったようです。
2009年11月17日の記事、
『地球に落ちてきた男』再掲します。
デヴィッド・ボウイの中性的な魅力と、ニコラス・ローグ監督の退廃的で美しく残酷な描写が光るSF映画。
1976年度(英)『地球に落ちてきた男』
アメリカニューメキシコの湖に落下してきた宇宙船と見られる物体の中から、弱弱しい一人の男(宇宙人)が出てくる。
彼は人間そっくりの姿(デヴィッド・ボウイ)となり、妻からの贈り物だという指輪を売って20ドルを得る。
その後、弁護士バッグ・ヘンリーに地球の技術を越えたいろんな発明の書類を渡し、特許を獲得させ大会社を設立させる。
会社の経営は科学者リップ・トーンに委ねて、自分は宇宙船が不時着した湖のほとりで住み、ホテルのメイドだったキャンディ・クラークと愛し合う。
やがて、完成した宇宙船で飛び立とうとしたところを、余りにも高度な頭脳に疑念を抱いた政府に拉致され、エイリアンではないかとひどい人体実験を受け監禁される。
いつしか時が過ぎ、監禁が解けたボウイだが、周りの関係のあった人間達は老いさらばえている。彼自身は年をとっておらず、なすこともない無気力な地球人間として生き続けることになる・・・
かなり前にリバイバルで鑑賞(1982年12月17日)したきりの作品なので、かなり記憶があいまいな部分もあるのだと思いますが、どうも焦点が合わない作品だなあという印象です。
ただ、デヴィッド・ボウイの印象は強烈で、不思議な時空間に放り込まれたような感覚がありました。
機会があれば、改めて見直さないといけないと思っている作品です。
がちゃん
ご冥福をお祈りします・・・
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