◆話題の「だらしないかく」ベルトがみえる石破さん(ふつうはサスペンダー?)。

村上誠一郎氏の着こなしも体形のせいなのかカタがってるような…政治家はある程度「見栄え」も大切と思うのだけど…

ちなみに内閣府は写真を修整したらしきものを出してるとかなんとか。

 

 

 

アジア版NATO、それから原発ゼロ、あと増税、全部ひっくり返りました。所信表明演説でこれを言っちゃったんで、簡単には元に戻せないだろう。ここまで言っちゃうともう戻るのは無理。▼安倍外交継続、▼経済にも、「デフレ脱却を確かなものとして、日本の未来を作り、日本の経済を守り抜きます」「デフレ脱却最優先」財政再建はあと。▼注意すべきは、最低賃金を引き上げるってこと。今言ってるやつやると、失業が増えちゃう可能性がある…▼地方へのばら撒きやります▼省エネルギーを推進して、安全を大前提とした原子力発電の利活用、国内資源の探索と実用化を合わせ、エネルギーミックスやります…。

 

 

 

石破総理の所信表明演説の異次元の手のひら返しポイントを解説!これなら高市早苗さんでもよかったんじゃね?から、米国激オコ案件の顛末まで!

 

 


石破さんの「所信」表明演説が今日はありましたけれども、いや、これ岸田さんですかね? 
なんか岸田さんの霊が憑依しているかのような。ご自身も、この岸田内閣の3年間の経済、エネルギー、政策、安全保障政策、外交政策など、幅広い分野において具体的な成果が形になった3年間でしたと。
岸田政権をべた褒めした上で、これを引き継いでいくとか、こういう趣旨の発言をされて、
色々心配されていたアジア版NATO、それから原発ゼロ、あと増税、全部ひっくり返りました。
もうこれで完全にひっくり返って、「所信」表明演説でこれを言っちゃったんで、
簡単には元に戻せないだろうっていう話を、私も結構してましたけれども、
ここまで言っちゃうともう戻るのは無理かなという風に思います。

で、経済政策も安全保障政策も、本当に岸田政権の政策をそのまま引き継いだというような感じの演説内容でした。
まずアジア版NATOについては、就任の会見の時にも「自由で開かれたインド太平洋」と言って、アジア版NATOを自分でひっくり返したわけですよ。そもそもこのアジア版NATOっていうのは、「自由で開かれたインド太平洋」と言うのが嫌だから、
安倍さんが嫌いで「自由で開かれたインド太平洋」を使いたくないから、
今の石破さんは自分の外交顧問の川上さんと一緒にひねくり回して作った概念なんですけど、
インドからも蹴られ、アメリカからも疑問の声が上がり、就任初日からひっくり返してしまったわけですが、
この演説の中でも、「日米同盟が安全保障の軸だ」「インド太平洋の諸国とも連携していかなければならない」と言いました。
そしてこの同盟の抑止力によって平和を実現するんだという、安倍さんみたいなことを言っちゃっているわけです。

「自由で開かれたインド太平洋」というビジョンのもと、法の支配に基づく国際秩序を堅持すると言いましたから、
これはもう安倍外交をやるってことです。
石破さんも完全に手のひら返しということです。
この件について我々が懸念していたことは「所信」表明演説で言っちゃいましたから。
これを言っといて、後でぐじぐじひっくり返してきたら、
「演説は嘘だったんですか?」って感じで叩かれますので、
これをひっくり返してひっくりワンダウンって感じです。
「自由で開かれたインド太平洋」と言いましたし、
日米同盟が大事だと言いましたし、
アジア版NATOも完全に引っ込めましたので、この件は終了かなと思います。

それからチャイナについては、これ結構チャイナポイントで、アジア版NATOだと仮想敵でチャイナを名指ししていたんですよ。で、これはやめた方がいいと。名指ししない形で追い込むというのがこれまでの安倍さんの戦略だったわけですよ。クワッドなんかもそうじゃないですか? クワッドは決して軍事同盟じゃないですよとか言いつつ、チャイナ包囲網を作っていた。あれがポイントで、石破さんはその辺のディテールをただ単に反対したいだけっていう部分もあって、ちょっと理解してなかったんです。

