ポセイドン・アドベンチャー

着想の面白さでは群を抜く面白さ！

なにせ、８１０００トンの豪華客船がひっくり返ってしまって、天地逆になってしまった船内を生存者達が脱出を試みるというこの作品。

１９７２年度(米）

アーウィン・アレン製作

ロナルド・ニーム監督作品

『ポセイドン・アドベンチャー』

豪華客船ポセイドン号。

新年を祝うパーティが宴会場で行われている最中、海底地震による大津波が押し寄せ、ポセイドン号はあっという間に転覆してしまう。

天地がさかさまになってしまったのだ！！

乗客のほとんどが命を落としてしまったが、奇跡的に助かった十数人。

乗客のうち、牧師のスコット（ジーン・ハックマン）が船外に脱出しようと提言するが、同調するものはわずか９人。

残りの生存者は救急隊がくるまでその場で待つという選択をした。

かくして、スコット牧師ら９人は爆発の続く船内からの脱出を試みるのだった。

と、まあストーリーは単純なのですが、脱出を試みた９人ですら命の補償をされているわけではない。

次から次へと迫り来る危機。

爆発また爆発。

海水も押し寄せてくる！！

対立する人間関係。

己を犠牲にしてまでも仲間を助ける勇気。

見所はいっぱいです。

果たして生き残れるのは・・・

上下逆さまになったセットも凄いですし、常にわずかに揺れているカメラなどの小技も効いています。

個人的には「タイタニック」よりもこちらのほうが好きかも知れない。

ちょっとジャンルが違うかもしれませんが・・・

とにかく面白いです！！

がちゃん

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あの時の映画日記～黄昏映画館