『アリス』 原題:Alice
1990年(米) ウディ・アレン監督作品
誰でも一度は思ったことがあるであろう妄想を、
巧みな演出で具現化したコメディ。
裕福な家庭の妻アリス(ミア・ファロー)は、
背中の痛みを覚える。
異口同音に、
中国人の医者を勧められたアリスは、
その医者の所に出向き、
不思議なハーブを処方される。
そのハーブを服用すると、
あら不思議、
身体が透明になってしまった。
ほかのハーブを服用すると、
初恋の男で亡くなってしまっている男が、
ゴーストとなって出てきて、
二人で夜のニューヨークの空を飛んでデートしたりする。
そんなふうにして、
いろんなハーブを試すうちに、
アリスは今までの自分が本当の自分でないと気づき、
本当の自分に目覚める・・・
いろんな不思議な体験をするところは、
「不思議の国のアリス」にひっかけているのだろうと思う。
ウディ・アレン作品らしく、
セリフ回しがうまくて、
建前と本音の違いがよくわかる。
パーティーで、
強烈な媚薬を誤って料理に混入してしまい、
参加している男性すべてから、
アリスが言い寄られるシーンは少々蛇足気味。
でも、
一人の女性が自立する物語として、
よくできていると思います。
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