でもチャイナに対しても「戦略的互恵関係」という言い方で、名指しは避けつつも、
東シナ海や南シナ海での一方的な現状変更の試みは許されないと言いました。
それから、この間深圳で日本人の子供が襲われた事件についても、
「痛ましい事件が起きました」とちゃんと触れて、「看過しがたいことだ」という形で、
戦略的互恵関係を前置きしつつ、チャイナに対しても厳しい姿勢を示しました。

チャイナを避難するような内容です。
さらに、拉致問題で北朝鮮を避難する、こういったものも、ちゃんとこの「所信」表明演説には入っていると。
さらに外務大臣の岩屋さんは、どっちかっていうと対ロ強硬派というか、親ウクライナなんですよ。
もう、あのDay1からそうです。
で、今回も、別の動画でも言いましたけれども、その外務大臣就任にあたって、
ウクライナを力強く支援していく、みたいなこと、言ってますので、
ウクライナに関しても、この岩屋さんと明雄の足並みを揃えて、大路制裁ウクライナ支援を強力に推進すると言ったので、
こちらの方もそんなに間違えてないと、というか政権です。
別に岸田のままで良かったんじゃねえか、みたいな感じもするんですけど。

ということで、現状認識についても、戦後最も激しく複雑な安全保障環境に直面しているという現状認識を示しまして、
「話し合えばチャイナと仲良くできる」みたいな、そういうぬるいことは言わなかったということで、
当初から「石破」さんの総裁選前に言っていた発言から、こういったことを全部ひっくり返すんじゃないかと言われていたことは、
結局全部ひっくり返さず、「石破」さんが自分自身をひっくり返す、自分のことを後ろからぶん投げて、自分のことを後ろから打つという、ジャーマンスープレックスです。完全にひっくり返しまして、岸田政権の延長戦上みたいなことになりました。

防衛力の増強についても言及しているので、完全にこれ岸田路線ということです。
なので、安全保障については、本当にハドソン研究所の論文で驚いた方も多かったと思うんですけど、
もうDay1から全部ひっくり返してきているので、逆に言うと、総裁選までの間、野党的な立場で少し生りすぎたという、
そのツケを今払わされているんじゃないかなと。

ただ、この最初の一撃で、だいぶアメリカの当局者から不審感を持たれてしまったので、
これをひっくり返していくのは大変ですよ。

だから外交においては、石破さんはマイナスからスタートみたいなことになってしまったので、
やっぱりここ、自分が総理総裁になるとは多分思ってなかったんですよ。おそらく、
だから好き勝手言っていたんですけど、結局そういう無責任なことを言っていると、そのツケを払わされると。
で、最終的にそのツケが国民に回ってきますから。本当に勘弁してほしいなと。

で、今回選挙で自民党にお灸だということで、立憲民主党に入れようとか思っている人いるかもしれませんけど、
めっちゃ無責任なことを言っていますから、あいつら。

過去において。
野田さんに変わったけど、まだ防衛に関しては神学論争しているわけよ。
で、選んじゃうと、もう石破さん以上のツケを払うことになるんで、
皆さん本当によく考えてほしいなという風に思います。

日経新聞の世論調査によると、都市部で立憲民主党が巻き返してきたということで、
石破さんの支持率は地方ですから。
で、都部はほら、全部「高市」さんだったでしょ。都部でだいぶ巻き返され、維新にも。

だから今チャンスなんですけど。維新はだから都部で今この巻き返しの流れに乗って、
立憲民主と押しのけて頑張ってほしいなとは思うんですけれども、嫌な感じがしてきました。
文春とか、確か市場政権D1で選挙予測を出しているんですけれども、ぎりぎり過半数みたいな、かなり厳しい数字が出てます。日経の方もそんな感じで、新田さんにやっぱ聞いてみたんですけれども「この世論調査、そんな違和感ないです」みたいなことだったんで、かなりの苦戦が予想されるなと。
実際、総理に就任したD1の世論調査も、「岸田さん」が就任した時よりも支持率が低いですから。

