自分のペースで仕事は無理ということもあるだろうけど、
どこかで自分の心地よいスピードを知らないと、
仕事に追われて追われて辛いということになります。
とはいえ、
会社員の時は、自分ではどうにもならない仕事も多かったりする。
私は19年会社員、毎日追われて仕事をしていた記憶しかないです。
毎月、コレは私の仕事なの?と思ってしまう仕事にも沢山追われ、それを進めながら、やるべき仕事もやる。
休みも仕事が入り、時には休みも仕事をしないと追いつかない状態がありました。
そうして休みも仕事をしていると、
プライベートが充実しなくなり、家庭内がギスギスして。
生活に悪循環が起きることもしばしば。
そうして、毎月毎月あれもしなくちゃ、これもしなくちゃと、やらなくてはならないことに追われて気持ちが焦り、
そうなると、早いスピードで仕事をこなすことに重点を置くようになり。
結果、仕事の内容が浅い。
納得出来ていなくても、次の仕事を進めるということもありました。
そして、そんな働き方が嫌で嫌でしょうがなかったし、どうしたら脱することが出来るかもわからなかった。
あれから今、時間が出来て思うことは、
働くスピードを無理に上げなくても良かったのではないかということ。
もちろん、内容によっては必要なこともあるけれども。
そんなに早くなくても十分な仕事もあったわけで。
さらに、仕事の段取りや、やり方を工夫すれば
もっとゆっくりできた仕事もあったなと
会社員を辞めた今になって思うこともあるんです。
今、仕事に追われている人は、
仕事の段取りや、やり方の見直しをする時間を設けることが必要なのかもしれません。
ゆっくり考えて、
もう一度自分の仕事の目的や、目の前の仕事がどこにつながるのか見直すだけでも
心のゆとりができたり、焦りが軽くなると思います。
早く結果を出すのがいいこと、
という雰囲気を感じることもありますが、
自分に腹落ちしていない、
周りと同じにしようと思い、
中途半端にやると、結局、その時の不十分さが
どこかで露呈してくる。
そうならないためにも、
自分の無理しないスピードを見つけ、
それを保つことがとても重要です。