「まったく、何やってたのよ!
帰ってきたと思ったらこんな傷だらけに!!」
リンの怒る声が響く。
「う・・・。」
小さいころからリンに怒鳴られると、
どうしても対抗できない。
『しっかし痛むなぁ。』
マルスは額のガーゼを押さえた。
夢中に戦っていたからか、
戦闘中はほとんど痛みを感じていなかった。
『それにしても・・・。』
「この青い髪の毛ど~しよう!」
叫ぶマルスを見て、
隣のベットで飽きれた顔をするレナ。
「そんなに困る事でもないけどな、
慣れちゃえばどうってことないよ。」
「慣れたくないよ!」
14歳の子供が赤や青の髪の毛に成るなど、
誰も想像しないだろう。
「もったいないなぁ。綺麗な茶髪だったのに・・・。
で、学校どうするの?」
「とりあえずレナちゃんみたいに髪染めてく・・・。」
=続く=