男子体操団体金メダルおめでとうございます。◆おまけ「THE SHOWMAN」

 

 

(メモ)

来年度の基礎的財政収支について、政府が黒字の試算を発表。政府は昨日、経済財政諮問会議で、国と地方の基礎的財政収支、プライマリーバランス(PB)の中長期試算で、来年度(2020年度)に8000億円程度の黒字になると発表しました。これは、政府の政策に当てる経費を税収などでどれだけ賄えるかを示す指標で、国債費等々を取り払った上での収入の計算です。

 

8000億というのは、今回マクロ経済モデルで色々シミュレーションしているんですけれども、内閣府自体が散々強調しているように、やはり推計誤差を含んでいる数字なので、誤差の範囲です。

とはいえ、プライマリーバランスが黒字になるのか赤字になるのか分からないけれども、

実際問題として非常に0に近づいてきていると、赤字ではない状況になりつつあるんだというところは言えると思うんですよね。

で、今回その試算をするにあたりまして、

内閣の方では、従来ですと成長ケースとそうじゃないケース、つまり2つの試算をずっと出していたんですけれども、

今回の場合はデフレから脱却しつつあるという状況を踏まえて、

成長移行ケースと、それからさらにバブル期前の状況に戻っていく、そういうような格好で、成長高成長実現ケース、そして現状維持ケースという、3つの試算を出しています。

 

この3つの試算に共通しているのは、今、足元で物価がマイナスではない状況に安定的になってきているという点です。

 

そういったところを前提とすると、現状維持ケース、つまり過去の投影ケースで言っていますけれども、あまり成長率も高まらない0%台の半ばぐらいで、ただ物価もプラスなので名目成長率も0%台後半です。そういう状況でも、プライマリーバランスはずっと黒字を維持しますし、長期のGDP比も低下することなく横ばいを維持すると、そういう感じになっています。

インフレが続けば、少なくとも日本の財政は増税等々しなくても破綻しないと、こういうことが試算上は明らかになっているという意味で、私自身、とても良かったなという風に思いますね。

 

もちろん、安定的なインフレを達成し、財政を拡大するような状況が続けられると、

具体的には実質成長率で1%、名目成長率で3%ぐらいといった状況を維持し続けるという格好になれば、

当然、プライマリーバランスは黒字基調が続きますし、その中で長期のGDP比も明らかに低下の方向に行くでしょう。

2%ぐらいだったものがどんどん下がっていって100%台になっていく、みたいなことが、

ある意味、そうした姿を指すべきだというのが、ここの試算のインプリケーションだと思いますね。

 

この試算を達成するためには、ハードルがいくつかあります。

1つは、内閣府の年試算がちょうど先々週あたりに出ているんですけれども、

そこでその2025年度前の経済の絵姿を決めているんですね。それを前提にして、

 

さらに10年後みたいなところを試算しているわけですけれども、まず前提条件である年試算の値が正しいかどうかがポイントです。これは具体的に言うと、消費が健全に伸びるかどうかというところにかかっています。つまり、賃金上昇が起こり、その賃金上昇が可処分所得の拡大につながり、消費に結びつくと、そういう形になれば、日本経済は実質的に見ても、1%ぐらいの経済成長ができるかもしれない、というのがこれが王師さんのメッセージなんですけれども、

現状ですとそこが不透明なので、それができるかどうかですね。

で、この試算の資料にも少し出てくるんですけれども、2024年度の後半に補正予算を打つ可能性があると、そういう話が出ています。で、この具体的な規模感みたいなものが今回明らかになっていないんですけれども、

そういった話が加われば、より成長率が高まる可能性が強まりますので、

 

そういう意味では、この試算通りになる姿が描ける可能性が私は高まると思いますね。

新聞各経済欄で言っていることと真逆で、補正を打ったりなんかしたらプライマリーバランスは再び赤字に転落してしまうから、決してやってはならないんだというようなニュアンスで書いているところが、ちょっとトリックみたいなものがあるんですけれども、2023年度というのは、国の税収が72兆を超えるような形で、非常に上振れしていたんですね。

 