そんな中で、石破氏が今までの論を押し通したら、より混乱が広がって、もうこんなやつ政権担当能力ないじゃないかってこうディスられるところを、何度かこう全部ひっくり返して、現在に至るまで安全保障政策を全部ひっくり返して、「大丈夫です」と、
自民党支持者にはアピールしたとは思うんですけど、果たしてと。

で、次に経済についてなんですけれども、経済にも、デフレ脱却を確かなものとして、日本の未来を作り、日本の経済を守り抜きますと、デフレ脱却最優先ですと、経済あての財政との考えだった経済財政運営を行いますと言ったんですけど、あれ、財政債権待ったなしとか言ってた人ですヨネ。この人、日本の財政火の車です、みたいな立場じゃなかったんですか。
経済あての財政なんて、「高市さん」さんみたいな感じで、やっぱりひっくり返してきたんですヨネ。

で、あと、イノベーションを推進すると言っているので、これ菅さんです。菅さんが表明です、イノベーションを推進して、価値の喪失、生産性の向上、高齢者が活躍できる社会を目指すみたいなことも言っていると。もうコストカットしないと価値創造だ、みたいな、そんなこと言ってましたっけ。里山資本主義みたいなこと言ってた人ですよ、石破さんって。コストカット社会から付加価値喪失が経済へみたいな、すごいです、変わりようだなと。

1人当たりのGDPを増やしますとか、具体的なことも言っちゃったりなんかしてびっくりしたなと。
人は変われば変わるもんです。
でも、逆にこれ言わなかったら自民党支持者からもそっぽ向かれて、選挙ボロ負けしてた可能性あるんですよ。
これ言ったことで、「石破」さん、現実路線に転換したなということで、自民党の支持者は、ある程度これで「石破」政権を押せるかなとは思います。あの、「高市」さんを応援してた人たちの中で、結構多くの部分は「石破」さんのこと嫌いですけれども、
まあその安全保障政策も、さっき申し上げた通り、だいぶ現実路線に転換したと。
さらに、経済政策も、財政経済優先と言ったということで、「高市」さんに近づいてきたんですヨネ。

ていうか、「高市」さんでも良かったんじゃねえの、みたいな話なんですけど、そんな感じです。
おそらく、だから菅さん、岸田さんの影響が大きかったのかなというか、「岸田さん」変える必要なかったんじゃねえか、ぐらいの勢いなんですけど、これだったら。

で、さらに、物価に負けない賃上げを目指しますということで、物価高を埋めて、ある賃上げを実現すると。
賃上げと人手不足の緩和に向けて、生産性を上げて付加価値を上げて、所得を上げて物価上昇を上回る賃金の増加を実現していくということで。ただ、ここの政策、今ちゃったんですよ。最低賃金を引き上げるってことなんですけど。



今言ってるやつやると、失業が増えちゃう可能性があるの。
あんまり、最低賃金を、政府の方で手を突っ込むっていうのは、これ「石破」さんの支持者には受けるのかもしんないけど、
あんまりこれ、ゴリ押しすると、せっかくの上げ潮ムードを、水刺しちゃう可能性があるかなと思います。

物価と賃金って、こういう風に、追いかけっこしますから。
自然に追いかけっこするので、あんまり政府って突っ込まない方がいいかなと思います。

それから、あとすごい手のひら返しが、エネルギー政策でも行われてまして、なんか、省エネルギーを推進して、安全を大前提とした原子力発電の利活用、国内資源の探索と実用化を合わせ、エネルギーミックスやりますって言っちゃったんですよ。
あれ?原発って限りなく0にするって言ってたんじゃなかったの?
エネルギーミックスってことは、原発使い続けるってことですから、
利活用とか利用と活用するってことですから、これもう完全にひっくり返りましたヨネ。

