◆
(メモ)
上念司
昨日、実はミュージカルを見に行ったんですけど、その後出てきてからえらい寒くて、はい。で、午前中は暖かかったので、みんな半袖で歩いてたんですけど、もう道行く人もみんな寒そうで、はい。午後から町に来た人はみんなね、ちょっと厚めのセーターとか着てる人もいましたね。いや、そうなんですね。ニューヨーク寒くなってきたんですね。朝、夜はね、夜はね、14度ぐらいまで下がるらしいです。あ、そう。肌寒いですね、もうね。肌寒いです。やばいですもん。そうですか。
あの、なぜニューヨークに上念さんがいるかというと、これ、ヤエスイブニングラボのニューヨーク講演会のためにいらっしゃるわけですね。そうです。ニューヨーク「講演」会に付けて、いろんな用事を入れまして、来てます。そうですか。いかがですか。充実した日々は送ってるんですか。本当に、着いてね、翌日に、あのニューヨークからちょっと電車で2時間乗って、それからさらに車で40分ぐらいかけて、往復6時間かけてですね、ざっくり、あの浜田高一先生に会いに行ってきました。師匠である浜田さん。師匠の浜先生のオタク、ね、あのコネチカットにあるんですけれども。うん、行ってですね、まあ大変でしたけど、行って、おいしいハンバーガーをご馳走になって、ね、カトリー、ゴルフのカトリークラブについてるレストランに連れてってもらって。で、ハンバーガーがごっついのって、日本経済のこととかね、金融政策のこととかいろいろお話しましてですね。そうですか。本当にね、対面でお会いするの4年ぶりぐらいだったんですけれども。衝撃の事実で、来月日本来るらしいんですよ。言った来月日本来るんだよ、と。みたいな。そうだったら先生、行ってくださいよ、みたいな感じですね。実は知ってたんですけど、ニューヘイブン行くのもいいかなと。思ってですね、あの行ってみました。あのコネチカットのニューヘイブンってところですね。イェール大学があるところなんですよね。ハ、住んでそう。でも、あのハンバーガーご馳走になったって、高いんでしょ、やっぱり。物価は。結構高くて、多分日本円で5000円ぐらいだったと思いますね。うわ、ハンバーガー5000円。30何ドルとかだったと思うんであのジャック・ダニエルズ・バーガーって書いてあったんで、なんだろうと思って頼んだらね、めっちゃうまかったですよ。そうで、あのその時、浜田先生はあんまり顔をしてませんでした、大丈夫の。そうじゃない、同じもん、つって浜田先生も頼んで。
で、浜田先生も完食したんですよ。
すげえ。でかいバーガーだったんですけど、本年88歳ですよね。
あと、後ほどもお伺いしますが、大統領選挙ってやっぱり上念さん、あの街角とかで盛り上がってるもんですか。
なんて言うんですかね、その郊外行った時は、浜長の近くとか、庭に、その例えばハリスとか、トランプとか言って貼ってるやつが置いてあるんですけど。今回私が訪れた場所、ね、先に合わせしとくと、めちゃめちゃリベラルが強いとこなんですよ。ああ、はあ。ほとんど民主党みたいな感じのところで、トランプ支持してるとか言ったらちょっとなんか、もう友達失ってしまうぐらいです。そんな、なんですか、ちょっとやばいところなんで、まあ基本、そんなに、なんて言うんですかね、公平な形で情報をお伝えできないかなという懸念はありますが、あの話題はすごい出てますよ。トランプ、ハリス、どっち行くんだ、みたいな。ね、そうなんですね。今度テレビ討論もありますしね。あ、そうです。その討論会は結構話題です。そうですよね。どうなるんだろうっていうような、ね、感じです。
上念さん、今ニューヨークで大きく報じられているニュースというと、どういったものがありますか。そうですね、今日の朝、ニュースを見ていたら、トランプ前大統領がソーシャルメディアで結構すごい発言をしたということではい。普段はトランプさんの言っているソーシャルメディアの言説は引用しないんですけど、これは重大なんで引用させていただきますとはい。言って、報道していたんですよ。これABCだったんですけどね。で、何かと思ったらね、もし俺が選挙に負けたら、俺のこと邪魔したやつ全員ロイヤに入れるからな。しかもすげえ重罪で、歴史上稀に見るような鬼のような重罪で全員ロイヤに入れてやれ、みたいなことを書きました。これ、すげえなということで話題になってました。そう、自分が負けたら、っていうことなんですね。そうです。あ、自分が勝ったら、ごめんなさい、勝ったら違います。勝ったら、前回負けた時の分も含めてなんですけど、そう、俺が勝ったら全員ジェイルだ、みたいなことを言ってたんですね。ああ、そうですか。またすごいこと言っちゃいましたね。あの、まあでも負けたらそういうことするんだろうな、みたいな風にちょっと思ったんですけど、また暴れてそういうことするかもしれないと思ったんですけど、あの勝っても暴れるし、負けても暴れると。どっちにしても、どっちにしろ暴れるぞ。、暴れる君宣言ですね。いやいや、それだけなんか俺に歯向かうやつはみんな敵じゃ、みたいな感じなんですね。そうなんですね。で、これだから2度と立ち上がれないように、もうそれやるんだってなことを言って、普段はトランプさんの言ってること、割と挑発的なこととか嘘も言ってたりするので、引用しないメディアが、それを引用してめっちゃ叩くと、もう呆れるというかですね、まあそういう感じでやってたんですけど。ただ、これはね、私今ほらニューヨークにいるじゃないですか。ニューヨークの人は多分そういう反応なんですよ。あ、はあ。先ほどおっしゃったように、うんで、まあニューヨークでもすげえ田舎の方とか、あとまあ中西部行くと、多分全然反応が違って。そうだそうだ、悪いやつはロイヤに入れろ、みたいな感じで盛り上がってる可能性がありますよ。おお。はいはい。ニューヨークにいるとそういうの全然見えなくて、ニューヨークではこうやってるんですけどねとか言って花高高みたいな感じで言うんですけど、いやそれ実はアメリカのこと何も分かってないってことを、いええ、選挙。ああ、はいはい。なので、ニューヨークでそう言ってても、その反対のこと言ってる人もいるだろうなということをちょっと想像しながら、聞いてるんですけどね。そうか。2016年の時にはだからトランプが勝つとは思ってなかったってことですか。そうですね、だってもうニューヨークにねいた人はね、2016年の時もね、もうヒラリーが勝って当たり前ぐらいの感じだったらしいです。それがだから蓋を開けてみたらトランプが勝ってヒラリーが負けましたからね、ヒラリー・クリントンが。私、2016年の時ね、同じくやっぱニューヘイブンに行ったんですよ。イル大学の浜田先生に会い。ねえ。で、その時に、日本政治学者のフランシス・ローゼンブルスさんっていう、もう亡くなっちゃった方なんですけど、その先生が、大統領選挙どうですかって僕が質問したら、「いやもうヒラリーが勝ちますよ」って、もう自信満々に言ってましたからね。それがだからあの、そうじゃなかったってことですから。そうじゃなかったと。だからニューヨークにいるとよくわからなくて、実際こっちに住んでる日本人にも聞いたんですけど、2016年の時はもうバカにされてたらしいです。ああ、そうですか。まさか、みんなヒラリー勝つのに、何、トランプ勝つの、みたいな感じで。夜、もう通勤客でごった返して、ようやくなんか静かに帰るみたいな。そうなの、みたいな。もあの直前までヒラリーが勝つってみんな思ってたらしいです。こっちの人の、もう勝って当然だよって思ってたわけですよね。そう、はい。なんでこのニューヨークの空気をそのまま伝えると、報道が歪む可能性があるんですが、それを皆さん織り込んだ上で聞いてください。あのトランプさんのその、俺が勝ったら全員牢屋っていう発言、めっちゃ話題になってますし。はいはい、もう大変でした。あのこないだ、あのジ・キャロルさんというですね、トランプさんになんかレイプされたとか言って訴えてる人。で、さらに名誉毀損、それに関する名誉毀損で訴えてる人のですね、高訴審のなんか高等弁論があったんですよ。