マイニチ@SPICE -316ページ目

久々にぐったりした一日

 先週出張していた間に溜まった仕事と、今日の朝来た仕事、1つ片付くとまた新たな1つがやってくる。いたちごっこ。本当に久々に『頭を使って考える』仕事じゃなくて『とにかく目の前にあることを次々やっていく』仕事だけで一日が終わった。肉体的に疲れた一日、弱点の右腕がしびれる。
 19時前に更衣室へ引き上げた。約5分後に先輩がやってきた。18時頃から
「私、今日はもうhakuさんにぶちまけちゃいそう。」
と、愚痴りたくて仕方ないオーラを全開にしていた先輩は、やって来て早々話し始め、そのまま20時過ぎまで話は続いた。泣きそうな顔で
「もう嫌だ!もう耐えられない!!」
と訴える先輩をなだめて、笑いながら聞いたりもして、1時間以上。帰り際
「良かった、hakuさんに聞いてもらえて。スッキリした。」
と言って家族が待つ家に帰っていった。
 この1時間は苦痛じゃない。

 先週は後輩が
「ストレスです。本当にイライラする!」
と愚痴り、さてどうしようかなと考えながら話を聞いて落ち着かせる。
 会社では仕事の合間に愚痴や嘆きや相談のメールが数人から届く。家に帰ると携帯にまた別の会社の人から相談メールが届く。
 カウンセラーのような毎日だ。
 たまに別の事務所に出張に行けば営業さんが上司の愚痴や自分の仕事の状況を話してくれる。それを聞いてうなずく。たまに別の部署の人にメールや電話をすれば、気がつくと相手の仕事が大変だという話を聞かされている。お互い大変だねって言い合う。また今度会った時に飲もうと言う。
 殆どの相手が年上で社歴も上の先輩方。後輩達は私が声をかけると本音を漏らし始め、やがて私を見かけたら、私が空いてたら
「聞いて下さいよ!」
オーラを出して近寄ってくる。
 仕事中は同じ部署の3人が代わる代わる
「hakuさーん。聞いてもいいですか?」
と相談をもちかけてきて、更に営業が入って来たりするから時々同時に数人から声をかけられて
「ちょっと待って下さいね。順番にね。」
とやっている。週に何度かある光景。
 多分いつも『どうしたの?話聞くよ。』姿勢でいることとか、怪訝な顔をしていたり、ため息をついていたりしたらちょっと声をかけたりすることとか、楽しいことや嬉しいことは周りにも話してみんなで笑うようにしていることがこうしたカウンセラー状態を作ってるんだろうと思う。
 時々疲れてしまうけど、
「やっぱり相談して良かったよ。」
と言ってもらえると本当に嬉しいし、
「hakuさんがいるから長野は大丈夫。」
と言ってもらえたらやっぱり嬉しいし、
「さすがだね。」
「hakuさんの下で働きたい。」
とか言ってもらえるようになって頑張ろうって自然に思うようにもなれた。特に嬉しいのは、自分が尊敬している先輩達から
「hakuさんと一緒に仕事がしたい。」
と言われるようになったこと。私の密かな自慢だ。

 だから、今日のようにぐったりした日も、また明日誰かの心が少しでも軽くなって笑顔になるように、また明日ワクワクする仕事に出会えるように、また誰かに必要とされる存在でいられるように、明日も頑張ろうって思うのだ。

再会

 今日は夕方から映画を観ていたが、その前に友達と会っていた。今は千葉にいる友達だ。たった1日の帰省の最後に会う時間を作ってくれた。
 アイス好きのイメージがある彼女ならきっと好きだろうと思ってアイスのカフェへ。だって彼女はその昔まだ私達が中学生だったとき、冬場全然帰り道じゃない私の家に寄ってアイスをもらって帰っていったことが数回あるくらいだったのだ。私は冬場アイスを食べたいと思わないのに親が買ってくるからドンドン増えるアイスを食べてもらったのだけど。今思えばわけがわからん。
 そんな彼女と、fuyuと3人。グータンヌーボみたいになって話をした。アイス食べて、お茶して、話しただけの2時間。たったの2時間だったけどすごく楽しかった。私にしてみればどちらもそう久しぶりな感じはなく、好きなことを言える2人と一緒に過ごせて本当に楽しかった。話したいことはまだまだ山ほどあるから、来月千葉に行ってまたいっぱい話してこよう。

 私達はそれぞれ歩いている道も違うし、住む街も違うし、職業も違う。
 同じなのは年齢と、出身小中学と、性別と、人生色々あっても立ち止まっても泣いてもまた一歩踏み出して笑うっていう生き方だ。だから話していて楽しい。だからまた会いたくなる。
 一生ライバルみたいなものだ。
 
 しかし、その千葉の友達のお母さんが、
「今日hakuとfuyuに会う。」
と彼女が報告したとき
「2人に『早く結婚しなさい』って伝えて。」
と仰ったそうな。
 ・・・はい。心がけます。。
 友人の親からこのプレッシャーが来るとは。不意打ちでfuyuが結構ダメージを受けていて面白過ぎた。

SEX AND THE CITY

 観てきた!待ちに待ったセックス・アンド・ザ・シティ。
 初めは映画館の大画面に映るビッグのアップに『こ・・・濃い』ってなったり、かなり老けたあの人に驚いたりもしたけれど、健在だわ、あの世界は。彼女達は!
 40~50歳であの美しさ、プロポーション、セクシーさも失っていない。対照的に20代役で出てきたジェニファー・ハドソンもかわいかったけれど、憧れるのはやっぱり最高にかっこいい4人のニューヨーカーだわ。隅々まで華やかで、愛と悲しみと未来に満ちていて最高だった。泣いたし、笑った。
 fuyuと2人で観に行き、カップルで観に来ている人を
「これはカップルで観る映画じゃないよねぇ』
なんて言ってたんだけど、意外にも見終わってみたら
「これはカップルで観てもステキな映画ね!」
と私の評価は激変。

 これから観る人の為に詳しくは書けないのだけど、最後のキャリーの独白には本当に胸を打たれた。ボロボロ泣いてしまった。
 この映画を観て、今の自分を好きだと言える、幸せだと思える人はますますその自分の道を歩み行けばいい。逆に自分は幸せじゃないと思う人は、あの4人のように自分の中に揺らがない何かを見つけるべく突き進めばいい。
 ブランド・ラベル、私はかなりしがみついてしまいがちだけれど、ブランドもラベルも人の意見かも知れない。私は私の大切なものをただ大切にすればいいのだ。(最近糸井重里さんもブランドってもう古いっていうようなことを言っていて、その言葉にもガツンとやられたっけ。)

 私は幸せだと改めて思った。
 映画を見終わってからくだらないことを同じテンションでふざけて大笑いしながら話せる友達がいるし、毎日生きているし、仕事もドンドン面白くなって自分の求める環境で働けている。
 それに、今日ランチで作ったオムレツは最高に美味しかった。先月東京のホテルで食べたオムレツをまねして作ってみたけれど最高だ。

 多くはないけど本当に大切な友達がいて、みんな今日も生きていて、私はおいしいオムレツが食べられる。
 なんて幸せなんだろう。
 私は自分の人生が好きだ。