『ゴジラ-1.0』がアカデミー賞視覚効果賞を受賞 日本映画として初の快挙

 

2024年3月11日(日本時間)に開催された第96回アカデミー賞で、山崎貴監督の『ゴジラ-1.0』が視覚効果賞を受賞した。日本映画の同部門受賞は史上初。


視覚効果部門には『ゴジラ-1.0』のほか、以下の4作品がノミネートされていた。
『ザ・クリエイター/創造者』
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』
『ナポレオン』

2億ドル以上の製作費を投じた「ミッション:インポッシブル」や「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」など、ハリウッドの大作映画を抑えての受賞となる。『ゴジラ-1.0』の視覚効果については、山崎貴率いる白組による制作の舞台裏を捉えたメイキング映像もチェックしてみよう。


『ゴジラ-1.0』は、ゴジラ生誕70周年記念作品として昨年11月に日本公開された映画。12月には北米でも劇場公開され、邦画実写作品として全米歴代トップの興行収入を記録するなど、話題を集めていた。

IGN JAPANのレビューでも本作の視覚効果について、「山崎貴監督と白組のVFX技術の集大成であり、迫力のVFXシーンが展開する素晴らしいゴジラ映画だ」と評価している。

野津圭一郎