で、たまたまなんですけど、その高等弁論やってる裁判所の前をね、通りかかったんです、私。何も知らないで。そうしたらすげえ報道人詰めかけてて、なんだろうと思って矢島根性でずっと撮影してたんですよね。そこで。そしたら、あの抗議活動やってる人がいて、10人ぐらい市民団体が10人しかいなかったですよ、俺数えましたけど。で、それでそいつらに聞いたら、「いやジ・キャロル」ってこうこういう人が出てきて、ああの人かと思って。それでその後ジ・キャロルさんもちょっとカメラに収めたりとかできたんですよ。おお、そうですか。あの本当に普通の会場でインタビューに応じてて。で最初ね、私誤解してて、トランプ大統領が出てくるのと思ってたんですよ。で、なんかトランプが通るからここ通るなとか言って警察が言ってたんで。あれトランプさんここ来んのと思ったら、トランプさんはなんかもう他のところから出ちゃっていなくて。ああ、そうだったんですね。でジ・キャロルだけはそのマスコミにアピールするためにこう前に出てきて。で、10人しかいない市民団体の絵を撮って、それでインタビューと少して取ってですね、なんかやってましたけど。僕が撮ってたら、なんかあのちょっとこうアフリカ系の人が、ノットギルティ、ノットギルティ、とか言って近づいてきてですね。お、そうですか。もうなんか、あと陰謀論言いながらね、なんかYouTube撮ってる変なYouTuberがいたりとか。いますね。なんかもうカオスになってですね、その模様の動画は今日公開する予定ですので、ぜひ私のYouTubeチャンネルをご覧いただければ。そんな感じでした。あとは、アメリカで取り上げられているニュースってのを番組でも調べてみたんですが。
◆まずはアメリカジョージア州の高校で起きた銃撃事件ですアメリカ南部 ジョージア州の高校で先週4日午前え銃撃事件があり4人が死亡9人が負傷してい ますはこの学校の14歳の男子生徒グレー容疑者を殺人容疑で逮捕しましたえ同機は 以前不明なのですがアメリカメディア親族の話として複雑な家庭環境が影響したと いう見方を伝えています第2生徒のおじいさんがニューヨークタイムズ誌の取材に孫 がこのようなことをしたのは彼が暮らす環境のせいだと話したと言いますCNN テレビによると大政党の両親近年争いが絶えず互いに警察に通報し合うなど荒れた 生活を送っていたと言いますえこの事件常寧さんこれはニューヨークでもやはり ニュースとしてはかなり扱われてますか はいそうですね結構これは話題になってましたねいろんな人が言ってましたはいで それに謎あの関連してですねいやこの近所でもこないだ銃撃事件があったのよみたい な話ですえやっいやいやいやいやあるんです自由の事件って多いんですね多いん ですねまマハタは昔よりは安全だと言われてますけどね私がえ昔ここにいたのは30 数年前ですけどまその頃は本当夜なんかまかったん出て危なかったんですけどはい そうだったんですねはい今は女性が1人で 歩いて帰っても大丈夫ぐらいのエリアもありますはあはあ例えばグランド セントラルの周りのま極一部とかそういう ところはねあんまり上の方行くと危ないんですけどはいはいあのまそんなにはただね やっぱあのあのハズれの方ねイースト ビレージとかあいうところはだいぶ荒れてるみたいですしですねうん今上念さん あのニューヨークと日本の差ってのは13時間ですから今夕方の4時半前というそう4時半ぐらいですやっぱり日中は安全だ けれどもニュヨーク暗くなったら特に注意 みたいなそういうことですかまあの日本的な意味で言うと安全じゃないですよ アメリカどこ行ってもそうなんですねそれ なりには気をつけなきゃいけないですけどまあの昼間のね今日日曜日だし観光客 いっぱいでね昼間は大丈夫ですけど割とニューヨークは日曜日はですね終わるの 早いんですよみんな月曜日仕事なんではい 金曜日と土曜日はもうフィーバーしてますけどああのそうですねあので今 ファッションウィークもやってるんでねはいえ土曜日の夜なんか飲んでるとモデル さんみたいなあの女性が結構いっぱいい たりとかして華やかでしたけどそうですかええでも日曜日はま昼間だけですかねあ そんな感じなんですねええそうですねはいま夜も浅い時間までかなって感じですね
◆今度はですねパレスチナ通信です6日ヨ田川西岸ナブルス近郊で人権活動家 のトルコ系アメリカ関の女性26歳がイスラエル軍に東部を銃撃され死亡したと 報じましたイスラエル軍生命で状況を調査していると表明していますで報道によると 女性はユダヤ人入植地拡大の抗議でもに参加していた際に銃撃を受けたといいます 銃撃後に病院に搬送されましたがその後死亡女性はイスラエル軍や入植者による 暴力からパレスチナ人農家を守るための活動に従事していたとされています イスラエル軍は生命で軍部隊に投石があり発砲で応戦したと認めましたその上で 外国人が死亡したとの情報があり現在調査中だと明らかにしていますこのイスラエル 軍の銃撃まそしてえトルコ系アメリカ石の女性263の女性がなくなったこれは やはりニュースでは扱われてますかねこれ で私が見た限りではちょっと出てなかったそうですかま僕は多分あのテレビをけた タイミングで出てなかっただけだと思うん ですけどまじられてはいますよあの調べたらネット調べたら出てきましたからあり ましたけどはいただじゃこれでその アメリカが強力にですねあのねあのイスラエルに圧力をかけて和を進められる かっていうとまたそれは別問題ですねええ そうなんですねえあとはこちらですアメリカ当局がイスラエル南部でのハマス による攻撃から1年となる日に合わせま10月7日ですからね去年のえ ニューヨークでユダヤ人を標的とした大量銃撃を立てたとしてカナダカナダ在住の 人物を起訴しましたえ事件はテロ関連の容疑で扱われていてえ当局はその計画を 発表しましたえそしてえこの人物ですねイスラエルでの暴力的な攻撃の日に象徴的 な行為として銃撃を実行しようとしたとされていますえハスの奇襲攻撃が行われたの が去年の日ですがこのニュースこれはどうでしょう 上念さんこれもねあのやっぱりあのアメリカこう内向きですね国代ニュースでなんか メインであんまりあの僕はテレビつけた時 にはやってなかったんですよねもちろんあの検索すれば出てきますよはいはいです けどあのまテレビでは今そんなのやってないです今目の前でえっとこれなんだろう えっとCBSニュースかなつけてますけどなんか全然違う今コマーシャルやってます コマーシャルコマーシャル線のなんかや夜の小の番線やってますねあそういうのです ねそら日本と変わんないって感じですね
ところでアメリカニューヨークの 連邦検察3日です中国政府の代理人として活動して金品を受け取った疑いで ニューヨーク州のホク知事の元側近のリンダ3容疑者とその夫を刑事卒意したと 発表しましたアメリカメディアによりますと両容疑者は罪状認否で無罪を主張しまし た発表によりますと産業議者は中国出身のアメリカ市民でえ2012年頃から 2023年去年まで州政府に勤務していましたえ知事の主席補佐官代理などを歴任 しその間中国政府の要請を受け台湾の用人が知事と面会するのを阻止したりえ知事の 旧正月のスピーチから新教ウイグル自に関する記述を削除したりしたなどとされて いますえ山陽議者りとしてニューヨークやハワイの不動産高級者などを手に入れたと 言いますえニューヨーク州知事の元側近が中国政府の代理人として活動していたと いうこのニュースこれはいかがですかこれはねまあまあ話題になってましたはいあの 何かの人にも言われましたその話をねええでなんかあのチャイナのことに対しては やっぱアメリカのですねこのリベラルな このえニューヨークにおいてもですね結構厳しい意見が多いですはいああはい私の 友達と昨日飯食ったんだけどええ ガガン てって聞いてくれたりとかルール守んねえだろあいつらみたいな感じのあもうそう いうことも言うんですねそうなんですよま