イタリアでは今年に入り、去年と比べて2倍にあたる、およそ12万6000人の移民が到着しているほか、南部のランペドゥーザ島では先週、島の人口よりも多い、およそ7000人の移民が押し寄せ、大きな問題となっています。
こうした中、AP通信によりますと、EU(=ヨーロッパ連合)のフォンデアライエン委員長が17日、イタリアのメローニ首相とともにランペドゥーザ島を視察し、10項目からなる移民対策の計画を発表しました。
計画では、違法に入国する移民の取り締まりを強化する一方、チュニジアなどアフリカ諸国への資金援助を加速させることで、急増する移民を抑制するとしています。
イタリア政府は今年4月、急増する移民について、非常事態を宣言し、違法に入国する移民を強制送還する方針ですが、国連は「イタリアなど最前線の国だけが移民を受け入れるのではなく、周辺国が歩み寄って解決する必要がある」として、各国に移民受け入れへの協力を呼びかけています。
(2023年9月18日放送)
◆
▲このテーマでお話を聞きます。イタリア・ランペドゥーサ島の移民問題と、メローニ政権の新移民政令。
イタリア南部のランペドゥーサ島で、今年に入って地中海を船で渡って到着する移民の数が急増しています。ランペドゥーサ島は人口およそ6,000人の島で、北アフリカのチュニジア沿岸から約150kmほどの位置にあります、
近年は、北アフリカからヨーロッパを目指して漁船などで海を渡ってくる移民が最初に上陸するホットスポットになっていまして、先月9月11日から15日にかけて、島の人口より多い1万4千人が上陸をした、といいます。
いや、ビさん、数聞いただけでも、このランペドゥーサ島の移民問題、大変なことになってますね。
そうですね。たった3日間で1万人超えている時もありましたね。
で、今年の1月1日から今週までで、今までで13万5,941/27で、今もう、本当に、毎日毎日、来てまして、夜間のうちに来るんです。
で、そういったものが、今、254人、そういった方が、その金融庁の金融警察の護衛を受けて、ボートで小分けにしてくるんですね。
で、あとは98人の移民がランペドゥーサに、その到着後、すぐに逃亡しようとする人たち、なんです。
この人たちは、やっぱり、国家軍警察に、逮捕されてるんですね。
で、そて捉えられている人もいたり、でもう、そういったホットスポットが、全部、もう、満タンなので、
今から、その他の、施設に、主要を、こう、小分けに、こう、分けていくっていうことで、180人が、今から、チャーター便で、別の施設に、移送さされる、という、そういった状況なんですね。
ああ、今のお話聞いてると、そのランペドゥーサ島の施設も、満杯だから到着したら、他の、この施設に、移相させてるってことなんですね。はい。チャーターを出して、どんどん他の街に、振り分けていくっていう感じなんですね。
はい、そもそもなんですが、ビマさん、どうしてアフリカからイタリアに、この移民がやってくるのが増加してるんでしょう。
もう、まずは、地理的に1番近い、ということ、と
まずは、やっぱり、福岡と、韓国の半分の距離ぐらいですから、
最短距離だと、106, 106ぐらい、110kmぐらいしかないんですよ。
はい、でもなんか、早いボートだと、40ついちゃうんですね。でまずは、その背景には、そのチュニジアの、その、やっぱり、密の業者ですね。斡旋業者、人身売買をしている人たちがいるわけなんですよ。そして、北アフリカとか、リビアとか、そのチュニジアの、正常の悪化ですよ。正常不安定、ここから皆さんがこう、ヨーロッパの、で暮らしたいっていうことで逃げてくる、わけなんですよ。で、そんな状況だから、だと思いますね。そういう感じです。
そんな中ですね、イタリア理が27日、先月、移民に関する新たな政令法というのを承認しました。これは、ビさん、どういう内容なんでしょう。
これもあの不法移民に関するルールなんですね。で、本国総括に重点を置いた措置なんです。
で、今回、すごく、それがあの新たなことで、治安上の問題を引き起こした人がいますよ。
