マイニチ@SPICE -209ページ目

今から私は

 もうすっかり冷めてしまった珈琲を飲みながら、ユニコーンの「シャンブル」を歌詞カードを見ながらじっくりじっくり聴くのだ。音量も上げて!!

ありふれた奇跡

 なんとなく見続けていたドラマ「ありふれた奇跡」が終わった。
 あの独特のセリフ回しや掛け合いが非日常を感じて怖かったのだが、怖いと思いながらも見続けてしまった。
 主人公の1人、かなという女性が妊娠出来ないことがわかって、双方の親族が言いたい放題だった回は本当に見ているのが辛かった。子供が産めないだけで女性として価値がないという扱いをされること、そんな女と結婚させられないと言われること。産めないだけで女性は自分自身の女性としての部分を欠落したような気分になるのに、それをまわりから言われてしまう悲しさ。誰よりも本人が一番辛くて、一番女性として自信をなくしているのに。私も子供が産めたら奇跡だと思っているので、正直現代のドラマであんなにハッキリ批判されたのはショックだった。
 最終回、最後まで子供が産めない女と結婚なんてさせられないと反対し続けたおじいちゃんが、本当に泣かせることを言っていた。ハッキリは覚えていないが、
「人生で警戒しなきゃいけないことを数えるな。数えたら100もある。警戒なんかせずにやればいいんだ。」
というようなことだ。人付き合いに警戒し、先を心配しては未来が崩れることを警戒し、自分の檻にこもっていたおじいちゃんが考え方を変えたことがよくわかる一言だった。
 あまりにいい言葉で、うっかりウルウルしてしまった。
 同時に、全くその通りだと思った。
 
 明日、死ぬかも知れない。
 明日と言わず数分後に死ぬかも知れない。
 突然の余命宣告があるかもしれないし、突然寝たきりになるかもしれない。
 自分も、大切な人も、今日すれ違った知らない誰かも。
 絶対いつか死ぬし、その死がいつなのかは誰も知らないのだ。

 だから人生で警戒しなきゃいけないことを数えていたら、それを数えているだけで死んでしまうわね。納得。

夕飯

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 具なしカルボナーラに見えなくもないこのパスタは、たまごとアンチョビのパスタ。
 コショウをきかせると美味しい。