第七の封印 | あの時の映画日記~黄昏映画館

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あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
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第七の封印
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第七の封印』原題:Det sjunde inseglet
1957年(スウェーデン) イングマル・ベルイマン監督作品

死神と騎士の対話を描いた作品である。
舞台は、十字軍遠征を終えたころのスウェーデン。

悲惨な体験をした騎士マックス・フォン・シドゥは、
城への帰還中死神と出会う。

そこでシドゥは自らの死を賭けて、
死神とチェスを始めるのだが・・・

チェスの間に出会う様々な人々。
疫病を恐れる人々、
親を亡くした少女、
旅芸人、
火あぶりにされようとしている魔女。

神の不在を嘆く作品にも思える。
シドゥはチェスに敗れるが城にはたどり着く。

道中で知り合った人々と、
城の中で第七の封印を読み始めると、
死神が現れる。

ただ一組だけ助かった旅芸人の一家が、
遠くの丘を眺める。
そこには手をつないで踊りながら死神に連れて行かれる人々が見える。

キリスト教の知識が乏しい僕には、
この傑作に対して、
こんな陳腐な文章しか書けない。

この作品に出てくる死神は本物だ。
きっと人間は死ぬ間際に、
死神と取引しようとするに違いない。

神はどこへ行った。
そう叫びたくなるような残酷な一篇でした。

『騎士が最初に死神と出会うシーン』
















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