【戦う経済アナリスト 森永康平】2024年の日本経済を予想!岸田政権・日本銀行・地政学リスク‥、日本経済の行方は〇〇にかかっている!?
経済アナリストの森永康平です。ついに、2023年も終わるということで。
実は昨年の終わり頃に、
2023年はこんな1年になるんじゃないかということで、パネルを書いたんですよ。
こうやって捨てといてくれればよかったのて感じなんですけど、
ちょっと、振り返ってみようかなと思うわけなんですが。
1個目は、これも前から僕いろんなとこ言ってるんで、
1個目。2個目、がっちゃんこでいいでしょう。
円高とデフレは僕はずっと唱えていて、
結局蓋を開けてみたら、円安だしインフレじゃねえかって話なんですけども。
別に言い訳はする気ないんですけど、
タイミングは分からんと
なので、外れはしてるんですけど。
先に言っとくと、2024年に関しても、僕はこの予想は変えないで
ただなんか意地はってお前言ってるだけだろって思うかもしれないので、
ちょっと別の動画で。
なぜこういうところを来年2024年も維持するのかは、
別の動画でしっかりと説明したいと思います。
しっかりとデータがあるので、あくまで意地になってるわけじゃないよ、ということで。
一応予想という意味では、
この2つ「円高」「デフレ」は思いっきり外れました。と
▼
で、3つ目ですね、倒産増。
これは、コロナが落ち着いたら増えるというのが私の予想で、
どういうことかって言うと、
実は企業倒産件数を毎月発表されてるのを見ると、
いわゆるコロナ禍、
正確に言うと2020年の4月ぐらいから、
倒産件数が、一気に日本では減っていったんですよ。
一般的にコロナ禍は「不況」ですから
「不況」の場合は倒産が増えるのが普通だと思うんですけども。
日本ではむしろコロナ禍で倒産が減っていったわけです
それはなぜかと言うと、政府がゼロゼロ融資無担保無理の融資を行ったので資金繰りがついたわけなんですが、
ですから、私の予測としては、
2023年仮にどこかのタイミングで、コロナが落ち着けば
そのタイミングから倒産件数はどんどん増えていくだろうという予測を立てていました。
倒産増に関しては、当たって欲しくなかった予想ですが、
ここにに関しては完全当たってしまったと、
倒産件数はちょうど夏ぐらいからですか、
右肩上がりでずっと上がっている。
▼
来年の話も少ししておくと、倒産は、これからも増えるでしょうし、
いわゆる法人じゃなくて免税事業者だったフリーランスの方たち、
こういうところの廃業もどんどん進んでいくでしょう。
で、これは2024年に限らずで、
2030年ぐらいまでに向け、どんどんフリーランスの方達は廃業していくと思います。l
で、そのこころは…
10月にインボイスが導入されました。
で、インボイスが導入されると当然負担が上がるんですが、
一応、激変緩和措置みたいなものがあって、
しばらくの間はフルフルで消費税かからないみたいな救済制度みたいのを一応設けてるんですけども、
これがここから10年ぐらいにわたって徐々に控除が減っていく
最終的にはフルフルにかかってきます。
なので、それをどんどん負担が上がっていく中で、
今の免税事業者さんたちは廃業余儀なくされていくんだろうなという風に思います
で、このインボイスの話に関して言うと、
10月に実施される前から、
いわゆる『ストップインボイス』という動きがあって、
今、多分足元でオンラインで56万筆。
当時は、ストップインボイスの活動に対して、結構否定的な人たちも多かったと思うんですよ。
でも、いざインボイスが始まってみると、
「こんなめんどくせえのか」とか、
色々、インボイスってなんだこれみたいな始まって思ってる方いっぱいいて、
いざ始まってみると「やっぱ反対すべきだった」みたいな人いると思うんですけど。
これ、多分来年の、3月から5月ぐらいにかけて確定申告だとか決算だとかのタイミングで、
おそらくこのインボイスによって
税額がどれぐらい自分は増えたかとかっての分かっちゃうので、
またその辺りで、「インボイスふざけんな」みたいな活動が再び活発化するんじゃないかなとは思っていますが、
でも、現状はインボイスをもう実施してしまったので、
インボイスの控除が、これから10年ぐらいかけてどんどん減っていく中で、
個人事業主の廃業も、増えていくんだろうなという風に思います。
▼
で、4つ目、地政学、中国ロシアの話を私はしていましたが、
これね、実は他の番組で地政学の話を2023年にしていて
そこでは、僕は中東について話してたんですよ。
本当にもういろんなとこに日があるぞみたいな話して、
中東の話もそん時してたんですけど、
まさに中東でイスラエルハマスのことが起きて、この動画では中国とロシアという風に書いてしまったんですが、
しかしロシアに関しては未だに今この収録の瞬間も、ロシアウクライナの戦争は停戦していませんし、
中国に関しては、実際には台湾侵攻というものは2023年に起こらなかったんですが、
11月の日米首脳会談の中で、「習近平」が、バイデンに対して
「台湾は統一する」と、これ前から言ってますけども、11月の首脳会談でも改めて言ったということが、ニュースになってましたよね、
