廿日市は「はつかいち」と読み、"廿"は十を横に並べて二十の意味を持つ漢字です。
廿日市市は広島県の最西部、山口県との県境に接する町です。厳島神社を擁する厳島も廿日市市域で、平成17年に佐伯郡宮島町と合併しました。
厳島と宮島の使い分けは明確ではないそうですが、国土地理院による島の正式名称は"厳島"、厳島神社がお宮さんとして親しまれているので通称として"宮島"、"安芸の宮島"というのが通例のようです。
厳島、厳島神社についてはまた別に紹介する機会があろうかと思います。
学校は昭和58年に廿日市市では4番目の公立校として開校しました。JR阿品駅近郊の阿品台に位置し、学校の屋上からは宮島が望めるそうです。
校歌は作詞:伊達正治 作曲:井上一清で、昭和58年制定です。
廿日市西 (全3番)
さ緑ふかき 霊峰の
宮島の杜 仰いでは
若人われら たくましく
高き希望を たがやさん
高き希望を たがやさん
「…霊峰の、宮島の杜 仰いでは…」とは、厳島の弥山とその麓にある厳島神社を表しています。
2番にも「くれない匂う大鳥居、瀬戸のさざなみ さんらんと…」と名物である厳島神社の鳥居が歌われています。