ただ、2024年度、2023年度じゃなくて24年度ですね、本年度分というのは、これは69兆なんですよ。

72から69に下がるというのは、特殊要因等々もあるし、それからもちろんその足元で財政見通しみたいな話を反映して数字を置いているんですけども、名目成長率が2%から3%弱ぐらいまで政府試算の前提に沿うと上がってくるという見込みなんですね。だから、その2023年度と比べても、2024年度の名目成長率が3%弱ぐらいだったら、

さすがに税収がマイナスになることはなかろうと、72から69になることはなかろうと。


で、その先、2025年度ですか、これは56兆円とか、それぐらいの税収になっているんですよね。

なんで、一回から一回ゴと落ちてるんですよ、そこがポイントですから、おそらくそれは起こらないんでしょうね。

なるほど、70兆円台になるはずです。そうすると、少なく見積もっています。

そうすると、数兆単位で上振れ分が発生するはずです。それでは反映されてません。
ですから、その分を考慮すると、多分補正は打てます。補正は打てるので、
ですから、8000億円の黒字で、なんか追加対策をやったらすぐ赤字になるからやめろ、みたいな、

そういう話にはならないと思います。


それから、そもそも今なぜこれほどまでにプライマリーバランスの黒字方向に改善しているかというと取り過ぎなんですよね。
税金を。

例えば、インフレが進んでいますから、でインフレが進んでる中で、その多くはコストプッシュ要因なわけですよ。
家計の方々の生活は別に所得が増えてるんだけれども、それ以上にインフレが進んでしまっていて、特に低所得者の方ほど、その苦しい状況になってるわけですね。

 

で、そういう展開の中で税収を取りすぎているんです。ある意味、

 

例えば、控除額みたいな話っていうのは、これ、ねぐと、ねえ、上がるみたいなことはないわけですね。

インフレ連動で上がっていれば控除も増えるので、
ですからインフレの痛みは最小限に留められるわけですけども、

そういった形じゃなくて、デフレ対応型の税制をずっと維持したっていうので控除が上がってないわけですよ。
生活コスト上がっているのに、確かに、それだとダメですよね。
不景気でも安定的な税収を、ってことは、インフレになったとしても同じようにかかってくることで。
ですから、デフレ型の時代からインフレ型の時代に変わってくると言ったら、例えば金利もプラスになるんだけども、
一方で控除とかそういったような話も、これもインフレに対応するように変動するようにしないと、私はいけないと思いますね。
やっぱりそういう話を、補正の議論と合わせて税制改正みたいなところも含めてやっぱりやっていく必要があって、
で、この差はやっぱりそういうところを反映している部分ってあると思うんですね。
ある意味、例えば、19年度もって、用の経済対策非常にやっていました。そのことで財政の積み増しが起こっていますっていう議論も出てきますし、やっぱりその税収の上振れみたいな話が、え、今すごく起こっています。だからこの試算は幅を持って解釈する必要があるってことが書いてあるわけです。それに応じてしっかり解釈する必要があると思いますね。おいや、それこそ、ね、日銀の内田副総裁がdiff、これだからとも含めて今回違うんだ、て変えなきゃいけないわけですね。まあそうですね。

 

 

 

 

