スピード | あの時の映画日記~黄昏映画館

あの時の映画日記~黄昏映画館

あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます


あの時の映画日記
1994年度(米)

ヤン・デ・ボン監督作品。

キアヌ・リーブス、サンドラ・ブロック主演

『スピード』

この作品は、何度もテレビ放映されているため御覧になった方も多いでしょう。

テロリストとSWAT隊員による攻防を描いた、まさにノン・ストップアクションです。


元爆発物処理班で任務中の爆発事故により左手親指を欠損する生涯を負ってしまった犯人が、市当局を逆恨みし路線バスに爆弾を仕掛ける。


その爆弾は、時速50マイルを超えると起動して、バスの速度が一度でも50マイルを下回ると爆発するしくみになっていた。


犯人は、その爆弾の処理にジャック(キアヌ・リーブス)を指名してきた。


なんとか爆弾を処理するためにバスに乗り込んだジャックだったが、乗客の一人が自分を逮捕しに来たと勘違いし発砲。運転手が負傷してしまう。


スピード違反で免許停止処分を受けており、バス通勤していた女性アニー(サンドラ・ブロック)がハンドルを握ることになった。


あの時の映画日記

犯人は常に状況をモニターで確認しており、下手な真似は出来ないようになっている。

緊張の車内。

果たして、乗客らの運命は・・・


あの時の映画日記

一つの状況に対して、一直線で進んでいくストーリーが単純明快でいいと思います。

キアヌとサンドラの掛け合いも、時にはユーモアを交えながらサスペンスを盛り上げるのに成功しています。


日本にはかつて、佐藤純弥監督で1975年に『新幹線大爆破』という傑作映画がありました。

その映画も、走行中の新幹線が時速80キロを下回ると爆発するという設定がなされており、「スピード」を御覧になった方にはすぐに「新幹線大爆破」にシンクロしたかたもおられたでしょう。


後に知った事なんですが、両作品とも黒澤明監督が監督する予定であった「暴走機関車」に少なからずとも影響されているとの事。

結局、「暴走機関車」は黒澤明原案ということで1985年にアメリカで製作され公開されました。

こちらのほうも割りと面白く出来ておりましたが、黒澤監督がメガホンをとっていたならどんな傑作になっていたでしょう。


すいません、「スピード」から話がそれてしまいましたがこの作品も一級品です。

若々しいキアヌ・リーブスとサンドラブロックを見ることができます。


未見の方にはお勧めです。


がちゃん


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