あのなんか日本だとほらリベラルの人って新中派が多いじゃないですかはいね チャイナ好きな人がいてそのなんか チャイナが尖閣とかで暴れてもねあのいやいやなんかもうアメリカ軍に文句言い ますみたいななんかちょっとこう方間違っ てる人多いんですけどアメリカのリベラルはそうじゃなくてやっぱ人問があるので チイナって人権あのちゃんと守らない人に厳しいですよねこっちの意あやっぱり人権 には厳しいんですね人権かなり厳しいです ねであのその件はあの言われたのとあとなんかあのその3というねま人物です けれどもあの久本知事の時代から10年ぐらいも使えてんですよねはあええうんで あの見返りになんかそのねえ不動産すごい高いあの日本園で運園というやつをですね ロングアイランドの結構いい住にってたりとかねはいフェラーリの最新型乗ってると かですねあとなんか北京ダックじゃなくて南海式あ南南京式塩ガもみたいなのあるん ですねほ南京塩ガもみたいなやつをなんかそのおかいの料理に作らせたりとかねええ 日本でもほら共産党のふさんがねおかいの料理にいるとか言って話題になってました けれも共産とはおい料理に好きですね なんかねアメリカでもそんなことやってるんでえはいそういうので話題になってまし たでもねあのアメリカで10年も分からなかったのかみたい感じはしますけどもね まあだからそうですよねあの日本のことね上から目線で色々とですねそのなん サイバー防衛が弱いとかね色々おっしゃいますけどねいやお宅もだいぶ脇が甘いん じゃないですかみたいなことだと思うんでなんかそういうディスり合うんじゃなくて もうちょっと協力した方がいいですよね ちゃんとね日米当局はね本当そうですね
大谷翔平選手の話題からです。大リーグドジャースの大谷翔平が、日本時間の昨日、ガーディアンズ戦に1番DHで出場しましたが、2試合ぶりに4打数ノーヒットでした。大谷選手は前日の同じカードで45号ソロを打ち、すでにマークしていた46号と合わせてメジャー初の45ホームラン、45等塁を達成しました。しかしこの日、4打数ノーヒットで打率は2割8分9厘に下がりました。試合はドジャースが7対2で勝って連敗を2で止め、地区2位のパドレスが破れたため、地区優勝へのマジックナンバーを2つ減らし15としました。大谷選手は昨日の試合には出場していませんでしたが、その前の日に45号ホームランを達成しました。
上念さん、ニューヨークにいらして、大谷選手の話題とか振られることってありましたか?日本人の方にもたくさんあったんですが、上念さん、ドル円相場どうなりますかね、みたいな話ばっかりですね。そっちですか?そっちばっかりで、大谷さんの話題はあんまりなかったですね。やっぱりニューヨークですからね、ここは。あ、ロサンゼルスじゃないんで。そうか。ドジャースはロサンゼルスですからね。ロサンゼルスなんですよね。だから、なんか東京とかにいる人に、ソフトバンクホークスいかがですか、と言われても、いや東京なんで、ソフトバンクのファンはいると思うんですけど、みたいな感じになりますよね。そのノリかなと。あ、そうか。ニューヨークはヤンキースだからな。うん、ね、ヤンキーズの話題だったら言うんでしょうけども。いや、ヤンキーズの話題もそんなに多くないですね。やっぱりアメリカで多様な世の中ですね。あまり野球を気にしていないと、野球のことに気がつかないような感じでここまで来てしまうんです。そうなんですか。なんか日本で見ていると、大谷の周りにはファンが群がって、「翔平、翔平」とすごいから、アメリカどこに行ってもそういうもんかと思ったら、そうでもないということですね。いや、ちょっとね、
タイミングが悪くて、先週確か選手がこっちで試合していたんですよね。我々が来て、大谷さんがホームのロサンゼルスに戻っちゃっているので、それもあったりするんじゃないですか。大谷が来ていたら話題になったと思うんですけど、ニューヨークに大谷が来ていれば、また話は別なのかもしれませんけれどもね。ということは、今のところ上念さん、大谷選手の人気はあんまり感じていませんね。全く感じてないですね。全くですか。全くです。なんかちょっと寂しいような感じですね。ということは、上念さん、先ほどもちらっとおっしゃってましたが、上念さんに会ったら別の金融関係の話題がやっぱり多いんですね。やっぱりこっちの日本人の最大の関心事はドル円レートがどうなるかですね。ドル円レートですか。そうすると、それに対しては上念さんはクールな解説をされているということですか。それを講演するために来たようなものです。「講演」はどうだったんですか。盛り上がったんですか。去年よりもだいぶ集まりまして、来年は消防法の限界に挑むということで、また来ることにしました。おお、もう来年も来ることが決定したんですね。去年よりも人数が少なかったら来るのをやめようかなと思ったんですけど、去年からは倍増くらいしたので、来年は一応会場の限界キャパまで挑もうということで、ちょっと集め方も実は分かったので、どうすれば集まるかというのもあって。おお、そうなんですか。やっぱり集め方にもコツがあるんですね。コツがありました。伝わる集め方はこれだというのがあったので、色々教えてもらったんですよ。そこにもコネクションがあることも分かったので。これニューヨーク特有の集め方なんですか。あ、そうかもしれないですね。それは可能性がありますね。そうですか。
◆上念さんにこのテーマで話を聞いていきます。
残り2ヶ月を切ったアメリカ大統領戦の最新情報をニューヨークから解説します。11月5日投開票を迎えるアメリカ大統領選挙、残り2ヶ月を切りました。まずは上念さん、改めて現地の盛り上がりはいかがですか。大統領選挙。そうですね、割とみんな話題にしていて、こっちの東海岸の人は、大体みんな僕が会った人は、トランプどうなのよ、みたいな感じの人が多かったですね。あ、トランプどうなのよが多いんですね。トランプダメでしょう、こんなんダメでしょう、みたいな意味でどうなのよっていう感じですね。で、ハリスが勝つよ、みたいに言ってる人が多いのとはい。とはいえ、昨日、裁判所の前でYouTube撮ってたら、「トランプはノットギルティだ」と、自分でカメラ回して独自の解釈で撮っている人もいましたし、色々でしたね。そうですか。でも、先ほどおっしゃったように、ニューヨークは民主党が多いという言い方は少しオーバーかもしれませんが、でも多いってことですよね。この東海岸の人口が割と集中しているところ、例えばコネチカットからペンシルベニアのフィラデルフィアに至るぐらいまでは、基本的にその海側に住んでいる人は、ハリスとかバイデン支持の人が多いです。多いんですよね。ただ、ペンシルベニアは田舎の部分もすごくいっぱいあるので、ペンシルベニアはスイングステートと言われてますから。フィラデルフィアに近い方の都市部、海に近い方は完全に青で民主党ですけど、それ以外は赤い共和党のエリアで、激戦区です。でもなんかちょっとハリスが行きそうな感じではありますけどね。
現地時間の10日夜には、共和党候補トランプ前大統領と、民主党候補ハリス副大統領の初の直接対決となる討論会が、最大激戦州の東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで開催されます。元民主党選挙参謀のマイク・ルクス氏は、産経新聞の取材に対して「討論会でどちらが苦境で国民の困難に寄り添う候補か、指導スタイルを激戦州の有権者は見極めようとしている」と述べ、特にハリスにとって重大な機会になると強調しました。
前回6月の討論会を機に撤退に追い込まれたバイデン大統領のように、討論会は候補者の失策をさらけ出し、有権者の動向に決定的影響を与えた例も少なくないと言います。上念さん、まあ、これ、もうハリス副大統領は、ホテルにこもってリハーサルをやってるみたいな、そんなニュースも届いておりますけれども、この直接対決の討論会というのは、上念さんもしくは上念さんの周りの方々、どう見てますか?