◆基礎的財政収支、2025年に8000億円の黒字。29日、岸田総理が議長を務める経済財政諮問会議で、政府は財政健全化の指標として重視する国地方の基礎的財政収支、プライマリーバランスが2025年度に8000億円程度の黒字に転換するとの試算を示しました。好調な企業業績を背景に税収が増えることに加え、大規模経済対策が一巡して歳出が抑制され、収支が改善すると見込んだものなんですが、赤字が続いていたプライマリーバランスの見直しは果たしてうまくいくのでしょうか。驚きまして、このニュースが流れた時に、ちょっと数日前にこんな風に、なりますよというニュースが流れたんですよ。会議でこれをやります、となったに。で、じでていう話で、これ、まず、プライマリーバランスはなんぞやという話をせなあかんです。これ、わかんないとわかんないんですけども、まずプライマリーバランスというのは、政府の支出、ほとんどやっぱり社会保障費が多いんですけど。で、あと公共事業とか、防衛費とか、いろんな支出があります。あとは文教費や。で、そういう支出があります。それは行政がするお金があります。そのためのお金を借金をせんと税金だけで賄えるかどうかなです。この話を聞くと、増税するってことなのって思っちゃったんですけど、そうではないんですか。いや、だから、いやだから、そうじゃなくて、赤字じゃなくなって黒字になってるから取り過ぎてるやないか。取り過ぎてる、取り過ぎてるやないか、という話になるんだけど。まず、その家で言うと、お父さんお母さんが働いてお給料もらいます。で、家で、その家計を、そのお金で賄えてるっていうのが、これが賄えてたらプライマリーバランスがトントンということで。ただ、家もそうですけど国もそうですけど、借金がございます。住宅ローン借りてる、車のローン払わなあかん、これの元金と利子の払いは関係なしです。ちょっとこの場合外します。国際の利払いは置いといて。普段の行政サービスやってるお金を、入ってくる収入だけで賄えてるかどうか。賄えてたらトントン。とても、賄えてると思えないんですけど、どう考えても。これどう見ても、数字のマジックがそこに。コロナであんなにバンバン金も使って、いろんなところにも、お金配ってるじゃないですか。そうなんですよ。ちなみに、あのコロナの時は大赤字でございまして、で、あん時は、2020年度なんですけど、57兆円の赤字。57兆円や。これどっかに数字のごましって言ったら失礼ですけど、マジックがあるわけですよ。
まず、答えから言っちゃいます。いくつかあると思うんですけど、数字は書いて作ってると思うんですよ。まず、今言うたら57兆円の赤字が2020年度でしょ。翌年がざっくり28兆円。翌年がざっくり32兆円と1つも減ってないで、急にそっから今年。今年のプライマリーバランス、赤字やけど1.1兆円って言うてん。ほえ、そんな急に57兆円やったんが1.1兆円まで減るわけと思ったら、その次の25年はなんと黒字です。とうんで、1つは、この8000億円の黒字の嘘っぽいとこは、なんか補正予算を考えてない。
今まで、なんかあるたびに、選挙やれんて補正予算でばらまくじゃん、やってるやってる。そのたびに、なんか長円と予選組むやんか。それは計算に入れてない。まだずるいな、別腹の分入れてないのかよ。絶対絶対ばくくせに。えで、まだそれが入ってませんのと。それ以前にそもそも、そんな60兆円あったんが3年で1兆円まで減るっていうのも、なんかこう数字が、だっておかしいやん。だって社会保障費は別に減ってへんやろう。増えてるよ。で、それ以外の、公共事業は、そもそもそんなにしてへんから。まま、社会保障なんですけど、ほとんどはいで、国際の利払いに関しては、もうこれ別の話なんで。
で、実は、1990年に黒字になってい、なってない。そんなになってないんです。
90年は、バブルで1番日本が景気良かった頃だから。景気と税収が上がって黒字になったわけですよ。わかるでしょ。
90年を最後に、今何年や、24年や。そのから34年間、ずっと赤字。ずっと赤字だし。その34年間のうちでも、今年は別に景気がいいという風にはとてもじゃないけど言えない中で。確かに。大企業は円安で、景気がいいって、大企業は。いいんですけど、中小は輸入のコストが上がってるから大変やし、何より我々の生活が、ようなったって思ってる、思ってないですもの、高いでしょ。一応この賃金は伸びている。先週も、時給の話ありましたけど。ただ物価が上昇しているというところで、
だから実質賃金は伸びてないわけです。
賃金伸びても物価が上がるんで、実質賃金はマイナスで。分かりやすく言うと、これ黒字があるっていうことは、どっかに赤字があるんですよ。
これ、プライマリーバランスが黒になるということは、どこに赤字があん、んということなんですけど、それおそらく、我々の生活です。我々の生活が赤字になるのは、下々のものに赤字を押し付けといて、国のお財布は、まあまあうまいことやってますせっていうことになってんの。

