昔、テレビコマーシャルのキャッチコピーで
「鍛えれば全身バネになる」 (古過ぎ・・・)
というのがありましたが、この動画を見ると
人間に不可能はないのか?と思えてきます。
まずはこれを見てください。
あまりにも凄いので、この人はいったい誰なのだろうと調べて
みました。
すると、アメリカの「RemoteKontrol」という3人組のダンスユニットの
メンバーの一人だということがわかりました。
名前は Marques "Nonstop" Scotte(マーキューズ ノンストップ
スコット)。
では次にRemoteKontrolの動画をどうぞ。
メンバーは
左から
marquese"nonstop"scott
中
bryan"chibi"gaynor
右
julius"iglide"chisolm
です。
この中で真ん中の、bryan"chibi"gaynor は極端に背が低いのが
わかります。
ちなみに名前の chibi(チビ) も日本のアニメからつけたそうです。
実は彼は先天性の脊柱側弯症でさらにKlippel-Feil症候群を併発しており
左腕は、肩の高さまでしか上げることができません。(映像を見て
いると、それが確認できます。)
Klippel-Feil症候群
Klippel-Feil症候群は、短頸、後頭部のHair lineの低下、頚部の
可動域制限を3徴とし、1912年にKlippelとFeilによって報告された
症候群である。
40000~42000人に1例で、若干女性に多い(65%)とされる。
骨格系の症候としては、側彎症が60~70%と高率に合併し、その他
Sprengel奇形(肩甲骨が高位に残留する)上肢の形成不全、顔面奇形、
肋骨の異常、頭蓋底陥入症、環椎頭蓋癒合症、歯状突起奇形などが
ある。
骨格系以外では腎臓奇形(30%)、心臓奇形(29%、心室中隔欠損など)
聴覚障害(30%)などがある。
現在行われている主な治療法は装具をつけて悪化を予防する治療法と
手術療法に大別される。
脊柱変形が進行すると、呼吸器合併症が生じるため、早期発見・早期治療
が必要とされる。
bryan"chibi"gaynorはこのような病気を抱えながら、常人にはとても
真似のできないような、すばらしいパフォーパンスを見せているのです。
いったい、どれほどの努力を積み重ねてきたのでしょう。
何事も「どうせ俺は・・・だから。」と諦めてしまうのは簡単ですが
彼を見ていると、諦めてしまう前に「本当に自分はできるだけのことを
やったのだろうか?」と自問してしまうのではないでしょうか。
それでは最後に、もうひとつ動画を紹介します。
最初の動画で流れていた曲が非常にかっこ良かったので、なんと
いう曲なのか調べてみました。
「Foster The People」というグループの「Pumped Up Kicks」という
曲でした。
それをButch Clancy(ブッチ・クランシー)がリミックスしています。
リミックスして失敗するケースもありますが、この曲に関しては
雰囲気はかなり変わってしまっていますが、リミックスしたものの
方が私は好きです。
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