まず、周りの人たちはね、結構注目してるんですよね。で、そのトランプさんがまた暴走して、その暴走老人ぶりを見せればいいんだ、みたいなことを言う人もいるし、ハリスさん、元検事ですから、ガンガン追い込むんじゃないか、みたいなことを言う人もいます。これ、今ニューヨークですから、どちらかというと「トランプをやっつけろ」みたいなモードで盛り上がっているんですが、私はそれをいろいろ言われた後に「そうなの?」って言って、実は日本人なんですけど、私はあんまり討論会関係ないと思いますよ、という答えです。
ボロ負けした方でも、ボロ負けした方の候補を応援している人は負けを認めないし、負けてるからこそ一生懸命応援しなきゃいけない、みたいなところも出てきたりするので、あんまり討論会は関係なくてですね。私が参考にしているアラン・リクトマン先生という元ハーバードの先生がいらっしゃいまして、この方が13の鍵の理論というのを提唱しています。チャレンジャーはこの13の鍵のうち6つを取らないと勝てないんですけど、今トランプさんは5つ取れそうなんですよね。頑張れば、トランプは5つ取れそうで、6つ目が取れるかどうかが焦点です。
その日はあんまり討論会とか関係なくて、この後出てくるかもしれませんが、ガザの停戦ができるかどうかが分かれ道かな、という感じですね。そうなんですね。、でもガザの停戦は先ほどの情報によると、もうちょっと延期になりそうだとも言われていますよね。ダニアが戦争を続けたくてしょうがないですからね。ハマスもまた無理難題を吹っかけてきたみたいです。
でも、今上念さんがおっしゃった13の鍵のうち、5つは取れるかもしれない。でも、残り8つありますよね? はい。残り8つのうち、1番取れそうなのは「ソーシャルアレストキー」といって、社会的な混乱が生じるかどうかです。これは、ガザの停戦に失敗して、またイスラエルがガンガン攻めてくると、大学でデモが起こるんですよ。夏休み前はすごく激しかったデモが、9月の新学期が始まってどうなるかがポイントです。
今のところは、特に揉めていません。新学期が始まったばかりですが、ニューヨーク大学とかコロンビア大学とか、マンハッタンにもありますけど、特に何も起こっていないです。
これ、夏休みはすごかったんですよ。もう本当に、そうだったんですね。神田カルチェ・ラタンみたいなノリで、大学占拠しちゃって、機動隊が入って排除みたいな。で、そこまでだったんだ。リーダーが退学処分みたいなところまで行ったんです。だ、それぐらいのがまた起きると、そのキーはトランプさんの方に行っちゃう、というのが1つ。でもう1個ありまして、もう1個はね、ちょっとここに来て株価が微妙ですよね。で、10月のオクトーバーサプライズでもし株価大暴落とかになれば、これもトランプさんに有利と。それが有利。9月6日も前の日と比べると436ぐらい値を下げてますからね。で、もしディベートの後、株価が暴落すれば、ディベートの結果に関係なくトランプさん有利。はあ、でも下がるにしても大した下げじゃなかったら、ブラックマンデーぐらいの下げじゃないといけないんで、はっきり言って、10%とか20%とかの調整がなければ、これ、ハリスさん有利と。そうですか。という感じですね。ああ、どうなっていくのかですね。
で、先ほど上念さんが軽く触れましたけれども、ハリス副大統領は討論会に向けてホテルにこもってですね、模擬舞台もちゃんと用意して、服装も似せたトランプ氏役との練習を重ねていると言います。対するトランプ氏は、ハリスを演じる役というのは特にいないそうですが、即興で対応する練習を中心に行っているようですね。両陣営とも、直接対決に向けて模擬練習っていうのは上念さん、するんですね。いや、普通ディベートやる場合はね、模擬ディベートを何回もやりますよ。スパーリングみたいなもんですからね。はあ、やらなきゃいけないですよね。そうなんですね。
で、このハリスについては、これまで候補として対面インタビューに応じたのは、副大統領候補のウルズ州知事が同席して、CNNテレビでの1回のみで、パフォーマンスが未知数だとはしばしば言われています。そして、ワードサラダという批判も以前からなされています。ワードサラダというのは、文法的には正しくても単語の使い方がでたらめなために、意味不明の文章という意味なんだそうです。そのため、この討論会でボロが出るのではないか、こういう指摘もあると言いますが、上念さん、これまでのハリス氏の発言などで、何か気になったところってのはありますか?
そうですね。あの、「食料品が高いから、価格統制をします」とか言いましたよね。はあ、もうあれはなんか、マンキューとかからもボロカス言われてて、経済学者のグレゴリー・マンキューからも「ちょっとまともな経済ブレーンをつけた方がいいんじゃないですか」みたいな感じで。ああ、そうか、ブレーンをね。価格統制がうまくいくわけないんで、「何言ってるの、この人は」と。だから、反射神経で取り繕っちゃうと変なこと言っちゃうかもしれませんね。だから、食料価格が高くて困ってる人がいるけど、「お前どうすんだ?」って聞かれたら、「いや、価格を統制して安くしますから」みたいなことを、何も実現可能性とか考えずに、勉強してなければ、ポロっと言ってしまう。勉強してない可能性もあると。そこですね、はい。それをちょっと気をつけなきゃいけないかな、と思いますね。
直近の支持率を見ると、ハリス氏がわずかにリードという数字があります。アメリカ政治サイトのリアルクリアポリティクスが集計した直近、これ8月22日から9月4日の全米の平均支持率を見ますと、ハリス氏が48.3%、トランプ氏が46.5%、ハリス氏がトランプ氏を1.8ポイント上回っています。
この最新の支持率の状況、上念さんこれはどうご覧になりますか?
全く当てになりません。当てにならない、
これ、アラン・リットマン教授曰く、単なるスナップショットで、何にもそのモメンタムを表してないと。
なので見てもいいけど、あまり参考にはならないよ、と。いうことですね。
じゃあこれは、まあ今の数字は全然当てにならないと。もう世論調査、全然気にしなくていいってリットマン教授、言ってました。もうただひたすら「13の鍵」を見てればいい、と。
で、そんな中、アメリカ共和党のチェイニー元副大統領が、11月の大統領選挙で民主党の大統領候補ハリスに投票すると表明し、共和党の元副大統領がハリス氏、民主党に投票すると表明していると。チェイニー氏は、トランプ氏が2020年の大統領選挙の結果を認めず、2021年1月に引き起こした議会の選挙事件を念頭に「彼は有権者に拒否された後も権力を維持するため、嘘と暴力で選挙を盗もうとした。二度と権力を任せられない」とこう批判しています。「アメリカ市民には党派よりも国を優先する義務がある」、まあこのように指摘して、支持する考えを示しています。
これに先だって、チェイニー氏の娘で、トランプ氏を厳しく批判している共和党のリズ・チェイニー元会員議員も、ハリス氏への投票を表明していました。共和党チェイニー元副大統領が民主党ハリス氏を支持、というよりも「トランプには入れないよ」と、まあいうことなんですが、上念さん、この影響はどうなんでしょうね?
これもだから、話題にはなってましたよ。何人かに言われました。「あのチェイニーがね、もうトランプには入れないみたいな感じ」と、言われたんですが、ですがあんまり関係ないです。あ、これも関係ない?
