本来の意味:エルボー(Elbow)。英語で肘の意。
格闘技における、肘による攻撃、またプロレスにおける肘を使用した打撃技の総称である 。
プロレスでは、様々なバリエーションの技が有るが、最もポピュラーなものはやはりエルボー・パットであろう。
この技は殆どのレスラーが使用しており、主に繋ぎ技として用いられる事が多いが、選手によってはこれをフィニッシュに用いるものも少なく無い。
その代表とも云えるのが、6/13試合中の事故で亡くなった、三沢光晴選手である。
彼には他にも、エメラルド・フロウジョン、タイガー・ドライバーなど代表的な技は幾つもあるが、バリエーションが豊富で、対戦相手のよって使い分けるあのエルボーが最も私の印象に残っている。

あのエルボーがもう見られないのだなと思うと凄く寂しい気持ちにりましたが、事故を乗り越えてツアー続け、素晴らしいファイトを続けているプロレスリング・ノアのスタッフやその他レスラー、関係者がその意思を受け継いで行く事と存じます。

心より御冥福を御祈り致します。

ことば日本妖怪づくり

妖解釈:得る坊(えるぼう)は旧家の家や蔵に出没する児童、或は坊主姿の妖怪。
東北地方を中心に全国に広く分布する「座敷童系」の妖怪といえるが、特殊な性質を持っている。

得る坊は人前に現れる時、必ず踊っているのである。

こんな話がある。
とある家の蔵の中から声がするので、家の主人が覗いて見ると、中で見知らぬ子供が一人、歌いながら踊っていた。

「得るぞ!得るぞ!得らるるぞ!当家は洪水、大水を得る!直ちに逃げよ!そら逃げろ!さすれば命は得らるるぞ!」

其れを聞いた主人が家中の者を伴って村の高台に避難して半時程すると、本当に洪水がやって来て、家、蔵
などを一浚いにしていったという。


また、別の話では、田植えの頃、農家の主人が孫が聞き慣れない歌を歌いながら、一人踊っているので、なにをしているのかと問うたところ、
「坊様に教えて貰ったんじゃ」とまた踊り出す。

「得るぞ!得るぞ!得らるるぞ!当家は富を得、繁栄せん!得るぞ!得るぞ!得らるるぞ!」

その年、この農家の所有する田畑は稀にみる豊作となった。

その後この村では、この歌と踊りを「得る坊踊り」として毎年、田植えの際、子供達を集め踊らせたのだという。




さあ落ち込んでばかりはいられない!頑張らねば!!!!!!
6月5日、また一つ歳を取りました。どうも軍手です。

そして、6月7日に最高の誕生日プレゼントの受け取りをしてきました。
そう…彼女です。

ことば日本妖怪づくり酷い顔でスミマセン…

キキちゃん(仮)改め、お岩さん(期間限定)改め、
レディ(決定)!!

名前は寺沢武一の名作漫画「コブラ」の主人公、コブラの相棒、アーマロイド・レディより拝借致しました。僕にとって「コブラ」は生まれて初めて読んだ漫画であり、今でも大好きな漫画。
猫を飼うなら名前はコブラの登場人物から付けたいと思っていた。
その中からレディを選んだ理由は大きく三つある。

1:先ず見た目。黒くしなやかなボディ、大人しく落ち着いた顔立ちがレディに相応しいと思ったから。

2:レディはアーマロイドに成ってまでコブラの相棒でい続けた。この子も女の体を捨てて(避妊)僕の相棒となったから。

3:これは書くべきかどうか最後迄悩んだ。だがこれこそ名付けの一番の理由なのであえて公表することにする。
彼女は生まれ付き体が弱く、極々稀だが癲癇のような発作を起こす事が有る。
彼女にはこの発作を克服して貰いたい。そして長生きをして貰いたい。
その思いを込めて「不死身の海賊、コブラ」の相棒、「最強のアーマロイド、レディ」の名前を頂いた。


ホームステイの時、彼女が一度だけ発作を起こした事が有る。
彼女は意識は確りしているようで、痙攣で利かない体を引き摺りながら何処かに向かおうとした。
補助してやると、彼女は僕の布団の枕元迄行き、身を横たえ喉を鳴らした。

彼女は僕を信頼してくれているのだ。彼女を守りたいと思いました。


などと格好付けてみたが…実際はメロメロの馬鹿相棒ぶりを発揮し、餌遣り過ぎだよ!皮下脂肪付き過ぎ!と先生に怒られている僕です(;^_^A

今後、妖怪と平行して猫を絡めた日記漫画でも描いてみようかなと思っている今日此頃です。

本来の意味:忌野 清志郎(いまわの きよしろう、本名:栗原清志、1951年4月2日 - 2009年5月2日)は、日本のロック歌手、作詞家、作曲家、音楽プロデューサー、俳優、そしてなにより僕の尊敬するカッコイイオジサン。