最近で来年台湾の「総統選」ありますから
ここで今対中政策どうするのかということで
民進党国民党民主党この三党で
今日々論戦しているわけです
なので2024年に関してもやっぱり日というものは世界中に散らばっているということはおそらく変わらないでしょうという風に思っています。
▼
5個目、新型コロナですよ。
これは僕は感染症の専門家じゃないんで、ぶっちゃけどうなるか分かりませんと話はしていてます。
依然として、2023年の経済には大きく影響を与えるだろうという風に僕は言っていたんですが、
蓋を分けてみると、ちょうど5月に5類になりましたと
で、そこから徐々に経済が回復していったということなので、
ざっくり言うと、年の前半ぐらいはやっぱ相変わらずコロナの影響は強かったけども、
ようやく年後半からコロナの影響は徐々に減っていったと、
実際に旅行客が増えたりですとか、
新幹線とか飛行機の利用率、居酒屋さんとかの売上が回復してきたりとか、
百貨点の売上を戻ってきたりとか、そういう意味ではプラスのことももちろんありましたが、
一方で、新型コロナ終わったんだということで先ほどに戻りますけど、ゼロゼロ融資の返済をしろということで、
倒産が増えたりですとか
あとこの間、日本の新たな歳出の予算が発表されましたけれども、
基本的には(’岸田財務省内閣が)『緊縮する予算』を作ってしまいました。
なぜ(岸田財務省内閣が)『緊縮する予算』を作ってしまったのかというと、
コロナ禍が終わった
緊急事態じゃない
平時に戻すべきだということ
で、
再び財政は、引き締め気味になっていったと
で、来年の話2024年少し展望すると、これ当てに行く予想というよりは「警鐘」という意味で言わせていただくと、
『ダブル引き締め』を僕は怖がっています。
つまり金融も財政も引き締めるということですね、
これ世の中的には「今インフレがもう行きすぎてる」とかいってる人多いんで、
「金融緩和はもうやめるべきだ」
ということで来年の4月、植田総裁がマイナス金利を解除するんじゃないか、
そして「マイナス金利を解除して以降は定期的に3ヶ月に1回ぐらい、利上げをするんじゃないか」
なんて声も出ています。
つまり金融を引き締めると
で、財政に関しては
「もうコロナ終わったし、インフレだから積極財政をやるべきではない」という(財務省の判断&岸田内閣の判断)で、
早速、最終の予算額は絞られました。
で、おそらくどこかのタイミングで「増税だ!」とか、
控除縮小だとか、社会保険の引き上げとか、事実上の増税もしていくでしょう。
ここでやはり金融と財政のダブル引き締めをやると円高デフレになるんじゃないの?ということで、
一応ここら辺ってリンクしてる形で 僕は話をしていると、
ただ一方でこの地政学リスクです。
どこかで地政学リスクが起きて、またその結果サプライチェーンが寸断されるとかっていうことで、
物流が止まったりとかとか、
エネルギー削減 材料価格が高騰するってなってくると、
このデフレの懸念というのは1回消えるのかもしれませんが、
非常に有機的に結びついてて
どこかが欠けたらこうなるよねていう、際どいところにあると思います。
なので2024年ってすごく大事な1年だと思っていて、
例えばこの感染症とか地政学はこれは日本の政府だけでコントロールできる話じゃないですから
ここは仕方ない部分もありますけれども、
しかし、こういう外的要因はさておきながら
国内の政策要因によっては再び円高デフレ
つまり失われた30年が40年目に突入していく1年にもなりかねないですし、
でも、むしろ政策さえうまくいけば今まで苦しんでいたデフレ脱却というところの実現にも、結びついていく1年になると思いますから
非常に大事な一年だと思います
▼(横浜ベイスターズは?)
で、そして最後にですね、
ちょっとこれ何の予想か僕はあんまり覚えてないんですけども、何ですかね、日本一ってあれなんかあれですか、ベースターズがみたいな話ですかねうん、ベースターズの日本一はま今回なかったんですけども、来年はもっとないですねうんだって左のエースの今永はメジャーに行っちゃって、鳴り物入りで入ってきたバウはもうなんかメジャー戻んじゃねえかみたいな感じになってますし、中継でずっとフル回転してたエスコバーという選手もいなくなっちゃたし、ホームランを取った外という外国人選手もロッテに行っちゃったしです。みんな横浜を出ていく喜びを感じてしまっているので、来年はねまあまあ野球はもういいかなということでです、私は自分の格闘技に専念したいと、いう風に思います、日本一を予想したら日本一にならなかったので、来年はあえてもビリだと言っときますはい、これは当たんないで欲しいですけど、そういうことで、野球は大谷だけ見てりゃいいかなという風に思います、まとめますとね、2020年経済的な意味では非常に重要な1年だと思います。良くなる可能性もあるし悪くなる可能性もあるそれは一重に、岸田政権そして植田日銀ここにかかってるんじゃないかなという風に思いますということでね、本年もお世話になりました来年もまた一緒にね経済を一緒に見に見ていければと、いう風に考えておりますご清聴ありがとうございました。
◆おまけ
ダンジョン飯 ミスルン