これも「13の鍵」には、関係ないですね。まとにかくその13のポイントを見るってことなんですね。
そうですね。ポイントでも、動きそうなところはその2つだけなんですよ。外交とそれから社会的安定の2つだけ。これがどうなるか。それ以外はもう、動きそうにないですよね。
あ、もうそうなんですね。
そうそう。トランプさんは5つの鍵を持ってるんですけど、そのうちの1つが、その外交なんですよね。さしたる成功がないっていうのを、逆にそれがトランプさんに有利って出てるんですけど、で、外交でもし得点を重ねちゃうと、この1個が取られちゃうんですよね。はい。
で、逆に、ハリスさんの方は、一応社会的安定は今達成されてるんですけれども、この後、それが破られると、トランプさんの方にその鍵が行ってしまうと。だ、お互いに2個ずつ交換になるかもしれないし、両方どっちかに行っちゃうかもしれないし。両方行けば結果が変わっちゃうっていう、あそこで逆転というか、まあ形成が変わってくるということなんですね。
そうですね。だから、チェニーさんがどっちを支持するかっていうのは、その鍵を動かさないでしょ?はい、そうですね。でしょ?なんで、あんまり気にしてもしょうがない。面白い話題ですね、ぐらいでいいんじゃないですか?
ああ、なるほどね、みたいな感じですね。
そして、民主党は、オバマ元大統領、ヒラリー・クリントン元国務長官、バーニー・サンダース氏ら、大物を動員し、一枚岩を演出しているイメージがあるということなんですが。
共和党はそういう意味では、何かワンマンというか、もうトランプっていう感じですよね。もうトランプの党になっちゃいましたもんね、和党はね。だからチェニーが反対してるんですよ、「共和党はトランプの党じゃねえ」つってね。
で、あとあの、このク、ヒラリー・クリントンさんとか、バーニー・サンダースとか、オバマ夫妻とかね、一枚岩になって今、このハリスを押してるっていうのは、これは実はその「13の鍵」に関係がありまして。
大統領候補ね、現職の大統領候補、というか、与党の方ですね。与党大統領候補は、圧倒的多数でもうほとんど何の争いもなく、大統領候補にノミネートされないといけないです。で、今回、カマラ・ハリスが正式に大統領候補にノミネートされましたけど、有力な対立候補はほとんどなくて、もう圧倒的に多数で行きましたよね。
で、その原動力になったのは、このオバマ、ヒラリー、サンダースと、もうこの人たちが「もうハリスしかいない。トランプになっちゃうとやばい」って言って、団結したんで。で、この鍵をだからゲットしたんですよ。「あ、それでゲットしたんだですね」「それはそう」。
それを1個、だからハリスはゲットして、これはもう離れようがないですよね。もう確実に自分のものになってるので、そういう点ではこれは大きかったんですが、これからはもう関係ないです。というか、これを失うことはほぼ関係ない。
で、なるほど、もう1つ取ったから、もうそれでね。もう1つここはもう完全に取れてるやつなので、もう戻らないということなんで。戻りそうなのは、だからその社会的安定のキーがトランプさんの方に転がり込む。そうだし、はい。トランプさんの方にある外交、軍事で「対して成功してねえじゃん」っていうキーが成功しちゃって、こっちに転じる。それ戦ですね、ということなんですね。
はいあとはロシアのプーチン大統領がハリス指示というニュースもありましたえ プーチン大統領はですねえこのアメリカ大統領戦巡りえ民主党候補のハリス副 大統領を支持するつもりだと皮肉まじりに語ったとえいうことなんですがこれは ハリス氏の方がぎしやすいということなんでしょうかねいやトランプさんに勝って ほしいからですよあそういうことなんです かそうそうあのプーチンが応援する方が不利になるなんてことは十分分かってて 自分が嫌われてるっていうだからハリス 応援するって言ってハリスがちょっとでも 不利になればっていうことでダメもでやってみるとロシアのよくやる手ですよ
はい ははそうか自分が言うのと逆みんなやろう とするということなんですねまそでさらに言うとねトランプさんってほらなんか ウクライナに対してめっちゃ厳しいこと 言っててロシアに甘いこと言ってるので その点では全然グレイトじゃないですよね申し訳ないですけどあ確かにそう ですねえうんそうそうそうだからまそう いうのも含めてこういうまえひねりはいことをやってきたのかなと思いますけど
今ニューヨークにいらっしゃいますけれども、朝晩結構14度とかでね、結構肌寒いですし、風邪ひいてる人とか出てきてます。周りでも、ほんとに寒くなったって感じたのは昨日の午後からなんです。
「あ、そうなんですね。」 「昨日のね、夕方、そうですね4時とか5時ぐらいから、本当急に寒くなって。」
お昼にね、ちょっと劇場行ったんですよ。ガーシュインシアターっていう、『ウィキッド』っていうミュージカル見てきたんですけど。」 「『ウィキッド』」 「で、『ウィキッド』行く前はすごい暑かったんです。
で終わって出てきたらもうウィキッドリー・パーフェクト。去年とだいぶ変わりましたね。」
「あ、そうなんですね。」 「ええ、あの去年だいぶ変わって、中国人の観光客は本当にいないんですよ。全然。あの、団体みたいなのはもう全くいないですし、アジア系の人が歩いてるとね、なんか日本人によくぶつかるんですよ。」 「ああ、そうなんですね。」 「で、たまにその日本人の中でマスクしてる人が何人かいるってことです。こっちに住んでる人はマスク誰もしてないですね。」 「そうなんですか。」
「私、あの先週の土曜日ですけれども、昨日ですよね。またまた、あの中央線に乗ってましてね、まあ比較的早い時間ではあったんですが、どのくらいマスクしてるのかって1両車両で見たら、4割してますね。まだ。」 「ああ、マスク、いやだから、その時間とかもあるのかもしれませんけれども、あ、4割してるなという感じですね。」
「結構、100人に1人見るかどうかです、こちらでは。」 「あ、そうなんですね。」 「やっぱり場所が変わればマスクの着用率も変わりますね、これね。」 「そうです。いやでも、なんかニューヨーク、空気悪くてね、くしゃみがすごい出るんで、マスクしたいんですけどね、むしろ。」 「あ、そうか。空気がなんかこう微粒子みたいなのが飛んでる可能性ありますもんね。東京よりやっぱ良くないかな、ちょっと。」
「何かが飛んでるかもしれませんよね。」 「ええ、で、今ちょっとこう鼻の中でこう花粉吸着する薬あるじゃないですか。」 「あ、あります、」 「鼻でブロックしてるんで、なんとかなってますけど、本当だったらマスクした方がいいぐらいかもしれませんね。」 「こっちではマスクした方がいいんじゃないかと思っちゃいますけどね、逆に。」
「でも、マスクすると、『なんだあいつ』みたいに思われません?まあ、してないんでわかんないですけどね。」 「でも、すごい鉄のメンタルでマスクしてる日本人、見ましたよ。」 「あ、そうですか。」 「ええ、2人ぐらい、この1週間で見ました。」
共同通信によると、菅前総理は小泉進次郎氏の支援を明言しました。菅前総理は昨日、自民党総裁選挙で小泉進次郎元環境大臣を支援すると表明し、小泉氏の横浜市での街頭演説に駆けつけ、「なんとしても小泉氏に日本の舵取りを託したい、そんな思いで応援させていただいている」と話しました。菅前総理は小泉氏の隣でマイクを握り、「皆さんの大きな力や熱意を与えていただくようお願いしたい」と呼びかけたといいます。菅前総理が小泉進次郎氏の支援を明言したことについて、上念さん、これはどうご覧になっていますか?
