◆原田真二「てぃーんずぶるーす」「キャンディ」「シャドウボクサー」「タイムトラベル」/char 「闘牛士」/世良公則&ツイスト「あんたのバラード」「宿無し」「銃爪」/ 薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」「探偵物語」「メインテーマ」「Wの悲劇」/あみん「待つわ」/槇原敬之 「もう恋なんてしない」

 

 

 

 

キャンディ アイ・ラブ・ユー 目覚めてよ
窓を越えて ぼくは来た
イバラに囲まれ眠る横顔を
揺り起こすのは風さ

キャンディ アイ・ラブ・ユー 許してよ
ダイヤモンドは持ってないけど
草の葉に光る朝のきらめきを
素肌にかけてあげる
  ぼくは君の中溶けてゆく
  寒い心 そのやさしい手で包んで・・・
  Umm  キャンディ

  君はぼくの中ひとつだね
  夢の渦に巻きこまれて舞い上がるよ
  アイ・ラブ・ユー

キャンディ アイ・ラブ・ユー 泣かないで
君が泣けば空も泣いちまう
誰も君の髪さわらせたくない
死ぬまでぼくのものさ
寒い心そのやさしい手で包んで・・・
    Umm  キャンディ

 

 

 

街の外れの古い館が君の家
火の暮れる頃呼び鈴押した
暗い廊下で君は無言の手招きさ
サフラン色のドアを開けたよ
スフィンクスが眠る砂漠に君は立ち
下弦の月に照らされてたよ
北極星の真下に尖るピラミッド
光の船を君はさす
時間旅行のツアーはいかが いかがなもの?
クレオパトラの衣装の君が
時間旅行のツアーはいかが いかがなもの?
そうささやいた ああ夢の中 ああ夢の中
黒い自動車すれ違いざまマシンガン
ニューヨークではお祭りさわぎ
古いラジオが奏で出すのはチャールストン
FBIもタップダンス
時間旅行のツアーはいかが いかがなもの?
ハリウッド・クイーンまがいの君が
時間旅行のツアーはいかが いかがなもの?
甘い吐息さ ああ夢の中 ああ夢の中
最後の部屋は星降りそそぐ時の果て
幾千万の船が旅立つ
住めなくなった青い地球は窓の外
やがて小さな点に消えたよ
時間旅行のツアーはいかが いかがなもの?
突然夢がそこで跡切れた
時間旅行のツアーはいかが いかがなもの?
ここは東京 君の手の中 君の手の中
時間旅行のツアーはいかが?×5

 

 

 

 

◆世良公則&ツイスト「あんバラ」

あんたにあげた 愛の日々を
今さら返せとは 言わないわ
酔いどれ男と 泣き虫女
しらけた笑いに 厚化粧ひとつ
あんたの歌う あの歌を
今夜はあたいが 歌ってあげる

あんたの腕に 抱かれたら
今にもあたいは こわれそう
それでもそいつが たまらない程
あんたを好きに させちまうのよ
あんたと暮した 2年の日々を
今さら返せとは 言わないわ

 

「宿無し」

 

 

◆薬師丸ひろ子「

さよならは 別れの言葉じゃなくて
再び逢うまでの遠い約束
夢のいた場所に
未練残しても
心寒いだけさ
このまま 何時間でも抱いていたいけど
ただこのまま 冷たい頬を暖めたいけど

都会は 秒刻みの あわただしさ
恋もコンクリートの篭の中
君がめぐり逢う
愛に 疲れたら
きっともどっておいで
愛した男たちを 想い出に替えて
いつの日にか 僕のことを想い出すがいい
ただ心の 片隅にでも 小さくメモして

スーツケース いっぱいつめこんだ
希望という名の 重い荷物を
君は軽々と
きっと持ち上げて
笑顔見せるだろう
愛した男たちを かがやきに替えて
いつの日にか 僕のことを想い出すがいい
ただ心の 片隅にでも 小さくメモして

 

 

あんなに激しい潮騒が
あなたの後ろで黙り込む
身動きも出来ないの
見つめられて
夢で叫んだように
くちぴるは動くけれど
言葉は風になる
好きよ、でもね、たぶん、きっと
話しをそらして歩いても
心はそのまま置き去りね
昨日からはみ出した私がいる
波のページをめくる
時の見えない指先
自信はないけれど
好きよ、でもね、たぶん、きっと