お別れは突然やって来て直ぐに済んでしまった…
芸能人が死んでこんなに寂しいと思ったのなんて何年ぶりだろうか…
高校時代、みんなが流行歌に熱狂しているのを尻目に、僕は清志郎とSIONばかり聞いていた。
僕が初めて手にした清志郎さんの音源は友人から譲って貰った「RAZOR SHARP」。完全にシビレてしまった…それからこっち大ファンで御座いました。

仕事中、告別式をワイドショーで見ながら、遺影をぶち破って清志郎さんが登場し、祭壇の上から「オー遺影!!も・も・も・も~一発イクかい!!!!」と言ってくれるのを期待してしまいました(ノ_-。)


ことば日本妖怪づくり

妖解釈:今輪の清志狼(いまわのきよしろう、こんりんのきよしろう)は化物を退治した伝説の残る犬、または山犬(狼)。

伝説は以下の通り。

ある旅の六部が飛騨の山村に立ち寄ると、村全体が静まり返っており、そのうちの一軒の家から啜り泣く声が聞こえてくるばかりだった。
気になった六部がその家の者に話を聞くと、この村では年に一度、白羽の矢が立った家の若い娘を山の上にある社に住む山神に生け贄として捧げなければ、村全体に災難が降り掛かると言い、今年とうとう当家に矢が立ってしまった。次の満月の夜には娘は棺に入れられ、山の社に…ということだった。

六部は不審に思い、山の社に行き、軒下で様子を伺っていると、夜半過ぎ、何者かが社に入って来た。
俄に獣の匂いが六部の鼻腔をくすぐった。
次に社の中から相談するような声が聞こえて来た。
「はよ次の満月来んかいな…娘喰いたや来んかいな…」
「ときに今輪のキヨシロウに知られてはおるまいな…」
「そうじゃ越中の今輪寺、キヨシロウにだけはこのこと知られるな…」
「知られるな…知られるな…キヨシロウだけには知られるな…」

六部は匂いや話からこの者達が神ではなく化物だと気付き、なんとかしなくてはと翌日、化物達がしきりに言っていたキヨシロウと云う者を探す為、越中は今輪寺に向けて出発した。

六部が今輪寺に着いて寺の者に「この寺にキヨシロウという者は居りますでしょうか?」と聞くと寺の者は寺に程近い滝に六部を案内した。

滝の淵に着くと寺の者は「あれが清志狼です」と滝壺を指差した。
六部はその光景に言葉を失った。

そこに一心に滝に打たれている山犬が居たからである。

話に聞くとこの山犬は、今輪寺の和尚が怪我をして倒れていたものを助けてやったところ、寺の軒下に棲むようになり、修行僧の真似をしたものか、滝行までをもするようになった。
この姿を見た住職が、「この山犬は畜生ながら清い志しを持ち、行に打ち込んでいる。」と云い、
清志狼と名付け、他の僧に模範にするようにと話したのだという。

六部が寺の者に、自分が此処迄来た経緯を話していると、何時の間に岸に上がったものか、清志狼は六部の正面に鎮座していて、六部の話に聞き耳を立てているようだった。
話が終わると、清志狼は全てを理解したものか、すっくと立ち上がり、まるで行き先を案内させる様に、六部の後を付いて歩き出した。
こうして六部は清志狼を連れ、村に引き返した。

六部が清志狼を連れて村に戻ったのは丁度、満月の当日だった。
六部は村の者に全てを話し、棺に清志狼を入れ、村の者にその棺を山の社に運ばせ、自分は社の軒下に潜り込んだ。

宵闇の頃、六部の鼻腔にあの時と同じ獣の匂いが届いた。
六部は息を殺し、化物達の声にじっと聞き耳を立てた。

「さあ満月じゃ!満月じゃ!遂に今年もこの日が来たぞ!」
「娘食うたろ!喰わせや娘!!」
「さあ!早よ食ろうてしまおう!今輪の清志狼が来る前に…」
「!!!?」

化物の一匹がが棺の蓋に手を掛けた刹那、中から清志狼が飛び出し、化物の喉笛に食らい付く。

「ぎゃ~~~~!清志狼じゃ~~~!!」

社の中を逃げ惑う化物達を清志狼が追い回し、六部と待機していた村の者達がこれを取り逃すまいと出口を塞いだ。

化物達の断末魔が村中に響き渡った。

そして社がまた静寂に包まれたのを待って、六部達は社の戸を開け、中を伺った。
其処に倒れていたのは、四匹の巨大な狒々だった。
清志狼は所々怪我をしているようだったが、悠然と一匹の狒々の腹の上に座していた。

その後、村の者達は清志狼を手厚く看護し、六部はまたこれを今輪寺に送り届け、また旅を続けたと云う。






思いの外、長くなってしまい、遅くなってしまいましたが…これが僕なりの清志郎さんへの餞です…
清志郎さん…ありがとう!愛してま~す!!今でも貴方は僕のヒーローです。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


RCサクセションの「ヒッピーに捧ぐ」を聞きながら…  軍手