「神奈川コネクション」ですね。あの、菅さんは小泉さんや河野さんを両方応援していましたが、今回はやっぱり小泉さんの方に乗ったということで、河野さんは独自に戦い、麻生派の支持を得てやるみたいですね。それぞれ、後ろに強力な政治家をつけて戦っているという状況でしょう。
ところで、石破元幹事長ですが、昨日東京各地で街頭演説を行いました。出馬表明後、街頭に立つのは初めてです。石破氏は演説前に「男はつらいよ」でおなじみの柴又帝釈天で必勝祈願をし、厚見清さんが演じたトラさんのコスプレ姿で登場し、商店街を練り歩き、住民や観光客と握手し、記念撮影にも笑顔で応じたといいます。また、石破氏はマイナンバーカードと健康保険証の一本化を巡り、健康保険証の廃止期限の見直し論に賛同し、「期限が来ても納得しない人がいれば併用も選択肢として当然だ」と記者団に語ったといいます。この石破氏の街頭演説、そしてマイナンバーカードに関する発言について、上念さんどう思われますか?
「いつものちゃぶ台返しですよね、はは。もう何度も何度も同じ話をして、長い間かけて結論を出したものに対して、またその話をひっくり返して茶々を入れるのが石破さんの得意技なんですよね。例えば、皇位継承問題についても、男系男子で決まっているのに『女系も』とか言い出したり、憲法改正についても、9条に3項を加えるって話がまとまっているのに『2項の見直しが』と言い出したり、もうすぐにひっくり返して『俺は皆のこと考えてます』みたいにアピールしてるんですけど、これほんとやめてほしいなと思いますね。」
「議会制民主主義をやめて幕藩体制に戻すとか、そんなこと言ってほしいですよね。大きく変えるならそこまで言えって話で、結局そこまで言わないでしょ。」
「それはなんでかって言うと、テレビを見ながら温度を測っているからですよ。この人は、テレビを見ながらタイミングを測って、受けることだけを言ってるんですよ。もし、士農工商制度を復活させるとか言ったら絶対に批判されますよね、だから言わないんです。」
「そうでしょうね、だからリスクを取らない人なので、僕は…はダメだと思います。」
▼昨日の読売新聞によると、トランプ氏の量刑再延期が発表されました。アメリカのトランプ前大統領が不倫の口止め料を不正に処理したとされる事件の裁判で、ニューヨーク州の地裁は6日、量刑の言い渡しを今月18日から大統領選挙後の11月26日に延期すると発表しました。
今回の事件を巡り、トランプ氏は5月、大統領経験者として初めて刑事裁判で有罪の評決を受けました。量刑言い渡しの日程は当初7月11日に設定されていましたが、連邦最高裁が7月1日、「大統領在任中の公的行為は免責される」との判断を示しました。これを受け、トランプ氏側が有罪評決の無効を申し立て、9月に延期されました。有罪評決無効の申し立てに対する判断も11月12日に延期されています。
ご時世でも触れましたけれども、トランプ氏の量刑再延期、これどうでしょうかね。大統領選挙に対する影響はあまりないと思いますよ。これ、ご時世でも言った通り、アラン・リクトマン氏の「13の鍵」で言うとこれ入ってないので、はい。挑戦者が刑事事件で有罪になるのは13の鍵には入っていないので、あまり関係ないかなと思っていますけどね。
担当判事は、再延期の理由について「11月5日の大統領選挙に言及し、量刑言い渡しなどの手続きが選挙に影響を与えようとしているという誤解を避けるためだ」と説明しました。トランプ氏が実刑を言い渡される可能性があったため、大統領選前の裁判の判断次第で無党派層の投票行動に影響すると指摘されていたということですが、上念さん、これは13の鍵の中には入っていないということですね。
「これは入ってこないですね。全然入っていないんですけど、なんで入らないかっていうのを私なりに考えてみると、量刑が延期される、もしくは判決が延期されるっていうことになると、要はその判決がトランプ氏に影響するんじゃないかっていうのは言えなくなるわけですよね。もう裁判は関係ないっていうふうになるわけです。で、裁判が関係あるって言ってたら、これ、負けた時もトランプさんはこれを言い訳にできるし…」
「ああ、言い訳に。」
それができなくなったということですから、果たしてどっちに有利か不利かって、あんまり言えないですよね。負けたとしても「そんなの関係ないでしょ」って言われちゃうかもしれないし、勝ったら「やっぱり裁判関係なかったでしょ」って言われちゃうかもしれないし。ここはちょっとわからないですよね。
だから、これ自体がアメリカの裁判所、司法として懸命な判断をしたというか、司法は独立していますから、その判断が他の権力に影響してはいけないということですね。これは行政府の長を決める選挙ですから、そこに大きな影響があることはもう彼らは目に見えていると考えているわけですが、本当はあまり関係ないんですよね。ただ、影響があったらいけないので、慎重に慎重を期して延期したと思います。
で、トランプ氏は今回の事件を含めて4つの刑事裁判を抱えています。口止め料の不正処理事件を除く3つの裁判は、大統領選挙の前に開廷が始まらない見通しです。ということですね。
これ、もしトランプ氏が大統領選に勝利した場合、どうなっていくんでしょうね。自分に恩赦を言い渡して終了ということですか?はい。「俺が当選するのを妨害した奴は全員牢屋に入れる」って宣言していて、今ニュースでアメリカのニュースに話題になっていますよね。「俺が勝った時には、俺を妨害した奴は全員牢屋だ」と。歴史的な判決を言い渡すぐらいの勢いで言っていて、それが話題になっているんです。
あと、この裁判がもしあった場合、有罪判決が出たら「トランプは殉教者だ」って言って応援する人もいるでしょうし、「ほら見ろ、やっぱりこいつは犯罪者だ」って言う人もいるでしょうし、どちらも同じです。反対に無罪判決が出ても「ほら、見ろ、トランプは無罪だった」って言う人と、「裁判所が選挙の結果に忖度したんだ」っていう人が出てきて、結局どっちに転んでもプラスマイナスゼロかなって思うんですよ。そっちの方がね。むしろ「13の鍵」の方が、この複雑な状況を読み解く素晴らしい法則だと僕は思いますけどね。
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昨日の日経新聞ですが、今月6日に発表された8月の雇用統計。アメリカですね、失業率が市場の予想通りに低下するなど、アメリカの雇用の急減速への懸念が和らいだと言われています。失業率は4.2%、7月よりも1ポイント下がりました。7月は失業率の想定外の上昇が株価急落の引き金となりました。今回、さらに失業率が上昇しショックが繰り返されると、7月の会合で利下げを見送ったFRB(連邦準備制度理事会)に対する批判が強まる可能性もあったと言います。後ほど詳しく伺いますが、アメリカの8月の雇用統計について、上念さん、これはどうご覧になりますか?
「想定内です」とのことですか。全てはFRBの計画通り、みたいな感じですか。FRBの「サウンドオンリー」な感じで、エヴァンゲリオンですね、「ゼレかみ」みたいな。全てはゼレの計画通り、みたいな感じで、全てはFRBの計画通りじゃないんですかね、今回はね。
で、昨日の読売新聞なんですが、アメリカのFRB、今月17日に開きますFOMC(連邦公開市場委員会)の決定内容に注目が集まっています。FRBが利下げに踏み切ることはほぼ確実されているわけなのですが、雇用統計で雇用が引き続き原則基調にあることが示されましたので、利下げ幅を通常の0.25%の倍となる0.5%にする可能性も取り沙汰されていると言います。この利下げ幅ですが、これは上念さん、どうですかね?