もちろん、財政、国の財政が、あんまりこうぐちゃぐちゃよりは、ちゃっとバランス取れた方が、ええんけど。僕、プライマリーバランスが黒字になるってのは、話じゃないと思ってん。取りすぎてることやから。それは、なら、ちょっと赤字ぐらいで回していって、でも人々の暮らしは、明いと。それが正しいんだけど、黒になったって喜んでる場合ちゃうのが。
あと、これ、なんでこんなこと急に言い出したかなって考えたら、来月。また、7月やな、9月に総裁戦あるじゃん。
で、自民党の中って、ものすごい仲悪いグループがいくつかあるわけ。そのこのプライマリーバランスに関しても、すっごい仲悪いグループが2つあん。1つは、「いや、プライマリーバランスは均衡して、もうこれ以上借金したあかん」と言うてる。これ、また、名前がややこしい、財政健全化推進本部というのがあるです。どっちか言うと財務省に近い議員さんたの。全くそうです、全くそうです。赤字大嫌いな人たち、赤字大嫌い。も、これ、財政ちゃんとせなあかんと。こんな、政府の借金増えたあかんかなていう人と、もう1つは、「いや、何を言うてん、んと。こんなもん、どんどんどんどん公共工事とかして、やな、ようなって、それで借金増えるかもしれんけど、その時は、でもようなったら税収が増えるでしょ」と。そこで、つかわせのが正しいんちゃいますのっていう、これが、財政政策検討本部って、いや、名前がややこしいやろ。ややこしい。リフレ派っていう人たち、こっちに入るよ。安住さん、完全にその財政政策検討本部の方たち、「バンバン使いなさい、そんなケチってたら余計あかなる」と。人たちがものすごい仲悪いの。考え方が違いますもん。ほいで2025年度にプライマリーバランスをなんとかプラマイゼロまでに持っていこうというのが政府の目標やったんが、そこで、どうすん、んと、赤字のままやないか、みたいな話になって。またこの2つのグループがこいつらが喧嘩したら、総裁戦をまた良くないなと思ってはる人が、岸田さんという人がいてはんです。岸田さんが、「いや、この2つも揉めさすな、出すなと、大なさしとけ」って言うて、「いや、大丈夫、ちょっとだけ苦しなりますよ」って数字を出してきてるんちゃうかなと、僕は思う。岸田さんはどっちなんだって、この人、財務省寄りなんで、なんか。で、このグループに入ってなかったと思うけど。考えるとしては財務省寄りの人なんで、少なくとも、変な、難しいな、アベノミクスは継承はしてるんだよ。でも財務省寄りな考えの人、ちょっとそれが、うすらそういう匂いします。そうでしょ、だから、みたいみたいな感じなんだけど。ちなみに、これでま、出てきた黒字ということなんですけど。ちなみに、日本って、ものすごいいろんなお金に関しては謎のルールがいっぱいあるで。で、このプライマリーバランスで、本来景気が悪かったらプライマリーバランスは赤に触れるわけで、景気が良かったら黒に触れるわけで、その時に、景気を勘案してプライマリーバランスの、例えば2025年度には、景気が良くなります。だからプライマリーバランスを黒字に目標にします。そのために、景気を良くしますという話が、これ、小学生でもま分かりそうなことやんか。これが日本だけが、この景気に連動させていないという謎ルールなんですよ。
、他の国は、景気を良くしてプライマリーバランスを示化します。もう何にも意味ないも、黒字、赤字、黒字、赤字言うてるだけだ。これがまた謎なとこがあって、今回も急に黒字て言い出した。いろんな思惑があやろなと。までも市民としてはやっぱり物価高対策に力を入れて、だから何べも言えけど、プライマリーバランスが黒字になることはどっかに赤字が出とんやから、それで泣いてるとこやっぱ、そら普通の生活をしてる人ですよ。そうなんですよ。やっぱり買わないと経済良くなっていかないの。ばらまいたらえ、という風には思わんけど、ある程度お金を回していかないと、うい変のは確かなんで。いやどうなんですか。また、突然8000億黒字って言うて、突然できたんで、びっくりしたということでございます。