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#1「ゴール」からの逆算 

 

プロ彼氏の条件として「性欲のコントロール」「感情のコントロール」と話してきましたが、ラストは「成長ステップの理解」について語りたいと思います。

 

 

 

様々な相談に対応する為には「何が原因でそうなるのか」という構造の理解、人間を深い所で理解する必要があります

 

 

 

「リストカット」にしても理由は個々で違う訳で、単体での解決方法は剃刀を隠す位しかありません

 

 

 

相談者自身も理由を把握できていない事はよくある事で本人以上に状況を把握する必要があるのです

 

 

 

問題の進展を予測できるようになるには

ある程度の期間に渡って状況を観察していく必要もあります

 

 

 

教師として問題を抱える子供達と過ごした経験やプロ彼氏として関わった女性達との経験が元になる訳ですが、命が懸かる程ギリギリの状況にも遭遇してきましたし、そうした経験によって語れるだけの理論を培う事ができた訳です

 

 

 

結局、どのような問題も突き詰めていくと

本人が「どう生きたいのか?」に繋がります

 

 

 

何を持ってして「ゴール」とみなすのか?

 

 

 

極端な話、本人が問題と付き合っていきたいのならば

尊重して見守る事もひとつの選択なのです

 

 

 

「悩み」にしても「進路」にしても答えなどなく

自分の価値観など参考程度にしかなりません

 

 

 

周りができる事は「選択」のバリエーションを提供できるどうか程度です

 

 

 

ただし、豊富な人生経験から生まれた「選択肢」は

多大な影響を与える事もあるので侮れません

 

 

 

以前、英語教師として勤務していた時によく頑張ってくれる生徒がいたのですが、彼女の学力は高1でありながら学力は中1程度でした

 

 

 

年間60人が退学する程荒れた学校だったので仕方ない面もありますが、私の事を気に入ってくれたようで認められたかったのだと思います

 

 

 

黒板に書いた英訳をノートに写し取り

家で何度も書き写したページを見せに来るのです

 

 

 

「和訳」を繰り返しているだけなので国語の書き取りと同じです

 

 

 

実際のテストで点数はとれませんが本人は勉強をしているつもりなのです

 

 

 

恐らくクラスの半数は何かしらのテスト受ければ発達障害や学習障害の判定が出るレベルであり勉強した所で理解するだけの力があるとも思えません

 

 

 

教師として特別支援教室聾学校に勤務したこともありますが、彼らには障碍者雇用枠障害手帳といったセーフティーネットがあります

 

 

 

健常者でも「知能指数」がボーダー上の生徒の方がよほど進路が難しいのです

 

 

 

本人が希望しても到達できそうもないケースもありますし「達成する」「達成できたらいい」ではアプローチも大きく変わります

 

 

 

多くの進路指導では就職する事に重きを置きますし、本人もそう思い込んでいる事がほとんどですが、究極は明日死ぬとわかっても悔いなく過ごせる「生き方」を見つけることです

 

 

 

仕事はそれを知り、実現するためのツールなので、それをどういうステップを踏んで伝えていくのか、リードする側は常に「先」のイメージを持つ必要がある訳です

 

 

 

仕事はお金を稼ぐ為という考え方も間違いではないので、努力自体を認めて本人が岐路に立った時にアドバイスする事もひとつです

 

 

 

いずれにせよ、相手をどういうプロセスで導いていくのか、何通りものイメージを持っている事はプロ彼氏として最低限の条件なのです

 

 

 

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