まだ早い夏の日があとずさるわ
透明な水の底
ガラスのかけらがひかる
だから気をつけてね
好きよ、でもね、たぶん、きっと

夢で叫んだように
くちぴるは動くけれど言葉は風になる
好きよ、でもね、たぶん、きっと

離れて見つめないで

 

 

時は忍び足で 心を横切るの
もう話す言葉も浮かばない
あっけない KISSのあと
ヘッドライト 点して
蝶のように 跳ねる波を見た
好きと言わない あなたのことを
息を殺しながら 考えてた
愛ってよくわからないけど
傷つく感じが素敵
笑っちゃう 涙の止め方も知らない
20年も生きてきたのにね
深入りするなよと ため息の壁なら
思いきり両手で突き破る
煙草をつけようと
マッチをするたびに
意地悪して 炎吹き消すわ
ドアを開いて 独り海へ
あなた車で背中を見ていて
愛ってよくわからないけど
深呼吸 不思議な気分
わかってる 昨日の賢い 私より
少しだけキレイになったこと
笑っちゃう 涙の止め方も知らない
20年も生きてきたのにね
生きてきたのにね

 

 

もう行かないで そばにいて
窓のそばで 腕を組んで
雪のような星が降るわ
素敵ね

もう愛せないと言うのなら
友だちでも かまわないわ
強がってもふるえるのよ
声が…
ああ時の河を渡る船に
オールはない 流されてく
横たわった髪に胸に
降りつもるわ 星の破片

もう一瞬で燃えつきて
あとは灰になってもいい
わがままだと叱らないで
今は…
ああ時の河を渡る船に
オールはない 流されてく
やさしい眼で見つめ返す
二人きりの星降る町

行かないで そばにいて
おとなしくしてるから
せめて朝の陽が射すまで
ここにいて 眠り顔を
見ていたいの

 

 

かわいいふりしてあの子
わりとやるもんだねと
言われ続けたあのころ
生きるのがつらかった

行ったり来たり すれ違い
あなたと私の恋
いつかどこかで結ばれるってことは
永遠(とわ)の夢

青く 広いこの空 誰のものでもないわ
風に ひとひらの雲 流して流されて

私 待つわ
いつまでも 待つわ
たとえあなたが ふり向いてくれなくても
待つわ
いつまでも待つわ
他の誰かに あなたがふられる日まで

悲しい位に私
いつもあなたの前では
おどけて見せる道化者
涙なんていらない

わかりきってる強がり
平気で言ってみても
一人ぼっちの時にはそっと涙を流す

誰も 私の心 見ぬくことはできない
だけど あなたにだけは わかってほしかった

私 待つわ
いつまでも 待つわ
たとえあなたが ふり向いてくれなくても
待つわ
いつまでも待つわ
せめてあなたを 見つめていられるのなら

待つわ
いつまでも待つわ
たとえあなたが ふり向いてくれなくても
待つわいつまでも待つわ
他の誰かに あなたがふられる日まで

 

 

君がいないと何にも
 できないわけじゃないと
 ヤカンを火にかけたけど
 紅茶のありかがわからない
 ほら朝食も作れたもんね
 だけどあまりおいしくない
 君が作ったのなら文句も
 思いきり言えたのに

 一緒にいるときは
 きゅうくつに思えるけど
 やっと自由を手に入れた
 ぼくはもっと淋しくなった

※さよならと言った君の
 気持ちはわからないけど
 いつもよりながめがいい
 左に少しとまどってるよ
 もし君に 1つだけ
 強がりを言えるのなら
 もう恋なんてしないなんて
 言わないよ絶対

     ~間奏~
 
 2本並んだ歯ブラシも
 1本捨ててしまおう
 君の趣味で買った服も
 もったいないけど
    捨ててしまおう
 “男らしく いさぎよく”と
 ごみ箱かかえる僕は
 他のだれから見ても一番
 センチメンタルだろう
 
 こんなにいっぱいの
 君のぬけがら集めて
 ムダなものに囲まれて
 暮らすのも幸せと知った

※君あての郵便が
 ポストに届いてるうちは
 かたすみで迷っている
 背中を思って心配だけど
 2人で出せなかった
 答えは今度出会える
 君の知らない誰かと
 見つけてみせるから
 
 本当に本当に
 君が大好きだったから
 もう恋なんてしないなんて
 言わないよ絶対