これは、私みたいに学生時代「ロッキン・オン」なんかの雑誌を読み漁って、海外アーティストの動向を追っかけしていたものにとってはたまらない作品です。
レッド・ツエッペリンやディープ・パープル。ザ・フーやジミ・ヘンドリックスドアーズにビーチ・ボーイズetc...
画面や台詞の端々に出てくるこれらのミュージシャンが出てくる度にほかほかといい気分にさせてくれます。
2000年度(米)
キャメロン・クロウ監督作品。
『あの頃ペニー・レインと』
大学教授の母(エレイン・ミラー)に厳しく育てられた少年ウィリアムス(パトリック・フュジット)。
彼は、弁護士を目指している純粋な15歳。
ある日、家出した姉の影響でロック音楽に接するようになる。
そして、それらの曲の批評を書くうちに、ロック雑誌「クリーム」の編集長に認められる。
さらに彼は、新進ロック・グループの”スティルウォーター”のツアーに同行取材することになる。
ツアーの道中で繰り広げられる、ロックメンバーやグルーピーたちとのふれあい。
そして、グルーピーのリーダー的存在ペニーレインに対する初めての恋心。
70年代前半の音楽の演奏風景。
こういった場面がみずみずしくさわやかなタッチで描かれていきます。
ついには、ロック雑誌の大手”ローリング・ストーン誌”にまで認められるようになり、わずか15歳の少年の記事が掲載される事になるのである。
しかし、あの頃のロックって本当に味があります。
量産されるいわゆる”産業ロック”とは、明らかに一線を画しています。
監督のラッセル・クロウもそういうメッセージを放っているような気がします。
そして実際に、監督自身15歳で”ローリングストーン誌”の記者になっているので、そのメッセージにも説得力があります。
この映画のもう一つの魅力。
ペニー・レインを演じたケイト・ハドソン。
少年から見たまぶしい年上の女性の魅力を見事に演じきっています。
ペニーレインの計らいで粋に終わるラストシーン。
気持ちいい終わり方です。
70年代ロックの魅力たっぷりな青春映画。
お勧めですね!!
がちゃん
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