そういった人の身元、特に年齢なんです。これを偽装をデータを申告するっていう人がすごく多いんですね。で、なぜかと言、その未成年者であると、その申請がすごく早く通りやすいからなんですあだからもう、僕は17歳ですって言っても、もう、見た目どう考えても30歳のおっさんだったりするわけなんですね。そう、そういうのがあるんですね。だけど、18歳だって、17歳だって、本人は言い張るからだったら、その本国相関することは、これ以上以上に、その今からは非正規移民のその年齢を確認すると、どうやってやるんですか、て言ったら、
それを、今からは医療的にその連源を取ったり、身体検査の実施、こういうのを、裁判所を通して許可を得て、することができる、医療措置も、手配する権限を与えるっていうものなんですね。
それで、その後に、その確認を取って。
やっぱり、年齢誤ってましたね、とで、虚偽の申告をしたことが判明した場合は、それは公務員に対する虚偽申告の罪っていうのになるんですね。そうすると、罰則は追法になるんですよ。国外追法で、
それを、行政に換えられるっていう、その可能性を新たな法律に、全部盛り込んだって感じですね。
ちょっと無知で申し訳ないんですけど、レントゲンだと、ある程度、年齢っていうのが医療的には分かるみたいですね。
その骨の衰えとかじゃないですか、骨密度とか色々見て、どう考えたって、お前は18歳以下じゃないなってわかるですよ。
老化具合とか、それはもう今の医療の文化的なそういったもので、ご協力を、あちらの国にもいかないと、
国民のデータをいっぱいいただかないと、やっぱそちらの国の骨コツ密度と、イタリア人のコツ密度は、違うでしょうし、
もちろん、色々、そういったので、年齢が分かる、判明ができる、あのツールっていうのが、できてる、
それを強化しますっていうことなんですね。
はい、と、今回、この目的は、不法移民に対する取り締まり強化、それだけ、不法移民が多いってことなんですね。
もう、すごく、多いですよ。
それをしないと、まだ色々又犯罪を犯している人たちていうのがありますから、
そこの構造、両足で国家安全のためにっていうのが、そこが今から強調されてることなんです。
だから、一点、そういった国外退去になった人っていうのは、もう、1回申請しようと思っても再入国は認められないとかで、
異議を申してきたものに対しても、は拒否ができるとか、
あとは、そういうことしないと、何回でも申請をし直したり、
同じことを繰り返して、犯罪も、繰り返してってなるので、
そこに、日本でいう入国者収容所ですね入間、です、ああいうのを、本国送還収容センターっていうのがあるんですね。
あのCPRっていうとこが、そこの又、特別計画のために、国が今から、あの2000万ユーロ、ですから、
日本円で言と、31億円ぐらいです、
その資金を割り当てて、又、施設を、特別計画に盛り込んだりしていくっていうことですね。
ただ少し混乱も起きているようでして、メローニ首相、政府が可決したこの新移民政令に基づいた、チュニジアから不法入国した移民え、このをこちらを拘束したんです、拘留したんですが、
シチリアカターニアの裁判官が、この拘留した移民を釈放した、というんです、
これどうして釈放になったんでしょうね、
もうひどい
判決文、私は読みましたけど、すごくショックな、何を言ってるんだ、このおばさんは、ていうようなことを、書かれたんです。
アポストリーコっていう、その方は極左のデモ隊の中にも入ってたっていうのが、
ビデオでも紹介されまして、そういった判事が、政治的なことに、又、入るっていうのも、よくない、
イタリア政府が決めた不法移民のルールも、覆したり、そういったことに、やってるんですね。
で、その一緒に、デモに参加して、警察家に向かって、殺人者とか、人殺しこのけものとか、そういうの、叫んでるわけなんです、叫んでる人たちと、一緒にいる、そういったルールも、覆していくから、
今はもう内務省が全部今上してます、
この判事に対して、こういったことを、してるので、
ちょっと国内から、そういってく、そうとする左翼のあれが強いっていうのも、ありますね。
そうやって、イタリアメロニ首相が頑張っているところですが、
その移民問題巡っては、EU主導による移民の受け入れ、
あと国境監視の分担をメローニ首相は求めています
イタリアだけじゃこれ大変ですから、というこういう理由でしょう。
でもドイツは、イタリア経由の移民の受け入れを一時停止するなど、EU加盟国27の対応
これが色々分れているとも聞きます、
ドイツイタリアこれ移民政策巡って対立しているようですが、背景は何かあるんでしょうか、
