ギリシャ正教の聖地であるアトスには、亡くなった修道士達の納骨堂が
あります。
アトスで修道士が亡くなった場合、いったん墓に埋葬され三年後に
掘り返されて、納骨堂に納められることになります。
納骨堂では、頭蓋骨はきちんと棚に並べられ、その他の骨は無造作に
積み上げられます。
ところで、その中に二つだけ金色に輝く頭蓋骨があるといいます。
死後、こうして頭蓋骨が金色になった修道士だけが後に聖人として
公認されるのだそうです。
では、なぜ頭蓋骨が金色になるのでしょう?
私の勝手な推測では、聖人と呼べるような心が備わってくると
肉体からも余計なものが無くなっていき、私のいつも言う不要な
沈着物が完全に消え失せてしまうのではないでしょうか。
そして純粋に骨質のみを残して亡くなった場合に、頭蓋骨の骨髄の
成分が表面に浸みだしてきて、金色に輝くのではないかと思って
います。
オステオパシーで肉体を整えていったら、私も金色の頭蓋骨を得る
ことが出来るのか?
肉体だけ整えても煩悩のかたまりでは、やはりダメか ・ ・ ・ ?
最後に、そこにある頭蓋骨の一つに記されていた言葉を書きます。
「 皆 我を見よ お前もいずれこうなる 」
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