マイライフ・アズ・ア・ドッグ | あの時の映画日記~黄昏映画館

あの時の映画日記~黄昏映画館

あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます


マイライフ・アズ・ア・ドッグ』原題:Mitt liv som hund
1985年(スウェーデン)ラッス・ハルストレム監督作品

僕はこの作品に、
フェリーニの『アマルコルド』の匂いを感じた。
とても懐かしくて魅惑的なのです。

実験のため、
限られた食料で宇宙に飛ばされ餓死したライカ犬に比べれば、
多少のことはましだと考える少年イングマル。

イタズラ盛りということもあり、
病気の母が少しでも療養できるようにと、
遠方の叔父の家に預けられる。

そこには、
少し変わった人がたくさんいて・・・

一年中屋根を修理しているおじさん。
芸術家きどりなのかスケベなのかわからないおじさん。
グラマラスで魅力的なお姉さん。
緑色の髪の少年。

そしてこの村のガキ大将的存在な、
とても魅力的な女の子。
胸が大きくなり始め、
サッカーの選手を外されるんじゃないかと心配している。

この少女とイングマルは、
たびたび拳闘で殴り合う。
二人に友情以上の何かが生まれてくる。

愛犬の死や最愛の母の死。
決して逃れることのできない現実が、
イングマルに降りかかる。

ちょうど大人になる前の微妙な心情を、
主人公の少年はうまく出している。

手製の宇宙ロケット。
電機トースターのプレゼント。
綱渡りのおじさん。
草のベット。

遠い昔になってしまった、
夏休みの思い出のアルバムを、
久しぶりに開いてみた気分になれます。

二重丸です。

予告編

マイライフ・アズ・ア・ドッグ Blu-ray/IVC,Ltd.(VC)(D)

¥2,700
Amazon.co.jp

マイライフ・アズ・ア・ドッグ [DVD]/パイオニアLDC

¥5,076
Amazon.co.jp

人気ブログランキング
  にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


更新しました


エキサイティング大阪街歩きのブログ

遊びに来てください


大阪収益不動産EGエステート