イタリアとドイツの亀裂が生じた大きな国際問題があったのが、
9月23日にドイツの国旗を上げてるNGOの船、NGO船これ7隻がいて、
イタリアに向かっているっていう突然ニュースが入りまして。
で、これ、ドイツ政府がNGO船に金を提供していたことが発覚したんですね。
で、ドイツの旗あげてるんだったら、ドイツが迎えればいい話であって、
そこで、なぜ、ですかっていうのを、
すぐにメロに首相が書簡を出したんですね。説明をしてくれと、ドイツに
そしたら、ドイツ政府は、EUの決めた法則とか全部無視して、性のない形で、
イタリアの領土の中にそれて非正規意味を受け入れをしてくれと
勝手に、地中海でコントロールして、それNGOにその多きの多額の資金をし支援して、
イタリアに送りつけて、どんどんしてくるわけで
これはおかしいじゃないかっていうことなんですよ。
それでちょっと喧嘩みたいになっちゃってたんですよ。
今までずっと数日間それが続きまして
で、ドイツは何がしたいのかわからない、と
で、重要なのは、ドイツは…なのか、それとも、ドイツに到着させる移民を阻止することが目的なのか、
そもそもそこもわかんないから、何がしたいんですか、て話で揉めてたんです
先週でもその対立に動きはあったそうですね。
6日のスペインのグラナダで開催されてた非公式の首脳会議があったんですね。
でそこで首脳たちがそのEUの意味について、皆さん話し合ったんですけど、
まずこの協定は、7月の文書っていうのがまずあったんです
で、最初にそこにはNGOが加盟国を不安定化させようとする試みがない場合は人道的活動は移民の搾取とは見なされてはならないってこれ勝手に一文をドイツが入れてたんです
でそれをその一文が気に入らないから修正しろって求めてたのがイタリアなんですね。
イタリア。
ドイツのNG法問題に関しても、ちょっともう本当に前進するんじゃなく、
本当に後退するような修正案をドイツが出してきたので、
このことについて、あの27カ国が話し合って、ngoaの急減を格下げにしたんですね。
で、ドイツの修正案が撤回されて、イタリア側の立場が可決して、合意にも至ったわけなんですよ。
で、最後に搾取と見なされるべきではない、という文を最後の最後まで条文に入れたかったのがドイツなんですね。
だけど、実質的に、そういった法律的な価値はないし、規則の本文からそれを削除されることとなりました
で、実質上、そのイタリアが言っている人道支援活動とか、
その人道援助活動っていうのは移民の搾取とみなされるんですよっていうのを、言ったわけなんです、
イタリアが、それが実質上のメローニ路線の勝利っていうことで、
これイタリアが言ってるのは、イタリア アフリカ諸国のとの対話ですよ。
もうそもそも移民を出す阻止とか言うんじゃなくて、
アフリカ諸国自体をよくしていこうっていう構造協をぶことにうんましいうことを主張していたんです、
だからそれもけるとか意を出すなじゃなくて、
もうイタあのアフリカ大陸の諸国の皆さんを援助していく、
そこの国自体を押し上げていこうっていう、そういうことにえしていきましょうっていうことを主張していたわけなんです、
そこで、今、合意に至ったんです、
そういうことだから、イタリアの言文が認められたと、
今、ビマさんご指摘の通り、いやあの移民が来るというのはなんか理由が国内にくないとか、
だからそこの本来のその国を富ませることによって
住みやすくすることによって意味を減らそうというまそっちらの方策だってことですよ。
イタリアもすごくそのあの定計画っていうの出してまして、
要はそのアフリカとイタリアとの合弁会社を設立するんですね。
これからでそこでアフリカ諸国の時国のその原産料を使って現地でえ転換したり、地元の若者の人たちに仕事与えることを目指したりで、イタリア4年間今から4年間で50万人の正規移民っていうのを呼び込むっていうこれ計画を立ててるんですで、イタリアイタリアに来るんであれば、職業訓練をもうすでに受けてくださいよっっていうそのメカニズムを作るんですね。これからええでそれから正規意味を呼ぶっていう、そういう計画なんです。
まずは、だから、北アフリカのその国々に、この仕事を作るっていうのも1つ大きい出来事でもありますものね、あそう考ねですね。
◆
おまけ
桜田淳子
はじめての出来事
十七の夏
追いかけてヨコハマ
◆おまけ 伊藤若冲