それからあと、投資大国を実現しますとか言ってて、金融所得課税やって言ってたんじゃないんですか。これもいいんですか、ひっくり返してということで、原発ゼロも金融所得課も全部ひっくり返しました。グズグズになりました。でもこれは逆に言うと、さっきも言いましたけど、自民党支持者にとっては、「石破」さんが、もし本当に自分のことやる、自分のその顔を通してこんな政策やるって言ったら、もうこんな自民党応援できねえってなるところがです、現実的には、岸政権のま政策をほぼもうQRキューブ継承と、最低賃金はちょっと違うけど、最大金上げてきたけど、「石破」さんの言ってるのはちょっと無理な上げ方なんですヨネ。

今言ってる目標が、だからこれもどっかで折れると思うんですけど、岸田政権の政策を区林継承ということになっていわゆるその、自民党を、支持してる中小企業の親父ですよ、俺みたいな連中は、ああ良かったと、余計なことしないの、ああ良かったと思ってちょっと胸を撫で下ろしてる、そんな感じかなと。これやらなかったら本当にやばかったかなと思うんです。だからこっからだから、巻き返しですヨネ。ちゃんと現実路線に転換しましたんで、安心してやって応援してください、みたいな、感じで行くのかなとは思うんですけど。

また、最後、ち石破さん意地を見せて、地方へのばら撒きやります、みたいなことは言いました。
地方を守るということで、10年前に、私は初代地方創生担当大臣になって、色々やりましたと。
でもその担当大臣、今ないんですけど、石破内閣ではないんですけど、
地方こそが成長の主役なんですということで、地方へのばら撒きは、これはやると、いうことで。

あと低所得者へのばら撒きも、どうもやるらしいということで、ここは最後ちょっと意地は見せましたけれども、
これ以外の部分は、ククリです、岸田政権の内容を踏襲したと、政策を踏襲したということですので、
ここはそんなに問題なかったかなと。

あと、最後に、あの憲法改正について、私が総理に在任している間に発議をえ実現していただくと、いただくべく、今後憲法審査会において、与党の枠を超え、建設的な議論を行い、国民的な議論を積極的に深めていただくことを期待しますということで、憲法改正にも、超前向きな姿勢を見せたと。在任中に発議しろという具体的なです、ま目標数値目標に近いものを、出されたということですから、石政権端面に悪るかもしれないので。3位戦が終わったら対人って可能性もありますので、もうじゃあ来年早々2でも初着ですかぐらいの勢いで、うん、やっていただくのがやっぱりいいかなと。

で、憲法改正についても、これまでの議論をひっくり返すみたいな話は出てませんでした。あの9条2項、これもやるんだ、みたいな、けんじゃダメなんだ、みたいなこと、石破さん言ってたんですけど、それも奥にも出さなかったので、今後茶ぶ台ひっくり返してやってたら、在院中の発議なんてできないですから、これまでの議論を踏まえたその延長戦上でやるのかなってこともま想像できるので、基本的にはこの「所信」表明演説で、今まで、その就任Day1からです、毎日いろんなものひっくり返して、これ本当に大丈夫なのと、また元々に戻すんじゃねえの、みたいな不安を持ってた人に対して、安心してくださいと、もう私ひっくり返りませんからってことを、高らかに国会の場で、国民に約束してしまったということですので、この約束をひっくり返すのは相当な政治的なリソース使います。え、しかも1個ひっくり返すことにも削れてきますので、これ元に戻すとなかなか難しいんじゃないかなと、私は思いました。

いい意味で、表明したので、ここから巻き直し、現実路線で巻き直しということになるんでしょうけれども、
これだけど派手にひっくり返すと、この人、新年なしてポリシーない人で弱いリーダーじゃないのっていう風に見られる、そういうリスクもまあるんですけど、あのま、突発したら本当に選挙負けそうだったんで、やばかったということで、いい形で、変わったかなという風には思っております。ということで。