*長文ですので興味が無い方はスルーして下さい
さて、2週間ほど前にJALからメールが来ておりました。
メタル修行をされる方が増えてきて、何かメタルに過大な期待をされて
いる方が結構いらっしゃると聞きます。
ここで
6年目のメタル会員としての実態について書こうと思います。
(メタルである事を自慢している訳ではありません。また、2021年・2022年は
メタルカードが発行されませんでした)
1.専用予約デスクでの電話の繋がり
専用回線ではなく、オペレーターはDP担当の方が出てメタルデスクですと返答する。
指定された番号がたぶん交換機で判断して優先順位を上げている様に思います。
電話待ち時間は3~5分程度(時間帯にもよる)
但し、4月以降は基準が明確化されたのでメタル会員増加により待ち時間は
長くなると思われます。
何故DPデスクって分かるかと言うとは国際線の航空券を発券する時に
「電話ですと発券手数料が・・・」
って言葉がオペレータの方から出てきました。
メタルは発券手数料無料でメタルデスクに電話を掛けたのですが
この言葉を言われた事により、DPデスクの中の限られたオペレーターの方が
対応して下さっていると感じました(憶測です)
私の場合、海外発券が多いのですがこちらの意図を汲んで応対してくれますので
かなりスキルの高い方が対応して下さっていると思います。
(決して私がスキルが高い訳ではありません)
2.優先搭乗
あくまでダイヤモンド(メタルを含む)での優先搭乗でグループ1での搭乗
それ以前の優先搭乗はありません。
その前はあくまでお手伝いが必要な方、赤ちゃん連れの方等
事前改札対象の方のみです。
3.国内線アップグレード順位
これはステイタスとキャンセル待ちを入れた時間に関係しますが、
ダイヤと同じです。以前のS-1と同じでメタルだから特別な番号が
振られる訳ではありません。
国内線ではあくまでダイヤと同じと思って頂いた方が
精神衛生上良いかと思います。
実際、私は何度も落選になっています(笑)
4.国際線事前アップグレードキャンセル待ち
これは以前ダイヤの友人と成田ーハワイ線のキャンセル待ちをしていましたが、
同じ日にキャンセル待ちが落ちてきました。
ただ、メタルは午前、ダイヤの友人は午後にメールが来たと仰っておりました。
良席を早めに確保出来ると言った微妙な差ですかね?
ただアップグレードはブッキングクラスが勘案されるようですが、
オぺレータの方曰くステイタスはやはりメタル→ダイヤの順との事です。
今回のシドニー往復アップグレードもダイヤの方より先にアップグレードが
落ちてきたからファーストのシートが空いている様な形になっていたと思われます。
5.国際線当日アップグレードキャンセル待ち
当日アップグレードは運賃クラス・ステイタスを含めて総合的に勘案されると
JALからは言われておりますが、羽田-バンコク線で特典でエコからビジネスへの
アップグレードOKになったり
また機材トラブルでメルボルンー成田に乗れずにシドニーー羽田に急遽変更した
AUS発券ヨーロッパですが、
当日のアップグレードでシドニーー羽田区間がOKになりました。
国際線の航空券種別に寄りますが、ステイタスはメタル→ダイヤの順との事で
これは実体験済です。
6.国際線インボラ等
メタルだからインボラされる確率が高いって過度な期待をされていらっしゃる方が
居る様ですが、ここ何年かJALのシートコントロールが絶妙でインボラはされた事
は一度もありません。
尚、キャセイでビジネスでの搭乗が座席変更になりファースト開放席になった
事はあります。(単に他社エメラルドだったからだけと思われます)
国際線でインボラは都市伝説だと思った方が精神衛生上良いかと思います。
7.機内での乗務員からの挨拶
皆さんご存じないかもしれませんがJALは2013年7月から
国際線エコノミーや国内線普通席・クラスJでの機内挨拶は廃止されています。
と言う事でメタルに挨拶って言うのも都市伝説です(笑)
実際には国際線でのチーフパーサーの判断でエコノミーで時々挨拶があったり
する程度です。
尚、RACでは何も言わなくてもCAさんから
「お久しぶりです~!」
って挨拶がありますが(爆)
以上の内容を纏めると
今までの経験ではメタルとダイヤの違いは
・専用電話だと繋がるのが若干早い
・国際線アップグレードで優先順位がダイヤより若干高くなる
それ以外はダイヤモンドと何ら変わらないと感じております。
2024年度でメタル達成した方、メタル修行を目指されている方の参考になれば
幸いです。
おしまい