もう10年近く同じ美容室、そして同じスタイリストさんに髪を切ってもらっています。カット中はみんなも恐らくそうだと思いますが、「どっか美味しいところ、ないですか?」みたいな、他愛もない話をしていますが、担当のスタイリストさんはお店の代表(正確には代表に近い立場)ということもあって、お互いの会社(店)で行うイベントについても、よく話をします。
忘年会はいつですか?
とか
社員旅行は今年はどこに行くんですか?
とか
秋はどんなイベントをやるんですか?とか。
その美容院は全部で3店舗あって、不定期ではありますが運動会もやったことがあれば、いつぞやは水泳大会もやったことがあるそうです。
どうです?今度水泳大会?
もう言った瞬間、
絶対嫌や!
という声が聞こえてきましたわ(笑)。
ちなみに私はOKですよ。
水泳も好きだし、野球でもソフトボールでもテニスでもバスケでも、もちろんサッカーでも、やろうと言われたら何だって喜んでやりますよ。
スポーツ、大好きなので。
で、話を戻すとね、毎年、忘年会の話で盛りあがるんです、その方と。
1,000円程度のプレゼント交換をするんですよ、で、私何買ったと思います?エッチな○○ですよ、って言うと、
いいですねっ、それ。そんな乗り、滅茶苦茶好きですよ。僕も同じようなシチュエーションがあった時、ネットで△△買いましたもん。
そしてわたしが今度行ったとき、
あれ、滅茶苦茶引かれましたわ
とか、
僕のプレゼント、物々交換に回りましたわ
とか言って、一緒に笑うんです。
逆にその美容室はどんなことをしているのかというと、かつては一次会をどこかの居酒屋とか焼肉屋とか鍋料理とかでやって、それからカラオケに行って朝までみんなでどんちゃんやっていたそうです。
かつては、です。
でも、いつの頃からか、朝までやらなくなってしまったそうで、その一番の理由は、若い人間があんまりお酒を飲まなくなったこと。それから運転が厳しくなったことです。
後者は当たり前のこととしても、今、若い人はあんまりお酒を飲まないそうですね?あと、車に関心を持つ若者の割合も少ないそうで・・・時代とともに人の価値観って変わっていくんですね。もちろん、同じ世代、年代でも価値観は人それぞれです。私自身もそうです。私世代は車やゴルフに関心が高く、そんな友だちがほとんどですが、私はというと、そのいずれにも全く関心がありません。
ということは、人がいればいるだけ価値観も違うわけで、そんな中で一つのイベントを企画し、実施し、その上みんなに楽しんでもらうなんていうのはどれだけ難しいことか、想像に難くありません。企画する人は本当に気を遣うと思います。
私たち参加者は、そのことをまずは十分に理解してあげる必要があります。
これからも運動会をやりたいという人もいれば、やりたくないという人もいる
障害物リレーが楽しかった人もいれば、そうでなかった人もいる
バレーが手が痛くてもうやりたくない人もいれば、次回もやりたい人もいる
打ち上げがやりたい人もいれば、やりたくない人もいる
これが現実です。人それぞれなんです。アンケートを取って次回新種目をやったところで同じことです。喜ぶ人もいれば、そうでない人も必ず出てきます。
私は、この運動会を未来永劫続けて行って欲しいと切に願うひとりですが、そのためには、全員に
どんな企画(種目)であっても受け入れる、
「はいっ、喜んで」
の精神が必要なのだと思います。というか、そもそも「はいっ、喜んで」は、運動会に限らず仕事で常に必要な精神なので、逆に、日頃それができているか、それとも我儘な人間の集まりかは、運動会のようなイベントを企画実施した時に分かるというものです。
従来の4チーム対抗戦を2チーム対抗にしたらどうだとか、今年のレクレーション係はどうしたらみんなが楽しい運動会になるかを色々と真剣に考えてくれているので、私は本当に頭が下がります。
だからこそ、私はその労を労いたい、報いたい、そう思って今回の記事を書きました。
彼らは今年で任期満了、来年の運動会の企画は来年度のレク係に一任されますが、どうか今回のアンケート結果に惑わされることなく、やりたいことをやっていって欲しいと思います。それが企画する人間の醍醐味なのですから。
私は、今回一番嬉しかったのは、参加者の一人から、
「今回凄く楽しかったです、来年もぜひやってください」とサンキューレターを頂いたこと。これが何よりも嬉しかった。
逆に寂しかったのは、今回のアンケート結果をレク係さんが読んで、飛んで喜ぶようなことを書いている人は一人もいなかったこと(強いて言えば私です)。
それがとても寂しかったです。