◆おまけ「けものフレンズ」

 

 

さっきね、総裁選についてのお話の中で、解雇規制だとか、労働法制について、そう思い出したんですよ。
私の親父っていうのは、ちょうどオイルショックの時に社会に出て、
だからもう就職苦労したんだと。就職氷河期の話をしてたら、「いや俺も苦労したんだよ」って話が出てきて、
ただその後の景気が良くなったところで、彼は転職をしてるんですね。
だからある意味、こう景気が良くなれば自然と流動性は増す部分はあって、
そこをなんか倒しするようなことができれば良いのかなと思ったんですが、その辺どうなんですか?

そうなんです。あともう1つは、小泉郎などが主張する解雇規制についても、
その実際に解雇規制が緩和されたらバンバン首になるか、雇用が不安定になるかというと、これ必ずしも明らかではないんですよね。
で、そう考えると、しっかりとした私は高圧経済って呼ぶことが多いですけれども、景気の裏付けがある中でこそ、そういう自由化とか、そういった政策は効いてはくる。
ただ、ちょっと私小泉氏の政策提言で気になるのが、個別の小さな論点はたくさん出てくるんですけれども、
例えば、ライドシェア。それ、ライドシェアに参入したい企業にとってはめちゃめちゃでかい話ですよ。
でも、タクシーが拾いやすくなると日本経済が成長するっていう、何か個別企業の話、または個別産業の話が多くて。
例えば小林孝之氏もそうだし、高市氏もそうですけれども、もっと日本の国家戦略としてどういう産業に、
そして、どれだけの財政資金をつけながら育成していくのか、
またはここは自由化することで民間活力を生かしていくのかっていう大きなところがなく、
これ親父さんの話になってしまいますけれども、郵政解散。
あれもワンテーマ、ザ・ワンテーマだったわけですね。
そのワンテーマ。小泉純一郎氏。随分ちっちゃいワンテーマを押すな、ていうのは正直なところで。
ただ、やっぱり今回正直なところ、これも、いわゆる公職選挙法に規定される選挙じゃないから言いたい放題なんですけど、本命ですよ、小泉郎さんが大本命の余裕なのかっていうところもありますよね。

ですから、あんま細かいこと言って波風立てるよりも、ふわっと通るんだから、要は自分からこけなければ大丈夫なんだから、
こういうふわっとした感じ。いわゆる国家観等ではなくて、個別産業とか個別企業とかの意を入れていくっていう形式なのか、
それとも本当に大局観、国家観はあまり明確でないのか。

こういったところを明らかにしていくためにもしっかりとこれから、期間今日を履行者確定するわけです。

そうしたら公開討論を。しかも、一応記者クラブでのところがあるんですけど90分。
そう無意味ですよ。90分。1人10分ですからね、割ると。
バカみたいで。
いろんな組み合わせで、いろんな組み合わせ。リーグ戦じゃないですけど、リーグ戦方式で3人が限界なんじゃないかな。
3人、せめて1時間。できれば2時間っていうのをこれちゃんと、メディアの方も焚きつけてやらないと。

それが難しいんであれば、メディアだと公平性云々だったら、
ここは動画配信サービスが活躍して、ちょっと政策の中身を話させないといかんと思いますよ。
なんかね、もうすでに一部というか共同通信がこれ報じてましたけれども、
自民党本部、あるいはこの選管としては相当公平性に気を使ってと。だから、どちらかというと量の公平の部分に気を使ってくださいねみたいなことを各メディアに出しているという報道があって、
そうすると「じゃあ国横並びで1人10分でそれで90分番組終わっちゃうよ」みたいなことと。
そんなんじゃこれ数字も取れないよねっていう風に考える人たちが出てもおかしくないっていう。厳しいですよね。
公職選挙法がないのに、なんかそれと類似したものに縛られてしまうというようなことになってしまう。
これ国は、正直無理筋がありますよ。9人で討論ってしたことないですよ、私も。

これが、また横からわあわあ入ってみたいな、もうバトルロワイヤルみたいになってくれるんだったらいいんですけど、
その時間の公平まで求められたら、「次あなた、はい、次はあなた」ってなるまで、みたいなことになってしまう。

日曜討論、NHKの日方式ですかね。朝生方式だったらまだね、っていうの。今の朝生だとまたちょっとそれはね、わかんないですから、あの、司会者が何言ってるかわかんないとか、そういう意味ではないと。
なるあれ、入って麦茶みたいな野郎といきなり出す人がいるってのも、
それはそれでまた議論にならないかもしれ。
ですから、これから個別の論点で言うと、やはり重要なポイントは財政政策のスタンス。
どのぐらい拡張的でどのぐらい緊縮的なのかで、必ずしも現在の状況で手放しで拡張だとは言えない。
また、今、原発の問題、そして防衛費の問題ですね。
こういったところに注目した議論が戦わされてほしいな。