この作品好きなんですよね~。
原作のコミックは読んだことはないのですが、惚れた女に対してばかばかしいまでの努力をするという普遍のテーマの青春映画です。
1990年度(日)
松岡錠司監督作品。
『バタアシ金魚』
ある日の放課後、プールサイドにいたソノコ(高岡早紀)に一目惚れしてしまったカオル(筒井道隆)は自分は泳げないのに、彼女に近づきたい一心で水泳部に入部する。
カオルは純朴そのもので、いや純朴すぎてソノコがあきれてしまうくらいだった。
毎朝バイクで迎えに来て、さらにはソノコの母親とも仲良くなり家の中まで入ってくる始末。
そしてカオルはソノコへの愛をかけてオリンピックを目指すことにする。
小学生たちに混じってスイミングスクールで特訓する毎日。
ある日河原に呼び出されたカオルは、水泳部のエース永井に肩を抱かれて寄り添っているソノコを見つける。
メラメラと燃えてくるカオルの永井に対するライバル心。
だが、この出来事はソノコが仕組んだことだった。
ソノコはこの事が原因で情緒不安定になり・・・
ここから先は書きませんが、本当にバカバカしく、滑稽で、しかし最後は泣かせてくれます。
愛のために無理だとわかっていても戦いに挑み・・・というのはまさに日本版「ロッキー」。
筒井道隆、高岡早紀の両名とも好演。
それから、スイミングスクールでのコーチ役を務める白川和子の怪演にも拍手です。
ラストのペーソスもお見事。
お勧めの一編です。
がちゃん
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