「これ寺島さん、証人になってくださいよ」とのことですが、私先週これ0.5%だって言いましたよね、この番組で。今でもそう思っています。お一貫して0.5%って言ってますよね。2バイ、2バイみたいな感じで。そう、高山です、高山。古いな。ジェシー、ジェシー高山です。2バイで0.5%おお、ほ。はじゃ、今回0.25%じゃなくても倍の0.5%行きそうだと。05行くと、私、最初から0.5%じゃないかなって思ってたんですけどね。
根拠はって言われても、これはちょっと難しいんですよ。難しいんですけど、一応経験値と経済理論に基づいて、利上げ・利下げが必要なことは間違いない。これは経済理論から考えて間違いない。幅がどれぐらいかってところは、いろんな計算がありますよね。はあ、アメリカの利金はこれぐらいだから、これに近づけるように、みたいな議論もあるんですけど。ちょっと戦略的にやっぱ0.5%かな。そうですか。うん、先にドンとやっといて、その後もう何回か様子で下げて、なるほど。で、下げ止まりって感じかなと思いますけどね。一回思い切ってという感じなんですね。
元々私ね、あのFRBの利下げは年4回ぐらいあるかもって言ってたんですよ、以前。でも、もう4回はさすがにないですね。さすがにもうね、これはええ、さすがにないので、一回が2回分のバということで、最近言ってますよね。
パウエル議長は8月23日のジャクソンホール会議で、9月の利下げ開始を事実上明言していました。景気減速が懸念される中で、政策金利を引き下げて個人や企業がお金を借りやすくし、消費や投資を刺激する狙いがあると言います。
◆共同通信ですアメリカ軍普天間飛行場を抱える沖縄県ギノ湾市の市長選挙が 昨日当会表され普天間飛行場の名辺野古移設を容認する元市長で自民党と公明党が 推薦した崎淳氏が反対派の玉デニー知事を支える勢力オール沖縄が両立した新人の元 市議立憲民主党共産党社民党地域政党の沖縄社会大衆党が推薦したトバ 2人を破り通算3回目の当選を果たしましたえ咲まが2万473秒えトバル氏が1万6000というこの差ですえ今回の ギノ1市長選挙前の市長の死去に伴う選挙でしたえ投票率 53.2でえ前回を10.22ポイント下回っています上念さんギノ湾市長選挙の この結果ですがこれはどうご覧になりますかあの2点あるんですけどまず1点は崎 さん圧勝でしたねとはいええ8000秒差ですのでもう圧勝ですよねこれはねそれ からもう1点はですねオーロきなという風にねあのこのニュース原稿には書いてあり ますけどはいオールっていうのは全部って 意味なんですよはいなんで負けるんですかああそうですね全部だったら負けるわけ ないでしょはいだからオールって名前ついてるけど一部の代表しかないわけですよね ああ確かにオールだった時期は あるんですよはいねあのまあのえとオナさんねあの自民党からまねあのまやめてで例のねあのほらあのえっと少女暴行事件の ねはいええはいあれでま怒りがもう爆発して沖縄県民全員がオールになった時期は あったんですけどオールだった時期はもう 1年かそこらでえだんだん抜けてねその旧星県の人が抜け公明党が抜けはいで地元の 人に聞くともう公明党が抜けた時点でオールってもうなってないんだけどみたいな風 に言う人もいますよねええうんだから そそういつまでオールって言い続けるんですかオールじゃないのにとはいえどうな のとえそうですね読売新聞のオンラインを見ると普天間飛行場名辺野古への移設を 巡る沖縄県と国の法廷闘争ほぼ決着して工事が進展移設の是非は大きな争点となら なかったと言いますえ移設を容認する先設完了前の普天間飛行場の段階的な負担軽減 や政府と強調した飛行場変換後地の開発を訴え指示を広げました一方のトバ氏玉木 知事の全面支援を受けて保育料無償化など市民目線の施策をアピールしえ12年続い た保守刑姿勢の殺神を呼びかけましたが及ばなかったと言いますえさま報道人に 対し普天間飛行上の変換記述の明確化とその変換までの間の危険性の除去について 政府と交渉しながらあらゆる方策を講じたいこのように決意を語っていますえ普天間飛行上辺野古移設に関する咲まのこの発言これは常寧さんいかがですかまう おっしゃる通りじゃないですかねあの地元にね危険があっちゃいけないですからはい ねあのそれはした方がいいでしょうしあと ま普天間がね変換されるということでえま米軍のですね基地負担軽減という点では 大きな進展ですよねはいね基負担を軽減してくれって言ってたことを軽減しようとし たらなぜ反対するのかっての私は全く理解 できないんですけどはいえで米軍出てけっていう話になるとじゃあチャイナが目の前 にいますけどそれは出てけって言わないん ですかみたいなね話になるのでなんかおかしなことになってませんかっていうの はまいつも思うんですよねねえうんもう あのウクライナの件を見ればその基地反対派のロジックって破綻してるのは誰でも 分かると思うんですよはいえ武装しなくて も狙われるしはいね弱いと思ったら攻めてくるでしょ相手はえええこれが現実ですよ ねうんだから戦争を起こしたくないなら むしろ相手に対して大きなコストがあるよということをちゃんと自覚させるような 抑止力ですよねこれ持たざら得ないとええ 悲しいですけどこれが現実ですしあの幸福なんかしたら部長の大虐殺見れば分かる 通りああいう研修国家に対して幸福なんか しむなら大変な目に入りますよはいねえねかつて日本もあの満州にねなだれ込んだ ソ連軍に住されましたけどはいね本当ちっちゃい女の子までされてひどい目 に会いましたよねになりますから 本当にはいあのやっぱ人件というものをもうちょっとねちゃんと考えてほしいなと 思いますね
ここからは 上念さんにこのテーマで話を聞きます。日経平均株価、4日続けて下落。円相場は1ドル141円台後半に上昇。先週金曜の東京株式市場、日経平均株価終わり値は前の日と比べて26,562円安い3万6000円台で関連株引き続き売られていると言います。
上念さん、先週火曜日から4営業日連続で日経平均株価が下落ということですが、この辺りは上念さんどうご覧になっていますか?
「上がったら下がる、下がったら上がる」と。下がったら上がるし、上がったら下がる。以上、短期の値動きはそんなもんです。
「そうですか。」はい。なんでって言われても、それは短期の値動きはそういうもんです。で、問題は長期の値動きなんですけど、これは最終的には経済理論通りになるでしょうね。経済理論通りになるということは、もう皆さんね、お分かりですよねというところなんですけど。
「で、見るか長期で見るかってことですね。」そういうことです。で、経済理論っていうのは、やっぱりその貨幣量とか金利とかの動きが非常に重要なので、日米の政策当局は、金利とかインフレについてどう考えてるかっていうところがすごく大事なんですよ。
「はい。」で、例えば今、私アメリカにいるんで、アメリカは利下げだって言われてますけど、じゃあ利下げをどんどんして金利が0%になるまでやるかというと、多分やらないですよ。0.25%か0.5%かって言うてますけど、どっちかで一回作業して様子を見て、また足らなかったら作業して様子を見る。
「じゃあ足りてるって考えるのはどういう時なのって言うと?」経験が復活してくる時でしょ。あ、そうか。ですよね。で、利下げすればいずれ経済は良くなるんでしょ。はい。ほら、これが長期です。
「そうか、長い目で見ればそういうことですね。」そうです。私はいつとは言ってません。いつとは言ってないですけど、適切な対応すれば結果が正しい方向に出るし、逆にデフレの時の日本のように、不適切な対応をすれば、それはカオスになりますよ。
「1ドル100円になるかもしれないし。」ええ、100円切っちゃうかもしれないし。行き過ぎた円高ね。それから日経平均の大暴落、7000円まできましたからね。日経平均そうたね。ね。
「だから、その経済失政をしなければ、方向は正しい方向に行くし、経済失政をすれば、崩壊の方向に向かうと。」はい、もうそれだけです。
でも逆に考えると、改めてやっぱりこの政治というか、その政府のリードの仕方によって幸せにもなるし、不幸せにもなるってことですね。
「はい。」いや、おっしゃる通りでして、
インフレになったこの世界っていうのは、中央銀行よりもむしろ政府の役割の方が大きいのではないかと言われています。それは、物価の財政理論というやつで導き出される結論なんですけどね。
端的に言うと、イギリスのトラス師匠って言ったじゃないですか。トラスは、トラスさんね、あの人は40日ぐらいでやめちゃいましたけど、はい。彼女は、要は市場からノーを突きつけられた人ですよね。
で、なんでノーを突きつけられたかと言うと、イギリスのインフレ率が10%行ってるのに、減税してさらに財政をやるって言っちゃったんですよ。そしたら、もうポンドが売られる、株が売られる、国債が売られるのでもうトリプル安みたいになって、お前トラスふざけんなみたいな、もうソース感食らってやめたんですよ。そしたら今、ディープステートがとか言って、陰謀論言ってるらしいです。トラスさん。あ、そうですか。もう闇落ちしてわけわかんないとか言っちゃいましたもん。あいつ。そんな感じですよ。
だから、正しいことをするってことが、天につばするような政策をしてはいけないと。これ、自民党総裁戦にもですね、立憲と立憲民主党の代表選にも出てる人にも言いたいんですけど、もう経済の法則は決まってますから。天につばするようなことをやっても、その通りにはなりません。無理です。価格統制なんかが一番いい例ですけどね。そんな感じですね。
そして、3日のニューヨーク株式市場ですが、アメリカの半導体大手NVIDIAの株価が落ち、終わり値は前の営業日と比べて10%安となり、時価総額およそ40兆円減少したと言われています。そして、欧米メディアによると、アメリカ企業の時価総額の1日の下落幅として過去最大だと言います。
NVIDIAの株価急落、これは上念さんどうお感じですか?
