今回は、愛知県の大府高校です。
https://obu-h.aichi-c.ed.jp/index.html
大府市は愛知県の中西部、尾張と三河の境付近にある町です。
地質学的には知多半島の根本にあるため尾張地方南部に属しているのですが、名古屋・知多・三河の要衝に位置しているため三河地方との結びつきも強く、トヨタグループやデンソーグループなどの大企業も進出する工業都市でもあります。
一方このあたりは丘陵地帯となっていて溜池が多く近郊農業が盛んで、農工併せ持った町と言えましょう。
大府高校は、昭和24年創立と知多地区北部では歴史のある学校です。
校歌は作詞:久松潜一 作曲:小股久で昭和26年制定です。
大府 (全3番)
桃の花 夭々たる 東海のこの地
学びいそしむ 若人われら
平和のうちに 真理をもとめ
社会にいでての もとゐきづかむ
「桃の花、夭々たる 東海のこの地」の桃とは、大府市に多く植えられているハナモモのことでしょうか。特に桃山公園や桃陵高校がある桃山地区では大正から昭和にかけて桃の果樹園が広がり、開花の時期には多くの花見客で賑わっていたそうです。
しかし現在は名古屋のベッドタウンとしての性格が強くなり宅地化が進んだせいか、果物としての桃を栽培しているところは少なくなっているようです。
作詞者の久松潜一氏は愛知県東浦町出身で、歌人であるかたわら国学や古典の研究をされていました。
七五調などの定型詩ではなく、自由な調べで学生の目標などを力強く歌ったものが多いのが特徴でしょう。氏の校歌は郷里の東浦高校をはじめ愛知県のみならず東北地方や東京などにも見られます。
高校野球では、私学が圧倒的優位にある愛知県において数少ない公立の強豪校です。
春4回、夏3回の計7回の甲子園出場があり4勝を挙げています。最後に校歌が流れたのは平成7年春ですが、また出場するチャンスは大いにあると思います。
他にもバドミントン部やチアリーディング部が全国大会出場経験があります。
今回は、京都府の洛東高校です。