80年代中盤というのは、手を変え品を変え多数のタイム・トリップ物の映画が製作され、公開されていました。
物語を作るほうにしてみたら、荒唐無稽なストーリーを捏ね上げるのが楽なジャンルだからじゃないかなと、勝手に思ったりしていますが、この作品もタイム・トリップ物です。
多少このジャンルに食傷気味だったものの、観に行った理由は、この作品の前に観に行った「ストリート・オブ・ファイヤー」で断然ファンになってしまったマイケル・パレと、この頃の憧れの女優さんナンシー・アレンの二人が共演していたからです。
1984年度(米)
ステュワート・ラフィル監督作品。
『フィラデルフィア・エクスペリメント』
第2次世界大戦中の1943年。
米国海軍は、ロングストリート博士指揮の下自軍の船が、相手のレーダーから消える実験を行おうとしていた。
水兵のジムとデヴィッド(マイケル・パレ)がスイッチを押すと、なんとレーダーどころか兵士達が乗っていた駆逐艦丸ごとが海上から消えてしまったのである。
しばらくして、船は姿を見せたものの、デヴィッドとジムの二人だけ1984年のネバダ砂漠にタイム・スリップしていたのである。
二人は、ヘリコプターで威嚇射撃され逃げ出し、飲食店に逃げ込んで初めてテレビを見て驚く。
そして、そこに居合わせたアリソン(ナンシー・アレン)を人質にとって、そこを逃げ出す。
ヘリで二人を威嚇した現場で、ロング・ストリート博士はレーダーを発見して驚く。
最初の実験から41年後。
ロング・ストリート博士は、もう一度同じ実験を砂漠で行おうとしていた。
しかし、その実験のエネルギーがあまりにも巨大だったために、とんでもない事が起ころうとしていた・・・
次元の裂け目とかなにかで天変地異が起こり、スペクタル場面もわりと迫力があったので、面白く見ることができましたし、マイケル・パレもいい演技してました。
年老いた41年後のジムにデヴィッドが会いに行ったり、とれは無茶やろ!とツッコミどころは満載の映画ですが、
1時間40分ほどのちょうどいい長さの映画なので退屈しません。
そういえば、よくにた映画で「ファイナル・カウントダウン」っていう作品もありましたね。
そちらのほうは、また今度^^
がちゃん
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