「AIバブルを一手に負ってたのがNVIDIAだと思うんですよね。」
それから、ITバブルの時ってAmazonもあったし、他にもいろいろありましたよね。で、コンピューター会社の株もそうだし、Intelみたいなのもあったし、結構いっぱいありましたよね。IT革命でね、NTTだって注目されてた株ですから。その通信会社からAmazonから、いろんなところにこう、ITバブルってあったんですけど、AIバブルって割とNVIDIAに集中している感じがしません?
「はい、NVIDIAって言ってましたよね。」そうです。ここしか作れないから、GPUがね、早いやつが。なので、あの期待を一心に背負っていたので、ちょっと崩れた時のダメージも大きかったんじゃないかなと。いうふうに私は想像してるんですけど。
「こんなに見てきたようにものを言うと、これ何か根拠あるかというとないです。」
短期的な値動きなんで、上がったら下がる。これもまた上がる時にいろいろ理由をつけるんですけど、あえて理由をつけるなら、それかなぐらいですよ。そんなにこれだからとか言って言えませんよ、これは。
今度の円相場なんですが、6日のニューヨーク外国為替市場で対ドルの円相場は、一時1ドル141円台後半に上昇しました。こちらですが、8月上旬以来のおよそ1ヶ月ぶりの円高水準でした。こちらの要因は、6日に発表されたアメリカの雇用統計で景気を反映する非農業部門の就業者数の伸びが市場の予想を下回ったことだと言われています。労働市場の加熱感が収まってインフレが鎮静化しつつある、こういう見方からFRBが今月利下げを開始するとの観測が強まり、日本とアメリカの金利差の縮小が意識され、ドルを売って円を買う動きが優勢になったということですけども、上念さん、これはどうですか?
「まあまあ、こういう話も当たらずしも遠からずなんですけど、基本的には短期の値動きなので、それはきっかけだったかもしれないけど、本当の原因は違うかもしれませんよ。」
あんまり日経新聞のこの話を信じちゃいけないですね。私は信じません。で、本当の理由は大体経済理論通りに動いているということですね。その経済理論について詳しくはスイブニングラボで解説します。そうですか、ニューヨークにいても、そうですね。さんね。
「そうですか。」はい。じゃあ、これ、こんな5分とかで説明できないですね。
先ほどご質問にもですね、ニューヨークで大谷翔平どうですかって聞いたら、確かに言われたらその通りで、ニューヨークはヤンキースでね、ドジャースはロサンゼルスだから、あまりこの話題になっていないということでしたが、その大谷がロサンゼルスで行われたガーディアンズ戦の5回に、2試合ぶりのホームランとなる46号ソロを放ちまして、2021年の自己最多に並びました。上念さん、打ってますよ、大谷はね。すごいですね。ね。これでだから46ホームラン、46通りですよ。46本の。でも、ニューヨークでは今1つっていうね、そんなにスポーツニュースでやってたんでしょうけど、どうなのみたいな。。
さて、昨日の読売新聞です。日本鉄によるアメリカ鉄鉱大手USスチール買収計画を巡り、アメリカ政府機関が国家安全保障上の懸念を指摘する所管を日鉄に送りました。鉄鋼生産能力の削減につながる可能性があるとの内容だとロイター通信が伝えました。日鉄は懸念に応じる見込みですが、アメリカ政権は買収阻止を表明する見込みです。関係者によると、日鉄はアメリカ政府で安全保障の審査を担当する対米外国投資委員会から所管を受け取りました。ロイターによると、所管は8月31日付けで、中国鉄鋼の過剰供給に言及し、USスチールが日鉄の傘下に入ると、鉄鋼輸入への関税をアメリカ政府に求める可能性が低くなり、アメリカ国内の鉄生産能力の削減につながる恐れがあると指摘しています。また、関税を巡る権限はアメリカ政府自身が握っていて、私的には説得力に欠ける面があると思います。
これ上念さんだって、これ先方USスチールと日本鉄が話し合って、それがベストだということで踏み切るとしていたら、なんか政治のカードに使われちゃったみたいな、そんなイメージがあるんですが、これどうなりますか。
「そう、反対しているロビイストっていうのも、USスチールの競合他者が入っているロビイストなんですよね。ああ、だからこの話が潰れてくれたら、自分たちが有利になるので、積極的に潰しに行っているんじゃないかということも言われていますよね。」そうですか。で、従業員もそのまま雇うし、子も増やしますし、みたいなことも言ってるしね、工場もだってアメリカから移転しないしって言ってるのになんか日本の会社に帰れの気がいらねえ、うんって、それだけですよね。これ、トランプ側が言い始めて、「俺が大統領になったらこんなのをもうなくすぞ」となったら、今度民主党もそう言い始めたっていう。カード切られちゃったんで、もうやらざるを得ないみたいな感じですよね。こういう、なんかチキンゲームみたいなのはやめた方がいいと思うんですよね。USスチールは、これもし買わなかったら日鉄が潰れるしかないんですよ。そうで潰れたら、アメリカの従業員の皆さんみんな困るわけでしょ。だからちょっとどうなりますよね、普通に考えたらね。でも、ライバル会社としては妨害したんでしょうね。だってダメになったら、大量解雇、あと閉鎖だとか、いろいろできますもんね。
「だから、日本鉄が言っているぐらいのオファーを、じゃあアメリカの会社が出せばいいじゃんって思うんですけど、どこもないんですよね。」それはね。えええ。再生するだけの、だからシナジー効果とノウハウを持っているのが日本鉄しかないから、だからもうなんか同国なんだから仲良くやろうよってことですよね。政治のカードに使われてしまうということですけども。
で、日鉄は9月4日、アメリカ国内の2つの鉄鋼所に13億ドルを追加で投資する計画に触れ、この投資はアメリカの国家安全保障を強化するための支援を受ける中国鉄鋼メーカーに対抗するための競争力を高めるんだと強調しました。日鉄のこのアメリカ子会社も、USスチールなどと共同で退職鋼と呼ばれるコークスの輸入に対する反ダンピングや総裁関税の適用申請をアメリカ総務省に提出し、アメリカ生産を守る姿勢を示しました。ただ、日鉄とアメリカ政府の認識の隔たりが大きく、バイデン大統領は阻止を打ち出す方向と見られています。日本鉄によるUSスチールの買収を巡っては、トランプ氏、ハリス氏、どちらも買収反対の姿勢を打ち出しているという、これはもうこのまま大統領選挙に突っ込んでくんでしょうね。突っ込んでくんでしょうね。おそらくね、ほとんど選挙の軍にされちゃう感じですけどね。USスチールとしても、これは非常に困った話だなと思います。